アフィリエイトは、主にブログやWebサイトなどのメディアに広告を掲載して、広告収入を得るビジネスのこと。
アフィリエイト広告は主に、成果報酬型・クリック報酬型・インプレッション型の3種類があります。
このうち、もっとも報酬単価が高く大きく稼げる可能性のあるアフィリエイト広告が、成果報酬型のASPアフィリエイトです。
本記事では、アフィリエイト広告の基礎知識(仕組み・メリットとデメリット・収入の目安)と、アフィリエイト広告の始め方を解説します。
また、おすすめのASPも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
- ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。
目次
アフィリエイト広告とは
アフィリエイト広告とは、広告主(企業)と提携して、広告収益を得るインターネット広告の一つです。※Affiliate(アフィリエイト):日本語で「提携する」という意味
自分のメディア(ブログ・Webサイト・SNSなど)に広告を掲載し、
その広告から一定の成果(商品購入・サービス申し込み・会員登録・資料請求など)が発生すると、報酬が支払われます。
アフィリエイト広告は大きく分けると3種類(成果報酬型・クリック報酬型・インプレッション型)があり、
成果報酬型はさらに、ASPアフィリエイト・物販アフィリエイトの2つに分かれます。
アフィリエイト広告の種類と特徴
アフィリエイト広告の種類 | 特徴 | 難易度/報酬 | |
---|---|---|---|
成果報酬型広告 | ASP アフィリエイト |
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)と呼ばれる広告仲介業者が提供するアフィリエイトサービス。 | 高/高 |
|
大手ショッピングサイト(楽天市場、Amazonなど)が運営するアフィリエイトサービス。 | 中/中 | |
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広告がクリックされただけで報酬が発生する広告配信サービス(Googleアドセンスが有名)。 | 中/中 | |
インプレッション型広告 | 表示されただけで報酬が発生する広告。クリック課金型の広告配信サービスで併用されるケースが多い。 | 低/低 |
上記のうち、本記事で解説するアフィリエイト広告とは、成果報酬型広告のASPアフィリエイトのことです。
収益化の難易度は高くなりますが、報酬単価が高いため、上手くいけば大きく稼げるアフィリエイト広告と言えるでしょう。
また、リスクが少なく、好きな場所・好きな時間に作業ができるので、アフィリエイトは副業としても注目されています。
本格的に取り組めばまとまった収入を得ることができ、やり方しだいで独立して本業としても成り立ちます。
アフィリエイト広告の仕組み
アフィリエイト広告は、アフィリエイター・ASP・企業(広告主)・ユーザー(読者)の四者で成り立つビジネスモデルです。
下記の図中①~⑤の流れで、アフィリエイターに報酬が支払われます。
アフィリエイト広告の仕組み
担当 | 説明 |
---|---|
①②アフィリエイター | ASPに登録して、アフィリエイト広告を選ぶ 自分のメディアに広告を掲載し、商品・サービスを紹介する |
③ユーザー(読者) | アフィリエイト広告をクリックし、商品・サービスを購入する |
④企業(広告主) | アフィリエイト広告から成果が発生すると、ASPに広告費を支払う |
⑤ASP | 企業から広告費が支払われると、アフィリエイターに報酬を支払う(ASPには仲介料が入る) |
以下に、4者の役割についてくわしく説明します。
アフィリエイトの仕組みに関しては、下記の記事でもくわしく解説しています。
【アフィリエイトの仕組み】報酬発生の流れや始め方を優しく解説
- WordPress運営のコツ
アフィリエイターとは
アフィリエイターとは、自分のメディア(ブログ、Webサイト、SNS)を運営し、アフィリエイト広告を掲載して収益を得る人のことです。
自分のメディアに広告を掲載するには、次に説明するASPと呼ばれる広告仲介サービスに登録する必要があります。
なお、アフィリエイターとブロガーの違いは以下のとおりです。
アフィリエイターとブロガーの違い
アフィリエイター |
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---|---|
ブロガー |
|
ただし、ブロガーの中にはアフィリエイト広告で収益を得ている人も多く、両者の違いが明確に分かれているわけではありません。
ASPとは
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)は、アフィリエイト広告サービスを提供する広告仲介事業者です。
さまざまなメディアに広告を掲載して欲しい広告主(企業)と、広告を掲載して収益を得たいメディア運営者(アフィリエイター)をつなぐ役割を果たしています。
アフィリエイターや企業がASPを利用するメリットは以下のとおりです。
ASPを利用するメリット
アフィリエイター | 自分のメディアに合った広告を選択・掲載できる |
---|---|
広告主 | さまざまなメディアに広告を掲載できる機会が広がる |
おすすめのアフィリエイトASPについては、下記の記事にくわしく解説しています。
登録必須!稼げる「アフィリエイトASP」のおすすめと選び方
- WordPress運営のコツ
広告主とは
広告主とは、自社の商品やサービスの広告を掲載して欲しい企業のことです。
インターネットとスマホの普及とともに、個人のメディア(ブログ・Webサイト・SNS)も広告媒体としての価値が高まってきました。
広告主(企業)がたくさんの個人メディアとそれぞれ提携するには手間や時間がかかるため、前述したASPを利用する場合がほとんどです。
ただし、影響力の大きい有名ブログや検索上位に掲載されているWebサイトなら、広告主から直接オファーされるケースもあります。
ユーザー(読者)とは
ユーザーとは、アフィリエイターが運営するメディアに訪れた利用者(読者)のことです。
メディアに掲載された広告を介して、商品やサービスを購入する消費者になります。
つまり、アフィリエイト広告とは、アフィリエイター・ASP・広告主が協力して、ユーザー(読者)の消費を促すビジネスと言っても良いでしょう。
ユーザー(読者)のメリット |
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アフィリエイト広告で得られる収入の目安
ここまではアフィリエイト広告の基礎知識や仕組みを説明してきましが、気になるのは「どれくらい収入が得られるのか?」という点でしょう。
アフィリエイト広告で得られる収入は個人差が大きく、取り組み方によって大きく変動します。
そのため、収入の目安を提示するのは難しいのですが、参考になるデータを紹介しておきましょう。
下記は、アフィリエイトマーケティング協会がおこなっているアンケート調査の結果です。
参考:アフィリエイトマーケティング協会の調査結果(2022年7月発表)
※上記表は参考元のデータより筆者が作成
この調査によると、アフィリエイターの約65%が月1万円未満という厳しい結果になっています。
しかし、月収1万~10万円が16.7%、月収10万円以上が18.7%と、合計約35%のアフィリエイターがある程度の収入を得ていることがわかります。
そのうち、月収50万円以上の人も10%近く存在しているのです。
この結果から、もちろん誰でも簡単に稼げる訳ではないものの、
やり方次第では大きく稼げるチャンスのある、夢のあるビジネスだと言えるでしょう。
なお、アフィリエイト収入については、下記の記事でくわしく解説しています。
アフィリエイトの収入はどれくらい? 確定申告の必要はある?
- WordPressの始め方
アフィリエイト広告のメリット
ここからは、アフィリエイターと広告主(企業)、それぞれのメリット(利点・長所)を紹介します。
アフィリエイターのメリット
アフィリエイターのメリットは、以下の3つです。
時間や場所に縛られない
アフィリエイター側のメリットの1つ目は「時間や場所に縛られない」こと。
パソコンとインターネット環境があれば、自宅でも外出先でも、24時間いつでも好きな時間に作業が可能です。
ポイント |
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初期費用が少ない
アフィリエイターのメリットの2つ目は「初期費用が少ない」こと。
アフィリエイトを始めるためには、自分のメディアを作成・運用する必要がありますが、WordPressを利用する場合、下記の費用が必要です。
WordPress本体は無料でダウンロードできますし、独自ドメインはレンタルサーバーから無料でもらえる場合が多いため、最低限必要な費用はレンタルサーバー代のみです。
ブログなどの個人メディアであれば年間1万円くらいにおさまります。
また、せどりなどの物販ビジネスと違い、商品を仕入れる必要はないので、在庫を抱えるリスクもありません。
株式投資や不動産投資のような大きな初期費用も不要です。
そのため、初心者でも安心してアフィリエイト広告を始められるでしょう。
利益率が高い
アフィリエイターのメリットの3つ目は「利益率が高い」こと。
利益率とは売上に対する利益の割合です。
利益は「売上− 経費(仕入れコストなど)」で計算できますが、アフィリエイトは経費がほとんどかからないので、利益率が高いのが特徴です。
アフィリエイトの利益率が高い理由 |
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アフィリエイトは他のビジネスにくらべて圧倒的に経費がかからないので、レンタルサーバー代などの運営費以外はすべて利益になります。
広告主(企業)のメリット
広告主(企業)のメリットは、以下の2つです。
費用対効果が高い
広告主側の第1のメリットは「費用対効果が高い」こと。
テレビや雑誌などの広告は、成果が得られなくても(商品・サービスが売れなくても)多額の広告費がかかります。
また、リスティング広告のような一般的なWeb広告も、クリックや露出に対して課金されるため、成果が発生せずともコストがかかってしまうでしょう。
その点、アフィリエイト広告は成果報酬型のため、成果があった分だけ広告費を支払えばいいのです。
つまり、広告主にとっては無駄な広告費が発生しない点が一番のメリットなのですね。
費用対効果が高い理由 |
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アフィリエイト広告は成果報酬型広告のため、広告費を節約できる。 |
質の良い集客ができる
広告主の第2のメリットは「質の良い集客ができる」こと。
アフィリエイト広告を掲載するWebメディア(ブログやアフィリエイトサイト)は検索によって集客するメディアです。
ほとんどの広告はプッシュ型広告といって、ユーザーの意思に関係なく(受動的に)広告が表示されますが、
検索はユーザー自らが検索する能動的な広告(プル型広告)なので、興味や関心が高いユーザー(ニーズが顕在化している質の良いお客様)が集まる広告手法と言えます。
質の良い集客ができる理由 |
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アフィリエイト広告のデメリット
次にアフィリエイト広告のデメリットを、アフィリエイターと広告主(企業)、それぞれの視点で解説します。
アフィリエイターのデメリット
アフィリエイターのデメリットは以下3つです。
成果が出るまでに時間がかかる
アフィリエイターのデメリット1つ目は「成果が出るまでに時間がかかる」ことです。
アフィリエイト広告で稼ぐためには、ユーザーに役立つ記事をたくさん作成し、さらにGoogleなどの検索結果で上位表示しなければなりません。
そのためには扱うジャンルに関する深い知識や経験はもちろん、
SEO(検索エンジン最適化)対策の知識や、Webライティング・セールスライティングなどのライティングスキルを習得する必要があります。
アフィリエイト広告で稼げる条件 | ユーザーに役立つ記事を作成して、検索結果で上位表示すること。(アクセス数が多いほど、広告収入が発生しやすい) |
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必要な知識・スキル |
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一般的に、初心者が稼げるようになるまでには半年~1年以上かかると言われています。
1年後に絶対に稼げるという保証もありません。
短期間では稼ぐことができないので、モチベーションが維持できずに挫折してしまう人が多いのが実情です。
収入が安定しない
アフィリエイターのデメリット2つ目は「収入が安定しない」ことです。
一般的な労働(時給制や月給制の仕事)であれば、働いた分だけ確実に収入につながります。
しかしアフィリエイト広告の場合は、どんなに働いても(作業時間をかけても)、成果が発生しなければ一切収入にはなりません。
また、検索結果で上位表示を獲得し稼げるようになったとしても、次のような理由である日突然収入を失ってしまうこともあります。
- 広告主の都合で、広告案件が急に終了
- 検索エンジンのアルゴリズム変動により検索順位が急落
アフィリエイト広告で安定した収益を得るには、ジャンルが異なる複数のメディアを運営するなど、リスク分散をはかる工夫が必要です。
確定申告が必要
アフィリエイター側のデメリット3つ目は「確定申告が必要」なことです。
アフィリエイトで得た収入は、事業所得または雑所得に区分され、以下に当てはまるケースで確定申告が必要になります。
アフィリエイトなどの副業所得が年間20万円を超える会社員
たとえば会社員の場合、給料から所得税が差し引かれているので(源泉徴収&年末調整)、アフィリエイトを含めた副業所得が年間20万円を超えた場合に確定申告が必要です。
アフィリエイトなどの年間所得が48万円を超える方(専業主婦や学生を含む)
会社員以外の場合は、年間の合計所得が基礎控除額(48万円)を超えた場合に、確定申告が必要になります。
基礎控除とは |
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上記は執筆時点のものですが、確定申告の最新情報については国税庁のホームページでご確認ください。
広告主のデメリット
広告主(企業)のデメリットは以下3つです。
必ず広告が掲載されるとは限らない
広告主の第1のデメリットは「必ず広告が掲載されるとは限らない」ことです。
広告主がWebメディアに広告を掲載して欲しくても、アフィリエイターに取り組んでもらわなければ広告は掲載されません。
つまり、広告が掲載されるか否かは、アフィリエイター次第ということです。
広告が掲載される条件/掲載率を上げる方法
広告が掲載される条件 | アフィリエイターに自社の広告を選んでもらう |
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広告の掲載率を上げる方法 | テキ報酬単価や承認率を高くするなど、稼ぎやすい条件を設定する。商品・サービス自体の知名度を上げるスト |
アフィリエイターは、自分のメディアで扱うテーマとの関連性が高い広告や、稼ぎやすい広告を選びます。
アフィリエイターに広告を選んでもらうには、報酬単価や承認率を高く設定したり、商品・サービス自体の知名度を上げるなどの企業努力が必要です。
望まない形で紹介される可能性もある
広告主側の第2のデメリットは「望まない形で紹介される可能性もある」ことです。
たとえば、以下のようなメディアに自社広告が掲載される場合があります。
- 自社ブランドとイメージが合わない
- 過激な表現や虚偽の情報を記載される
- 法律違反があったり、公序良俗に反している
- 情報が更新されない(古い情報が掲載されたまま)
このようなメディアに広告が掲載されると、ブランドのイメージを損なう可能性があり、逆効果になってしまいます。
しかし、自社広告を掲載するメディアは事前に審査が可能です。
承認審査をしっかりとおこなうことで、ブランドイメージを損なうリスクを避けることができます。
成果が無くても支払いが発生する場合も
広告主の第3のデメリットは「成果が無くてもASPへの費用が発生する」場合がある点です。
アフィリエイト広告は成果報酬型の広告ですが、広告主がASPを利用するには初期費用や月額費用がかかることもあります。
広告主がASPを利用する際にかかる費用
利用料金 |
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成果発生時の費用 |
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※初期費用、月額料金が無料のASPもあります。
一定の成果を上げることができれば無駄な出費になりませんが、成果が1件も発生しなくても固定費が発生するリスクがあります。
なお、ASPごとに利用料金は異なるため、広告主側にとってもASP選びは重要です。
アフィリエイト広告の始め方
アフィリエイト広告の始め方を解説します。
ブログを開設する
アフィリエイト広告を始めるには、広告を掲載するメディアが必要です。
メディアにはブログなどのWebサイト・SNS・YouTubeなどの動画がありますが、ここではブログを開設する方法について紹介します。
ブログを開設する方法は大きく分けて2種類ありますが、収益化に有利なWordPress(ワードプレス)がおすすめです。
ブログを開設する方法 |
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WordPressを始める方法は、下記の記事でくわしく開設しています。
【WordPressの始め方】初心者でも最短10分でできる!簡単で失敗しない開設方法
- WordPressの始め方
記事を作成する
ブログを開設したら、取り組むジャンルを決めて記事を作成していきます。
その際に重要なのは「ユーザー(読者)に役立つ情報を発信」すること。
好き勝手に書いた日記のような記事では、広告メディアとしての価値はありません。
ユーザーに役立つ情報を盛り込むことで、広告メディアとしての価値が高まります。
記事作成の重要ポイント |
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良質な記事を作成するには、ユーザーの検索意図を満たすことも重要です。
ユーザーは何かしらの疑問・悩み・問題を解決するために検索するため、これらのニーズをしっかりと把握し、問題を解決できる記事を作成しましょう。
検索意図とは |
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ユーザーが検索した目的のこと。検索キーワードから推測される表面的な目的だけでなく、その奥に潜む真の目的も含む。 |
なお、検索意図については下記の記事でもくわしく解説しています。
検索意図はSEOにおいて重要度No.1! その理由や調査方法も紹介
- WordPress運営のコツ
アフィリエイトASPに登録する
ブログを開設し、記事を数本(5~10記事程度)作成したら、ASPに登録しましょう。
ASPによって得意なジャンル(広告案件数が多い)、不得意なジャンル(広告案件数が少ない)があるので、自分のメディアに合ったASPを選ぶことが重要です。
また、ASPは1つだけでなく複数のASPに登録しておきましょう。
複数のASPを利用することで、選べる広告案件数が増えるため、収益を上げるチャンスが広がります。
また、ASPによって報酬単価が変わることがあるので、複数のASPで比較することもできます。
ASP登録時のポイント |
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アフィリエイト広告を設置する
ASPに登録したら、自分のメディアに合った広告を選び、提携申請をおこないましょう。
稼ぎやすい広告選びのポイントは次の3つです。
広告選びのポイント |
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また、すべてのASPで公開されているわけではありませんが、承認率やEPCの高さも広告選びの基準になります。
承認率とEPC
承認率 (確定率) |
成果が承認される確率(成果が発生しても、広告主が承認しなければ報酬は得られない)。理想は80%以上 |
---|---|
EPC (Earn Per Click) |
1クリックあたりの報酬額。EPCが高いほど稼ぎやすい広告と言える |
提携申請が承認されたら、アフィリエイト広告を自分のメディアに掲載しましょう。
なお、アフィリエイトで稼ぐコツについては、下記の記事でくわしく解説しています。
アフィリエイトのコツ!ゼロから月5万円以上の収入を稼ぐための鉄板ノウハウ集
- WordPress運営のコツ
成果が発生したら報酬が振り込まれる
アフィリエイト広告から成果が発生すると、下記の流れで報酬が確定し、指定口座に振り込まれます。
-
- STEP1:成果発生
- 成果発生の内容はASP管理画面で確認できる
- ASPによっては、メールで成果発生通知を受け取れる
-
- STEP2:成果承認(報酬確定)
- 広告主が発生した成果を承認すると報酬が確定する(非承認のケースもある)
-
- STEP3:報酬支払
- 報酬額が最低振込額以上になった場合に、報酬が指定口座に振り込まれる
ここで注意したいのは、成果が発生しても広告主が承認しなければ、報酬が確定しないということ。
非承認になるのは以下のようなケースです。
非承認になるケース |
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|
なお、成果発生から成果承認までの期間は1~2カ月程度、実際に報酬が振り込まれるのは、報酬が確定してから2カ月ほどかかるのが一般的です(合計2~3カ月)。
ASPによって支払条件(最低振込額・振込手数料・支払日など)が異なるため、登録する際にしっかりと確認しておきましょう。
おすすめのアフィリエイトASP一覧
おすすめのアフィリエイトASPを紹介します。
アフィリエイトASP | 特徴 | 最低 振込額 |
振込 |
報酬 支払日 |
---|---|---|---|---|
A8.net | 広告主数・登録メディア数ともに国内最大級のASP | 1,000円 | 66~660円 | 報酬確定月の 翌々月15日 |
もしもアフィリエイト | W報酬制度で稼ぎやすいASP | 1,000円 | なし | 報酬確定月の 翌々月末 |
afb | スピード支払いが魅力のASP | 777円 | なし | 報酬確定月の 翌月末 |
バリューコマース | 国内初の老舗ASP | 1,000円 | なし | 報酬確定月の 翌々月15日 |
アクセストレード | 20年以上の実績を持つASP | 1,000円 | なし | 報酬確定月の 翌々月15日 |
リンクシェア | 楽天グループのASP(楽天アフィリエイトとは別運営) | 1円 | なし | 報酬確定月の 翌々月20日頃 |
Zucks Affiliate | アフィリエイター全員に担当者が付くASP | 1,000円 | なし | 報酬確定月の 翌月末 |
なお、おすすめのASPや選び方については、下記記事で詳しく紹介しています。合わせてご覧ください。
登録必須!稼げる「アフィリエイトASP」のおすすめと選び方
- WordPress運営のコツ
A8.net
A8.netは株式会社ファンコミュニケーションズが運営する、広告主数・登録メディア数ともに国内最大級のASPです。
会員登録すると、A8.netが運営する無料ブログ「ファンブログ」を利用できるので、自分のメディアを持っていなくても登録が可能。
すぐにでもアフィリエイトを始められます。
A8.netの基本情報
サービス開始 | 2000年 |
---|---|
最低振込額 | 1,000円以上 (1000円以上/5000円以上/キャリー・オーバー方式を選択可) |
振込手数料 | 66~660円(振込先銀行と金額により変動) |
報酬支払日 | 報酬確定月の翌々月15日 |
参考:成果報酬の支払方法:メディア会員サポート-A8.net
また、アフィリエイターに役立つ学習コンテンツが充実しているので、初心者が取り組みやすいASPの一つです。
もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトは、株式会社もしもが運営するW報酬制度が特徴のASPです。
W報酬とは、広告主から支払われる「通常報酬」にプラスして、もしもアフィリエイトからも「ボーナス報酬=12%」がもらえる制度です。
もしもアフィリエイトの基本情報
サービス開始 | 2010年 |
---|---|
最低振込額 | 1,000円以上 |
振込手数料 | なし |
報酬支払日 | 報酬確定月の翌々月末 |
また、「かんたんリンク」や、「楽天モーションウィジェット」といった、初心者でも稼ぎやすいしくみが利用できます。
- 簡単リンク(楽天市場やAmazonの商品リンクが簡単に作れる機能)
- 楽天モーションウィジェット(記事内容に関連性の高い広告が自動的に配信される機能)
afb
afb(アフィビー)は、株式会社フォーイットが運営する、スピード支払いが魅力のASPです。
afbの成果報酬は「報酬確定月の翌月末」に支払われます。
他のASPが「報酬確定月の翌々月払い」が多い中、afbでは1カ月も早く収益を現金化できるのです。
これは、初心者だけでなく、すべてのアフィリエイターにとっても嬉しいサービスですね。
afbの基本情報
サービス開始 | 2006年(旧名:アフィリエイトB) |
---|---|
最低振込額 | 1,777円以上 |
振込手数料 | なし |
報酬支払日 | 報酬確定月の翌月末(一般的なASPより1カ月早い) |
また、以下のような初心者をサポートするコンテンツも充実しています。
- まーくんのアフィリエイト学校
- 法令ポータルサイト
- afbひろば
バリューコマース
バリューコマースは、バリューコマース株式会社が運営する国内初の老舗ASPです。
大手ショッピングサイトや、有名ブランドのネットショップなど、バリューコマースでしか取り扱っていない大手企業の有名な広告主が多いのが特徴です。
バリューコマースの基本情報
サービス開始 | 1999年 |
---|---|
最低振込額 | 1,000円以上 |
振込手数料 | なし |
報酬支払日 | 報酬確定月の翌々月15日 |
また、一般的には公開されていない広告の「平均承認率」をすべての会員に開示している点も、アフィリエイターから好評を得ています。
アクセストレード
アクセストレードは、株式会社インタースペースが運営する20年以上の実績を持つASPです。
扱う広告のジャンルは幅広く、有名な商品・サービスから、今テレビやSNSで注目されているモノまで、多種多様な広告が揃っています。
初心者用のコンテンツとしては「アフィリエイト大学」、わからないことは「AIチャットボットのなっちゃん」を活用したサポートコンテンツを利用できます。
アクセストレードの基本情報
サービス開始 | 2001年 |
---|---|
最低振込額 | 1,000円以上 |
振込手数料 | なし |
報酬支払日 | 報酬確定月の翌々月15日 |
リンクシェア
リンクシェアは楽天グループのリンクシェア・ジャパン株式会社が運営するASPです。
同じく楽天グループが運営する「楽天アフィリエイト」とは、別運営のため報酬体系が異なります。
扱う広告は楽天市場、楽天トラベルなどの他に、有名企業の広告案件を幅広く取り扱っています。
リンクシェアの基本情報
サービス開始 | 2005年 |
---|---|
最低振込額 | 1円以上(業界最低ライン) |
振込手数料 | なし |
報酬支払日 | 報酬確定月の翌々月20日頃 |
リンクシェアの最大のメリットは、最低振込額が1円以上に設定されていること。
報酬が確定すれば、翌月に繰り越すことなく報酬が支払われるので、初心者にはとくに嬉しいポイントです。
Zucks Affiliate
Zucks Affiliate(ザックスアフィリエイト)は、2011年に設立された株式会社Zucksが運営するASPです。
Zucks Affiliateの最大の特徴は、登録したアフィリエイター全員に担当者がつくこと。
広告掲載メディアの流入経路を分析し、親和性の高い広告案件を担当者から提案してもらえます。
また、担当者にメールやチャットで気軽に質問したり、相談したりすることもできます。
Zucks Affiliateの基本情報
サービス開始 | 2011年 |
---|---|
最低振込額 | 1,000円以上 |
振込手数料 | なし |
報酬支払日 | 報酬確定月の翌月末 |
アフィリエイト広告を始めよう
アフィリエイト広告は、個人でも大きく稼げるチャンスがあるインターネットビジネスです。
誰でも簡単に稼げるわけではありませんが、アフィリエイターの約10%近くが、月収50万円以上稼いでいるというデータもあります。
副業などで収入を増やしたい方は、リスクが少ないアフィリエイト広告を始めてみてはいかがでしょうか。
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