ブログのキーワード選定は超重要! 選び方や便利なツールを紹介

ブログ運営でもっとも重要な要素の1つが「キーワード」です。

キーワード選びやキーワードの検索意図の把握が適切におこなえていれば、ユーザーにとってわかりやすく満足度の高い記事になるのはもちろん、検索エンジンに評価されるSEOに強い記事になります。

当然、ブログのアクセスや収益も増えるでしょう。

とはいえ、ブログのキーワード選びは難しく、やみくもにキーワードを決めても効果は期待できません。

本記事ではキーワードの基礎知識はもちろん、ブログにおけるキーワード選びのコツや手順キーワード調査に便利なツールなどを紹介します。

  • ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。

目次

監修者
サンツォ(吉岡 智将)

ブログ歴10年、マーケティング歴20年の副業ブロガー、SNSインフルエンサー。ブログやアフィリエイト、WordPressのノウハウを教えるWebサイト『マクサン』の運営者。ブログ収入の累計は億を超え、月100万円以上の収益を継続的に稼ぎ続ける。現在はブログのオンラインサロン『マクサン』の共同オーナーを務め、延べ800以上のブログ相談や初心者へのコンサルティングをおこなっている。そのほか12万人以上のフォロワーを抱えるInstagram『ベランダ飯』やブログ『ベランダ飯』など、複数のブログやSNSの運営に携わる。

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ブログで「キーワード」が重要な理由

まずは、なぜブログ運営においてキーワードが重要といわれるのか、その理由について解説します。

SEOで検索結果に上位表示するために必要

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」を意味します。

自分のブログをGoogleやYahoo!などの検索結果に上位表示させるための施策です。

一般的なブログのアクセス内訳の80~90%は検索からの流入です。

つまり「ブログ成功のカギはSEO」だといっても過言ではないでしょう。

検索エンジンに評価される、SEOに強いブログ記事を作るためには、以下の3つがポイントとなります。

  • ブログ記事にはかならず「キーワード」を設定すること
  • 「適切なキーワード」を選ぶこと
  • キーワードの「検索意図」に沿った記事を書くこと

3つに共通するのはキーワードです。

ブログ記事を書く際にはかならずキーワードを設定し、適切な(需要があり、個人ブログでも検索上位を狙える)キーワードを選びましょう。

また、ユーザーがそのキーワードで検索した目的(検索意図)を把握し、ユーザーの悩みや問題を解決できる記事を作ることが求められます。

Googeleなどの検索エンジンはユーザビリティ(利便性)の高さを重視しているので、キーワードの検索意図を満たす記事を上位に表示します。

つまり、ブログのSEOでもっとも重要な要素が「キーワード」なのですね。

ブログ記事のテーマやターゲットが明確になる

キーワードを決めると、ブログ記事で伝えたいこと(テーマ)や伝えたい相手(ターゲット)が明確になります。

たとえば、下の2つの記事タイトルを比較してみましょう。

  • 私が勉強で使った参考書で良かったものを紹介します
  • 【初心者向け】英会話のおすすめ参考書5選!日常会話から始めよう

前者はキーワードを決めずになんとなくつけた記事タイトルですが、わかりにくいですよね。

何の参考書なのかもわかりませんし、どんな人が対象でどんな内容なのかもわからないので、これではクリックしてもらえないでしょう。

一方、後者は「英会話 参考書 おすすめ」というキーワードを狙った記事タイトルですが、英会話の参考書のおすすめを5冊紹介している内容の記事だとすぐにわかります。

さらに紹介している参考書は初心者向けで、日常会話から学べる簡単なものであることもわかります。

このように、キーワードを決めることでテーマとターゲットが明確になります。

ユーザーにとってはそのブログ記事を読むかどうかの判断がしやすく、ブログ記事を書く側(あなた)にとっては、記事の方向性が決まり文章が書きやすくなります。

ユーザーの悩みに寄り添ったブログ記事を作れる

ユーザーがネット検索を行うときには、かならず知りたいことや解決したいこと(=検索意図)があります。

検索意図とは
  • そのキーワードで検索した目的、求めている情報
  • ユーザーが抱える問題・悩み・欲求

キーワードの検索意図を調査し、検索意図を解決する方法をブログ記事内に提示することで、ユーザーの悩みを解決に導くブログ記事を作ることができます。

たとえば「キャンプ 子ども」というキーワードで検索したユーザーは、以下のような検索意図があります。

  • 子どもと一緒に楽しめるおすすめのキャンプ場を知りたい
  • 子どもとキャンプに行くときの注意点や持ち物を知りたい
  • 子どもとキャンプに行くメリットや子供に与える影響を知りたい

実際にこのキーワードで検索すると、上記内容のページが上位表示されていることがわかるでしょう。

Googleの検索結果、「キャンプ 子供」のキーワードの例

キーワードの検索意図を知り、ユーザーの悩み・問題を解決するブログ記事を作ることは、結果的に検索エンジンに評価され、あなたの利益にもつながるのですね。

キーワードの検索意図を把握する方法については、本記事の後半で解説しています。

キーワードの種類

キーワードの種類。ビッグキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワード、ロングテールキーワードの違いとそれぞれの特徴

キーワードは検索ボリュームや検索ニーズによっていくつかの種類に分類されます。

本章ではキーワードの種類について見ていきましょう。

※それぞれの月間検索ボリューム数の目安を記載していますが、あくまで目安であり明確な定義はありません。

ビッグキーワード

ビッグキーワードとは、月間検索ボリュームが1万を超えるような検索回数の多いキーワードのこと。

「転職」「キャンプ」など、単一ワード(一語で構成されたキーワード)であることがほとんどです。

検索エンジンで上位表示できると大きなアクセスが見込めますが、競合環境が厳しく検索上位を企業の公式サイトや大手Webメディアで占められていることが多いです。

そのため、ブログなどの個人メディアがビッグキーワードで検索上位を取るのは、ある程度ドメインが成長してからでないと難しいでしょう。

ミドルキーワード

ミドルキーワードは、月間検索ボリュームが1,000~1万ほどのキーワードのことで「キャンプ 持ち物」「転職 40代」など、二語程度を組み合わせた複合キーワードが多いです。

ビッグキーワードに比べると競合が減るため上位表示させやすく、スモールキーワードよりも大きな流入を見込めます。

期待できるアクセス数も、SEOの難易度も、中程度ということですね。

スモールキーワード(ロングテールキーワード)

スモールキーワードは「転職 看護師 東京」のように複合キーワードで、月間検索ボリュームが1,000以下の検索回数が少ないキーワードのこと。

スモールキーワードは、スモールワードやニッチキーワードとも呼ばれ、企業サイトなどが手を出さない(拾い切れない)ような細かいキーワードなので、個人でも上位表示させやすいというメリットがあります。

ロングテールキーワードはスモールキーワードとミドルキーワードの一部を合わせたものの総称です。

検索回数は少ないものの、キーワードの種類がとても多いことが特徴です。

スモールキーワード、ロングテールキーワードは競合が拾い切れていないことが多く、ブログのような個人メディアでも上位表示しやすいキーワードです。

ひとつの記事で見込める流入数は少ないですが、まだブログが育っていない開設初期のことは、ロングテールキーワードでの上位表示をコツコツ積み重ねることが基本戦略になります。

クエリの違いによるキーワードの種類

クエリとはユーザーが検索窓に入力した語句のこと。キーワードと同じ意味だと考えていただいて構いません。

クエリはそのニーズの違いによって、以下の4種類に分類されます。

Goクエリ

Goクエリとは、場所やWebサイトなどに「行きたい」という検索意図のキーワードです。

Go クエリの例は下記のとおり。

  • 「大阪 居酒屋」など地名+施設名
  • 具体的な店舗名・サービス名などの固有名詞
  • 「〇〇 Twitter」「〇〇会社 公式HP」など固有名詞+SNSやWebサイトの種類

固有名詞での検索は、基本的に公式サイトや公式SNSなどが求められているため、第三者である個人ブログを上位表示させるのは難しいでしょう。

地名+施設名などの検索であれば、候補を複数挙げてまとめ記事を作るなどの工夫で、個人ブログでも上位表示できる可能性があります。

Doクエリ

Doクエリ何かを「したい」という検索意図を含んだキーワードです。

Doクエリの例は下記のとおり。

  • 「新幹線 予約」
  • 「逆上がり 練習方法」
  • 「動画編集 依頼」

Doクエリは行動に結びつきやすいキーワードで、とくに依頼や見積りなどを含むキーワードで上位表示できれば、高いコンバージョン率と成果が見込めます。

しかし誰もが思いつくようなDoクエリは公式サイトや大手サイトが上位を独占していることが多く、難易度が高いでしょう。

Knowクエリ

Knowクエリ情報などを「知りたい」という検索意図が含まれているキーワードです。

Knowクエリの例は下記のとおり。

  • 「Word Press 操作方法」
  • 「アフィリエイト 仕組み」
  • 「SEOとは」

Knowクエリは最も数の多いクエリの種類といわれ、情報の鮮度(最新性)と正確性が求められます。

コンバージョンにはつながりにくいですが、ブログへの集客には向いています。

Buyクエリ

Buyクエリ商品やサービスを「購入したい」という検索意図を含むキーワードです。

Buyクエリの例は下記のとおり。

  • 「パーティドレス おすすめ」
  • 「光回線 比較」
  • 「家事代行 安い」

買うことを前提としたBuyクエリで上位表示できると、コンバージョン率が見込めるため大きな収益が期待できます。

ただし、それだけに狙っている競合は多く、SEOの難易度は高いでしょう。

一見Buyクエリには見えないけど、実は購入につながる「隠れたお宝クエリ」を見つけることができれば、個人ブログでも集英かを成功させることができます。

ブログのキーワード選定の手順

ブログ記事を作成する際の、キーワードを選定する手順を紹介します。

ブログ記事のテーマを決める

まずは記事のテーマ(主題)を決めましょう。

記事のテーマは1つに絞るようにし、ブログ全体のテーマと関連性の高いものにしましょう。

上位表示を狙うキーワードをピックアップ

記事のおおまかなテーマが決まったら、そのテーマに関連のあるキーワードをいくつかピックアップしましょう。

たとえば記事テーマが「副業」だとしたら、次のようなキーワードが考えられます。

  • 「副業 おすすめ」
  • 「副業 在宅」
  • 「副業 在宅ワーク」
  • 「副業 スマホ」
  • 「副業 バイト」
  • 「副業 種類」

ピックアップするキーワードは自分で考えてもいいですし、後述するツールを利用するのもおすすめです。

候補キーワードの検索ボリュームを調査する

先ほどピックアップしたキーワードの検索ボリュームを調査します。

  • 「副業 おすすめ」:71,000回
  • 「副業 在宅」:61,000回
  • 「副業 在宅ワーク」:4,300回
  • 「副業 スマホ」:7,400回
  • 「副業 バイト」:3,000回
  • 「副業 種類」:2,400回

検索ボリュームは、下記のツールで調べることができます。

各ツールの詳細とキーワードボリュームの調べ方については、下記の記事にくわしく解説しています。

検索ボリュームとは? 調べる方法や選び方、SEO強化のポイントも紹介

  • WordPress運営のコツ

キーワードを1つに絞り込む

ここまでの作業が終わったら、キーワードを1つに絞り込みます。

検索ボリュームが大きいビッグキーワードは競合環境が厳しく上位表示が難しいため、ブログを開設したばかりのドメインが弱い状況では、なるべく避けたほうが無難です。

複数の語句を組み合わせたロングテールキーワードで、検索ボリュームが100~1,000程度のものを狙うのがおすすめです。

検索結果で競合ページを確認する

キーワードを絞り込んだら、実際にそのキーワードで検索し、現時点で上位表示されているページを確認しましょう。

上位表示されているのが企業の公式サイトや大手Webメディアばかりの場合は、そのキーワードで上位表示させるのは難しいかもしれません。

その場合は他のキーワードに選び直す必要があります。

逆にブログなどの個人メディアが表示されているキーワードであれば、あなたの書く記事も上位表示させられる可能性が高いです。

キーワードの検索意図を把握する

競合ページをリサーチする際には、記事タイトルや見出し構成も確認しましょう。

上位表示されているページは、現時点で検索エンジンから「ユーザーの検索意図を満たしている」と評価されているページです。

タイトルや見出しを確認することで、どんな情報を盛り込めばユーザーの検索意図を満たせるかがわかるでしょう。

また、サジェストキーワード再検索キーワードを調査することでも、検索意図の把握ができます。

これらの詳細と調査方法については後述します。

ちなみに、ブログ記事のキーワードを選ぶ際は、1記事に1キーワードが基本です。

正しくは、1記事に1検索意図で、同じ検索意図のキーワードが複数ある場合は、1記事で複数のキーワードを狙っても構いません。

ブログのキーワード選定に使えるツール

ブログのキーワード選定に使えるツールを紹介します。

ここで紹介している以外にも、よくある質問の章にて無料で使えるSEOツールをいくつか紹介しています。

サジェストキーワード

サジェストキーワードの表示例、Googleのホーム画面

サジェストキーワードとは、検索窓に語句を入力した際に候補として表示されるキーワードのこと。

一般的によく検索される人気のキーワードや、検索者の過去の行動履歴などが反映されています。

サジェストキーワードはキーワードのピックアップや検索意図を探るのに役立ちます。

検索窓に1つ1つ入力することでも調査できますが、後ほど解説するラッコキーワードなどのツールを使うと便利です。

再検索キーワード

関連キーワードの表示例、Googleの検索結果

再検索キーワードは、一度検索してWebサイトを訪問した人が、探している情報がなかったなどの理由で離脱し、再度検索した際のキーワードです。

Googleの検索結果では「関連キーワード」や「他の人はこちらも質問」として表示され、1度の検索では満足できなかった人が、次にどのようなワードで検索したかがわかります。

つまり、よりユーザーの検索意図が明確にあらわれているということです。

再検索キーワードは検索結果からも確認できますが、「再検索キーワード調査ツール」を使うととても便利です。

再検索キーワード調査ツールは、再検索キーワードを簡単に調べることができ、検索意図を調べるのに大変便利です。

開発者である柏崎 剛(@tkashiwazaki2)氏が毎週日曜にツイートするパスワードを入力するだけで、無料で利用することができます。

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、サジェストキーワード共起語検索ボリュームなどを調査できるツールです。

検索窓に語句を入力するだけでサジェストキーワードなどの一覧を無料で確認できるため、キーワードの洗い出しや検索意図の確認に活用できます。

検索ボリュームも確認できますが、こちらは有料(月額440円)。とはいえ安価なので初心者にもおすすめです。

キーワードプランナー

キーワードプランナーは、キーワードの検索ボリュームを調べられるGoogle公式ツールです。

無料でも利用できますが、その場合は検索ボリュームが「1,000~1万」「1万~10万」など、ざっくりとした数値でしか表示されません。

少額でもGoogle広告を出稿すると、詳細な数値が表示されます。

また、利用するにはGoogleアカウントの他に、Google広告のアカウントが必要です。

キーワードを入れる場所と入れ方のコツ

選定したキーワードをブログ記事内のどこに入れるのかについて解説します。

基本的に、キーワードの検索意図を正しく把握し、検索意図に沿った内容でブログ記事を書けば、自然とキーワードは記事内に含まれるはずです。

とはいえ、抑えておくべきポイントはありますので、下記の各場所について簡単に紹介します。

記事タイトル

ブログの記事タイトルは、ユーザーがまず最初に目にする要素であるとともに、検索結果にも大きく表示される場所です。

検索エンジンもそのページのタイトルを重要視するため、必ずキーワードを入れましょう。

ポイントとしては、なるべく記事タイトルの冒頭にキーワードを配置すること。また、読みやすく自然な文章にすることです。

検索結果に表示されるタイトルの文字数は、キーワードやデバイスによって違いますが、だいたい30文字前後です。

記事タイトルの後半にキーワードを配置してしまうと表示されなかったり、表示されてもユーザーに視認されないリスクもあるため、なるべく前半に入れましょう。

また、キーワードを気にするばかりに、不自然で読みにくい記事タイトルになってしまっては本末転倒です。

ユーザーが読みやすく一瞬で理解できるような、端的かつ自然な記事タイトルを作りましょう。

見出し

ブログ記事内の見出しにもキーワードを含めるのがおすすめです。

すべての見出しにキーワードを入れる必要はありませんが、少なくともH2にはキーワードが入っているのが理想でしょう。

H3まで過剰にキーワードを詰め込んだスパミーな見出しになったり、キーワードを気にするあまり不自然な見出しになるのは避けましょう。

キーワードを適切に含む見出しの例と、過剰に詰め込んだ例

上記の例のように、H3やH4まですべての見出しにキーワードを入れるのは不自然ですし、ユーザーも読みにくいはずです。

ここまで過剰にキーワードを入れなくても、検索エンジンは十分に文章の意味を理解できるので、ユーザビリティを重視した端的でわかりやすい見出しにしましょう。

メタディスクリプション

メタディスクリプションとは、検索結果画面でタイトルの下に表示されるコンテンツの説明文です。

ユーザーにとっては、そのブログ記事を読むかどうかの判断材料になるとともに、検索結果にはボールド(太文字)表示されるため、ブログのクリック流入に影響する重要な要素です。

検索結果に表示されるメタディスクリプションの文字数はPCで120文字前後スマホでは80文字前後

超過しても問題ありませんが、キーワードをなるべく前半に入れつつ記事の概要を簡潔にまとめるようにしましょう。

よく検索される表記ゆれや、言い換え表現なども含めるのが理想です。

本文

ブログ記事の本文にも自然な形でキーワードを入れるようにしましょう。

基本的には、検索意図に沿った見出し構成が作れていれば、特に意識せずともキーワードは含まれるはずです。

とはいえ、まったくチェックしないのも危険ですので、

メインキーワードはもちろん、サジェストキーワードや関連キーワード、再検索キーワードや共起語が含まれる文章になっているかを、公開前に確認することをおすすめします。

ブログのキーワードに関するよくある質問

本章ではブログのキーワードに関するよくある質問にお答えします。

SEOで上位表示させる場合のキーワードの検索数(ボリューム)は?

検索ボリュームが大きいビッグキーワードは、狙っている競合が多く、SEOの難易度が高いです。

一方、スモールキーワードの中でも検索ボリュームが100以下の特に検索回数が少ないキーワードは、たとえ上位表示できてもアクセスがほとんど発生しないでしょう。

ブログなどの個人メディアで上位表示させたい場合(かつまだドメインが十分に強くない場合)であれば、

まずは検索ボリュームが100~1,000程度ロングテールキーワードをコツコツ狙って上位表示を積み重ねていくのがおすすめです。

初心者におすすめのキーワードの選び方は?

初心者の場合、2語以上で構成される複合キーワードで、検索ボリュームが少ない100~1,000程度のロングテールキーワードがおすすめです。

複合キーワードは検索意図が明確で記事が書きやすいというメリットがあります。

また、検索ボリュームは少ないものの、複合キーワードはコンバージョン率が高いものが多く、アフィリエイトなどの成果に繋がりやすいのも魅力です。

キーワードを選ぶ手順は、本記事で紹介した下記のステップを参考にしてみてください。

無料で使えるSEOキーワード選定ツールは?

無料で使えるSEOキーワード選定ツールを紹介します。

aramakijake.jp

aramakijake.jpは、GoogleとYahoo!それぞれの月間検索ボリュームを調査できる無料ツールです。

やや正確性に疑問はあるものの、回数制限のない完全無料のため、初心者にはとてもおすすめのSEOツールです。

サジェストキーワード調査ツール

サジェストキーワード調査ツールは、簡単にサジェストキーワードが調べられるツールです。

完全無料なため、初心者にもおすすめできるSEOツールです。

開発者である柏崎剛氏のX(旧Twitter)で毎週更新されるパスワードを入力することで利用できます。

Ubersuggest

Ubersuggestは、検索ボリュームサジェストキーワード、SEO難易度などが調査できるツールです。

無料版は1日の検索回数が3回に限定されていたり、サジェストキーワードの表示に制限がありますが、

軽く調査をおこなう程度であれば十分に活用できるため、初心者にもおすすめしたいツールのひとつです。

タイトルのキーワードはどこに入れる? 入れ方の注意点はある?

記事タイトルへのキーワードの入れ方のポイントは下記の3点です。

  • なるべく前半にキーワードを入れる
  • 読みやすく理解しやすい、自然な日本語にする
  • キーワードの重複や、詰め込みすぎに注意する

検索結果に表示される記事タイトルは文字数が30文字前後のため、なるべくタイトルの冒頭(少なくとも前半)に入れるのが理想です。

入れ方の注意点としては、不自然な入れ方にならないよう、人間の目にも読みやすくわかりやすい文章にすること。

また、同じキーワードを何度も重複したり、欲張って複数のキーワードを詰め込み過ぎないようにしましょう。

ブログのキーワード まとめ

ブログを検索上位に表示させるためには、キーワード選定を丁寧に行い、キーワードの検索意図をしっかりと把握するようにしましょう。

ユーザーが抱える悩み・問題・欲求を解決できる内容にすることで、SEOに強い良質な記事を作ることができます。

ブログ初心者はまず、難易度が比較的低いロングテールキーワードを狙い、上位表示できる記事をコツコツと積み重ねていきましょう。

本記事ではキーワード選定やSEO対策に役立つツールをたくさん紹介していますので、これらをフル活用して、キーワード対策をおこないつつブログ運営を進めていってください。

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