【マイクラ】天空トラップタワーの作り方と活用方法について解説!

マインクラフトをプレイしている時に、モンスターのドロップアイテムや経験値を簡単に入手したいと思ったときはないでしょうか。

この記事では、モンスターを意図的にスポーンさせ、経験値やアイテムを半放置状態で大量に入手できる「天空トラップタワー」について解説します。

天空トラップタワーの作り方はもちろん、モンスターが出現しない、もしくは出現数が少なくなってしまう原因と対策法も紹介していきます。

目次

天空トラップタワーとは?

その名の通り、天空に建設したトラップタワーのことです。

通常のトラップタワーは地上に建設してもアイテムを入手できますが、周囲にモンスターがスポーンしてしまうと効率が低下し、やがてモンスターのスポーン上限に達してしまいます。

その場合、周囲のモンスターを倒すまでトラップタワーが機能しなくなってしまいます。

この問題を解決するため、周囲にブロックがない高所に設置することで、スポーン範囲を制限し効率よくモンスターを一か所に集められるようにしたものが「天空トラップタワー」です。

天空トラップタワーで得られるアイテム

天空トラップタワーで得られるアイテムと、アイテムをドロップするモンスターの一覧表です。

アイテム ドロップするモンスター
クモ
クモの目 クモ/ウィッチ
腐った肉 ゾンビ
ニンジン ゾンビ
ジャガイモ ゾンビ
鉄インゴット ゾンビ
各種武器・防具 ゾンビ
スケルトン
弓/矢 スケルトン
火薬 クリーパー/ウィッチ
ガラス瓶 ウィッチ
ウィッチ
レッドストーン ウィッチ
グロウストーンダスト ウィッチ
砂糖 ウィッチ

敵モンスターが出現する条件

  • ブロックの明るさが7以下
  • 地面が不透過ブロック
  • モンスターがスポーンできるだけの高さやスペースがある
  • プレイヤーから25ブロック以上離れていて、さらに一定距離以内
    Java版は128ブロック以内で、統合版ではシミュレーション距離にされる

上記の条件を全て満たしていると、敵モンスターが出現します。

天空トラップタワーの作り方

ここからは天空トラップタワーの作り方について解説していきます。

下記の解説画像の一部では視覚的に分かりやすくするために羊毛など目立つブロックを使用していますが、非透過ブロックであれば何を使っても問題ありませんので、お好きなブロックをお使いください。

トラップタワー作りに必要なアイテム

トラップタワー作りには以下のアイテムが必要になります。

  • 建材ブロック
  • 建材ハーフブロック
  • チェスト
  • ホッパー
  • ガラスブロック
  • トラップドア
  • 足場ブロック/はしご
  • 水入りバケツ
    (2つあると無限水源ができる)
  • 松明などの光源
  • 待機所に設置したい設備(エンチャント台など)

特に建築に使用するブロックやハーフブロックは大量に必要です。土ブロックや丸石など入手が簡単なものでも問題なく動作するので、余っている資材を使いましょう。

①天空トラップタワーを作る場所を決める

まずは天空トラップタワーを建設する場所を決めましょう。

なるべく勾配がなく広いエリアを選ぶことをおすすめします。

景観が気にならなければ拠点周りでも建設可能

トラップタワーは、拠点の近くや真上にも建設できます。

ただし、トラップタワーの真下の地面が暗くなると、モンスターが出現しやすくなるので、松明などで沸きつぶしをしておくようにしましょう。

一部のバイオームでは機能しないので注意

次の7種類のバイオームに天空トラップタワーを建設してしまうと、モンスターがうまく出現しません。

バイオーム名 理由
キノコバイオーム
(Mushroom Fields)
モンスターが出現しない
河川バイオーム
(River)
モンスターが出現しない
氷雪系バイオーム5種
(Snowy Plains / Ice Spikes / Snowy Taiga / Frozen River / Snowy Beach)
出現モンスターの割合がストレイ多めに偏るか、ストレイのみ出現する

氷雪バイオームでのみ入手できる経験値や一部モンスターのドロップアイテムもありますが、まんべんなくアイテムを入手したい場合は、これらのバイオームに建設することは避けてください。

②建設地点から+128マスの高さに待機所を作る

建設予定地の地表から上に128マスブロックを積み上げ、その上に待機するエリアを作ります。

上の画像の場合はY座標が72なので、72+128でY座標が200の地点までブロックを積み上げています。

足場ブロックで昇降を楽に

ジャングルバイオームで入手できる竹で作成できる「足場ブロック」を仮の足場として使うことで、天空トラップタワーへの昇降が簡単になります。

一番下の足場ブロックを壊すだけで簡単に撤去でき、はしごのように撤去する際に手間取ることがありません。

待機所の真下に水を張っておくと事故防止になる

待機所や処理層の建築中、落下事故が起きてしまうことがあります。

その対策として、待機所の真下を1ブロック分掘って水を設置しておきましょう。

万が一落下してしまった場合でも、ここに飛び込むことでダメージを受けずに安全に復帰できます。

水流エレベーターを作ろう

水流エレベーターを設置すると、トラップタワーと地上の間を素早く移動できるようになります。ネザーに行けるようになったらソウルサンドを入手し、水流エレベーターを作成しましょう。

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③待機所に処理層を作る

作成した待機所の床を設備に応じて拡張し、処理層を作ります。

チェストを置いて、そこに繋がる形でモンスターの落下地点にホッパーを配置してください。

様々な設備を作る(任意)

待機所に処理層を作ったあと、下記の設備の中で必要なものがあれば設置しましょう。

これら以外にも必要なものがあれば好きなものを置いてください。

ベッド

トラップタワーに長期滞在して経験値やアイテムを稼ぐ場合、ベッドで寝ないとファントムが出現してしまうので、ファントム対策として設置します。

チェスト

トラップタワー内でアイテムを管理したい場合はチェストを置いてください。

自動仕分け機を作り、処理層のチェストとつなげるとさらに便利になります。

エンチャントテーブル

トラップタワーで経験値を稼ぎ、その場で武器や防具にエンチャントをすることができます。

溶鉱炉・かまど

ゾンビがドロップする鉄/チェーン防具や武器などを、溶鉱炉やかまどで精錬して鉄塊などに変えることができます。

ごみ箱

革装備など不要なアイテムを処理できるようになります。

回路を使った溶岩式のものでも、簡単なサボテン式のものでも構いません。

④モンスターが落下する通路を作る

次に、モンスターを落下させる通路を作成します。

ホッパーの位置を基準に、縦方向に22マス分ブロックを積み上げてください。 この高さにすることでモンスターが落下した際にぎりぎり耐えるようになり、プレイヤーが最後の一撃を与えることで経験値を入手できます。

ホッパーの周囲をブロックで囲み、高さ22マス分まで積み上げたら、一番下のブロックの一部を破壊しトラップドアに変えておきましょう。

⑤モンスターを流す水路を作る

次はモンスターを処理層に落とすための水路を作ります。

先ほど作成した落下通路の上に水路を作っていきます。

水路の床を作る

まずは横に8マス分伸ばし、モンスターを流して下に落とす水路を作ります。

水色の羊毛が水を設置する場所になります。

水路の壁を作る

モンスターが逃げ出さないよう、水路の周りを高さ3マス分の壁で囲みます。

壁ができたら水色の羊毛の上に水を流してください。

⑥モンスターの沸き層を作る

最後はモンスターを出現させる沸き層を作ります。

適宜たいまつなどでモンスターの出現を抑える

作業中にモンスターが沸いてしまうと危険なので、たいまつなどの光源を設置してモンスターが沸かないようにしておきます。

トラップタワーが完成したら光源を撤去してください。

1層目

1層目は、先ほどの水路の壁面から床を伸ばして21×21の広さになるように建設します。

中央の水路部分は埋め立てず、開けたままにしておいてください。

最初に手順④で作った水路の壁から縦方向に8ブロックずつ伸ばしていく形で作ると失敗しづらいです。

床を作ったら、上記画像のとおりに水路の上にトラップドアを置き、トラップドアを閉じてください。

外壁部分を高さ3マス分のブロックで囲んでください。

水源から6ブロック内側の壁にトラップドアを設置して1層目は完成です。

2層目

2層目の床は、ハーフブロックを使って建設します。

1層目の高さ3の壁面に上付きのハーフブロックを設置し、ここを2層目の床にします。

下付きハーフブロックにしてしまうとこの層にモンスターが沸かなくなるので、必ず間違えないようにしてください。

1層目と同様、床ができたら周囲を高さ3ブロックの壁で囲みます。

3層目

ハーフブロックを使って3層目の床を建設します。

3層目は2層目と異なり、水流側の床を1ブロック(合計5ブロック)開けておく必要があります。

外壁は今まで通り3ブロックで作成してください。

ただし、3層目の天井は通常のブロックを設置し、高さは2ブロックとなるようにしてください。

3層目が完成したら、2層目と3層目の水路側にトラップドアを設置します。

1層目に設置したトラップドアを基準に、それぞれ1つずつ外側にずらす形で設置してトラップドアを閉じてください。

天井部分

3層目の上へと移動し、天井部分に沸きつぶし用のハーフブロックを設置します。

天井全てをハーフブロックで埋めればトラップタワーの完成です。

遮光ガラスで中の様子を確認できる

壁面を遮光ガラスで作ることで、天空トラップタワー内部の様子を確認できます。

通常のガラスは光が入り、モンスターの沸き効率が低下するので使わないようにしてください。

モンスターが出現しないときの対処法

天空トラップタワー内にモンスターが出現しない場合の対処法を紹介しています。

距離が遠すぎるとモンスターが出現しない

処理層からの高さ25ブロック以上離れた位置に湧き層が収まっていないと、沸き層にモンスターが出現しません。待機所と湧き層の距離に問題がないかを確認してください。

また、Java版・統合版でモンスターの出現可能距離が異なります。具体的には、Java版では128ブロック以内ではモンスターがスポーンしますが、統合版では『シミュレーション距離」を4にしていると44マス以内にしかモンスターがスポーンしません。

沸き層の明るさを7以下にできていない

光源が沸き層内に設置されていたり、壁に穴が開いていたりすると沸き層の明るさが7以上となり、モンスターが出現しなくなります。

一度トラップタワーを確認し、内部にある光源を壊し、穴が空いている箇所があれば光が入らない形にしてください。

難易度がピースフルになっている

難易度がピースフルになっていると、ゾンビなどの敵対モンスターが出現しません。

設定を確認し、イージー以上になっていることを確認してください。

沸き上限に引っ掛かっている

すぐ近くに別のトラップタワーなどのモンスターが出現する設備があると、Mobの沸き上限に引っ掛かってしまいます。

2つ目のトラップタワーなどを作る際は離れた地点に作成してください。

まとめ

ここまで、天空トラップタワーの建設方法について解説しました。このトラップタワーを作成することで、モンスターのドロップアイテムと経験値を効率的に入手できるようになります。

マルチプレイでは、複数人で協力して建材を集められる利点があります。また、プレイヤーが待機所にいる限りトラップタワーが継続的に稼働するため、サーバー全体で効率的に資源を共有することができます。早い段階でトラップタワーを建設しておくことをおすすめします。

マルチプレイを楽しむ際は、「マイクラサーバー立て方」の記事も参考にしてみてください。

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執筆:攻略大百科