ホームページ作成にかかる費用は、その作成方法によって大きく異なります。
ホームページを作成する方法は大きく分けると3種類あり、費用が高い順に並べると下記の順番になります。
- ホームページ制作会社に依頼する
- フリーランス(個人)に発注する
- 自分で作成する
では、実際にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
本記事ではホームページを作成する3つの方法と費用(相場)、それぞれのメリット・デメリットも含めて解説していきます。
また、自作と制作会社どちらが良いのでしょうか?
結論を先に言ってしまうと、個人や小規模店舗のホームページなら、WordPressで自作する方法がおすすめです。
後半では、WordPressでホームページを自作する手順や、低コストでクオリティの高いホームページを作成するコツも紹介しています。
- ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。
目次
ホームページとは
ホームページとは、本来はWebブラウザが表示する最初のページ、あるいはWebサイトそのもののトップページを指す言葉です。
しかし、日本ではWebサイト全体を指す言葉として使用されるケースが多くなってきました。
本記事では「ホームページ=Webサイト」と定義して進行していきます。
ホームページの意味
本来の意味 |
|
---|---|
多様化した意味 |
|
(*1) 現在Google Chromeでは、最初に表示するページを「起動ページ」、ホームアイコンで開くページを「ホームページ」と呼び、別々に設定が可能。
ホームページとブログの違い
ホームページとブログの大きな違いは、ページ構成が異なること。
ホームページはトップページが固定され、その他のページはトップページからの階層構造になっています。
その他のページも、特定の役割がある固定ページによって構成されている場合がほとんどです。
全体のサイト構成もある程度固定されており、ページの更新頻度は高くありません。
一方、ブログのトップページは投稿記事の一覧になっていることが多く、新しい記事(投稿ページ)が時系列順に並ぶ構成です。
記事ページはどんどん追加されていくことが一般的で、あらかじめ設定されたカテゴリにグルーピングされていきます。
ホームページとブログのページ構成の違い
ホームページ |
|
---|---|
ブログ |
|
なお、WordPressでブログを作成する場合は、トップページ(投稿記事の一覧)は自動的に生成されますが、ホームページを作成する場合は、トップページ(固定ページ)を自分で作成する必要があります。
※最近ではホームページ型のトップページをもつブログも増えてきています。
ホームページ作成にかかる費用とは
ホームページを作成・運営するには以下の費用がかかります。
ホームページ作成・運営にかかる費用
費用 | 説明 | 料金(目安) |
---|---|---|
レンタルサーバー代 | インターネット上にホームページを公開するためのサーバー(コンピューター)使用料金 |
|
独自ドメイン代 | インターネット上に公開する独自URLの取得料金 | 年額0円~3,000円程度 |
ホームページ制作費 | ホームページのWebサイト制作にかかる費用。規模や機能によって大きく変わる | 10万~200万円以上(詳細は後述)。自作する場合は基本的に無料 |
メンテナンス費 | ホームページ制作とは別に、保守管理・コンテンツの追加や修正などにかかる費用 | 月額5,000~5万円(詳細は後述)。自作する場合は基本的に無料 |
上記のうち「レンタルサーバー代」と「独自ドメイン代」は、ホームページをインターネット上に公開するための費用で、毎月/毎年かかるランニング費用です。
「ホームページ制作費」はホームページの制作が発生する際にかかる費用で、基本的には制作する際だけに必要な初期費用(イニシャル費用)です。
ページを追加したり、古い情報を更新する際には別途追加費用が発生します。
一定量のページ更新やサーバー費用などをセットにして、月額で「メンテナンス費」が発生する場合もあります。
ホームページ制作費とメンテナンス費は、ホームページの作成方法によって大きく変わるので、以下の3つのケースに分けて説明していきます。
ホームページ制作会社に依頼する場合の費用
ホームページ制作会社に依頼すれば、クオリティの高いホームページを作れます。
ただし、制作費用は高く、別途メンテナンス費がかかることも多いので、もっとも費用負担の大きい(お金のかかる)方法と言えます。
1)ホームページ制作費
ホームページ制作費は、サイトの規模(ページ数)や実装する機能などで決まります。
大まかに3つに分けた場合の費用(目安)は下記表のとおりです。
制作会社に依頼する場合のホームページ制作費(目安)
サイトの規模(ページ数) | 機能/特徴 | 費用(目安) |
---|---|---|
小規模サイト(10ページ程度) | インターネット上にホームページを公開するためのサーバー(コンピューター)使用料金 |
|
中規模サイト(10~30ページ) |
|
50万~100万円 |
大規模サイト(30~80ページ) |
|
100万~300万円 |
(*1) 自社テンプレート、WordPressなど
(*2) トップページ、サイト概要、サービス内容、お問い合わせページなど
※この他にサーバー代と独自ドメイン代がかかる(年額1万~2万円程度)
また、依頼する制作会社によっても金額が変わる傾向があります。
制作会社による制作費の傾向 |
---|
高い:大規模の制作会社 > 中規模の制作会社 >小規模の制作会社:安い |
大規模な制作会社に依頼すれば、デザインや機能、品質がより優れている可能性が高いですが、その分費用も高くなるということです。
2)メンテナンス費
制作会社に依頼してホームページを作成した場合、ホームページのメンテナンス(記事の追加や修正)も制作会社に依頼するのが一般的です(保守契約を結ぶ)。
メンテナンス費は依頼する制作会社によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
ホームページのメンテナンス費(目安)
小~中規模制作会社 | 月額5,000~2万円 |
---|---|
大規模制作会社 | 月額2万~5万円 |
ただし、大きなデザイン変更や機能追加は、定額料金以外に別途料金が発生する場合があります。
なお、メンテナンス費をかけたくない場合は、自分でメンテナンスをおこなう前提で、WordPressを利用してホームページを作成するように依頼しましょう。
個人に外注する場合の費用
個人に外注するとは、フリーランスでホームページ制作を請け負っている人に発注する方法です。
制作会社に依頼するよりも大幅に費用を抑えられるため、「制作会社に依頼したいけれど予算がない」というケースの選択肢になります。
ただし、フリーランスによっては品質の差が大きく変わる可能性が高いため、依頼先選びは慎重におこなう必要があります。
フリーランスに依頼する場合の費用の目安は下記のとおりです。
フリーランスに外注する場合の費用の目安
ホームページ制作費 | 10万~30万円 |
---|---|
メンテナンス費 | 0円(自分でメンテナンスをおこなう) |
※この他にサーバー代と独自ドメイン代がかかる(年額1万~2万円程度)
フリーランスの場合、WordPressなどのWebサイト作成ツールを利用するのが一般的なので、メンテナンスは自分でおこなうのが前提です。
(もちろん継続的な契約を結び、メンテナンスも引き続き外注することも可能)
なお、依頼先のフリーランスを探すには、下記のようなクラウドソーシングサービスやスキルシェアマーケットを利用するのが便利です。
たとえば、ココナラを利用すると、以下のようなホームページ作成サービスが見つかります。
ココナラ/ホームページ作成サービスの検索結果(例)
画像引用:ココナラ - プロが集まる日本最大級のスキルマーケット
費用をもっとも安くおさえるには、自分で作成するのが一番です。 ホームページを自作する主な方法は2つで、それぞれにかかる費用は下記のとおりです。 ※この他にレンタルサーバー代と独自ドメイン代がかかる(年額1万~2万円程度) ホームページ作成サービス(Wix(ウィックス)、Jimdo(ジンドゥー)など)を利用すれば、レンタルサーバーを契約したり、独自ドメインを取得したりする必要はありません。 それぞれの無料プランを利用すれば、完全に無料でホームページの作成・運営が可能です。 ただし、機能や容量に上限があったり、サービス側の広告が強制表示されるなど、さまざまな制限があります。 SEOによる集客には向いていないですし、企業ホームページとしては少々みすぼらしく、信頼を棄損してしまう可能性もあります。 有料プランにアップグレードすれば、制限は緩和されますが、どうせお金をかけるなら、次に説明するWordPressを利用したほうが費用対効果は大きいです。 WordPress(ワードプレス)は世界シェアNo.1のCMS(ブログやホームページ作成ツール)です。 世界中にあるWebサイトの43%がWordPressで作られており、近年では個人サイトだけでなく企業サイトでも採用されるケースが多くなってきました。 WordPress本体は無料でダウンロードできますが、レンタルサーバー代と独自ドメイン代の他に、有料テーマの購入費(1万~2万円)が必要となります。 有料テーマの導入は必須ではなく、費用のかからない無料テーマもたくさん存在します。 ただし有料テーマのほうがデザイン性・機能性・カスタマイズ性に優れている場合が多く、ユーザーサポートも充実しているためおすすめです。 WordPressの詳細については、下記の記事にくわしく解説しています。 【WordPressとは?】簡単にWebサイトを構築できる!世界シェアNo.1のCMS ここからは、ホームページを作成する3つの方法について、それぞれのメリットとデメリットを説明していきます。 まずは、ホームページ制作会社に依頼するメリット・デメリットについてです。 ホームページ制作会社に依頼するメリットは次の2つです。 第1のメリットは「クオリティの高いホームページを作れる」ことです。 実績の豊富な制作会社なら、経験やノウハウを生かして、デザイン性・機能性ともに優れた高品質なホームページを作れます。 イメージどおりのホームページを作りたいなら、制作会社に依頼するのが手っ取り早い方法です。 ただし、制作会社によってはスキルが低かったり、対応が悪かったりして望み通りのホームページが作成できないケースがないわけではありません。 また、制作会社にも得意な分野や経験が少ない分野があるでしょう。 制作会社を選ぶ際には、なるべく目的にあったホームページ制作の実績がある業者を選ぶことが大切です。 第2のメリットは「手間や時間をかけずに済む」ことです。 制作会社なら安心して任せられるので、本来の業務に専念し時間を有効に使えます。 ただし、綿密な打ち合わせは必要です。 依頼主の要望が伝わりやすいように、大まかなデザインやページ構成、掲載したい内容や画像(写真、図、地図など)を準備しておけば、ホームページ制作がスムーズに進みます。 制作会社の作業を減らすことで、費用が安くなることもあります。 ホームページ制作会社に依頼する際に、考慮すべきデメリットは以下の4つです。 制作会社に依頼する場合、ある程度まとまった費用が必要になります。 小規模で一般的なホームページでも20万円以上、中規模だと50万~100万円、大規模なホームページになると100万~200万円以上かかる場合があります。 企業のホームページを作成・運営するなら、それほど高い投資ではないかもしれません。 しかし、個人や小規模店舗のホームページの場合、大きな出費となってしまいます。 制作会社がオリジナルで作成したホームページは、デザインの変更や機能追加はもちろん、 コンテンツの追加や修正も自由にできない仕様になっていることが多いです。 そのため、ホームページのメンテナンスも制作会社に依頼するのが一般的です。 定期的にコンテンツを更新していくホームページの場合、保守契約を結んで対応してもらいます。 しかし、一定量を超えると別料金が発生するケースもあり、頻繁には更新できなくなってしまいます。 一般に、制作会社は下記のような工程でホームページ制作を進めます(依頼主の要望を反映し一定以上の品質を確保するため)。 それぞれの行程で書類(要件定義書、設計書、チェックシートなど)を作成・確認しながら進めていくため、どうしても時間がかかってしまうのです。 また、各行程で担当者が変わることが多く、依頼主の要望が反映されるのに時間がかかるという側面もあります。 SEO対策は集客できるホームページを作成するには欠かせないスキル(知識、技術)です。 しかし、ホームページ制作会社の中には、SEO対策のスキルが不十分なところもあります。 デザイン性や機能性を重視するあまり、SEOに不利な構造で作成してしまうケースも多いです。 ホームページを制作するスキルと、SEO対策のスキルは別物と心得てください。 また、検索エンジンは日々進化し続けており、以前は有効だった手法でも現在は効果がない、あるいは逆効果になるケースもあります。 制作会社に依頼する際には、最新のSEO対策にくわしい専門業者を選びましょう。 次に、ホームページ制作を個人(フリーランス)へ発注するメリット・デメリットについて説明します。 ホームページ制作を個人(フリーランス)に依頼するメリットは以下の2つです。 第1のメリットは「制作会社より費用が安い」ことです。 下記のように小規模なホームページであれば、10万~30万円程度で作成できます。 制作会社に依頼する場合と比較すると、費用は半額程度に抑えられます。 小規模なホームページの制作費(目安) フリーランスの費用が安い主な理由は下記のとおりです。 フリーランスの多くは自宅で作業しているため、事務所費がかかりません。 また、制作会社が複数の担当者やチームで作業するのに比べ、フリーランスは1人で作業する場合が多いので人件費も抑えられます。 第2のメリットは「コミュニケーションを取りやすい」ことです。 コミュニケーション(意思疎通)が取りやすければ、依頼主の要望が反映されやすく、イメージ通りか、それ以上のホームページに仕上がる可能性が高くなります。 通常、制作会社に依頼すると窓口となる担当者が付きますが、実際にホームページを制作するのは別の制作チームです。 そのため、依頼主の要望が正確に制作チームに伝わらなかったり、対応してもらうのに時間がかかったりします。 その点、フリーランスであれば、窓口もホームページ制作も1人で担当するため、情報伝達の齟齬がなくスピーディーに対応してもらえます。 個人(フリーランス)に依頼すれば、費用を安く抑えることが可能ですが、以下のようなデメリットがあります。 フリーランスでホームページ制作を請け負っている人のスキルはさまざまです。 下記のように、プロレベルの人とアマチュアレベルの人が混在しているので注意してください。 フリーランスの経歴とホームページ制作スキル フリーランスに発注する際は、経歴・実績・ポートフォリオ(*1)を確認し、希望に沿ったホームページを作成してもらえるかどうかを、十分に見極める必要があります。 (*1) 制作可能なホームページのサンプルやデモサイト フリーランスは通常1人で全ての作業を担当します。 つまり、制作会社と違って代わりの人が居ないのです。 何かしらのトラブル(病気、交通事故など)が発生すると、作業が中断したり(納期遅延)、継続できなくなる可能性があります。 また、フリーランスの収入は不安定なため、廃業してしまうリスクもあります。 さすがにホームページ制作中に廃業するケースはないと思いますが、後からメンテナンスを依頼しようと思っても、対応してもらえないケースが考えられます。 フリーランスに依頼する場合は、メンテナンスは自分でおこなえるように、WordPressなどの誰でも利用できるCMSで作成してもらうのがおすすめです。 自分でホームページを作成する場合のメリット・デメリットについて解説します。 ホームページを自作するには、主に2つの方法(無料のホームページ作成サービスを利用/WordPressで作成)がありますが、 ここでは、WordPressで作成することを前提として説明していきます。 WordPressでホームページを自作するメリットは以下の4つです。 第1のメリットは「低価格で作成できる」ことです。 WordPress本体は無料のため、かかる費用はレンタルサーバー代と独自ドメイン代のみです。 この2つの費用は、制作会社やフリーランスに依頼してもかかるので、ホームページ制作費は実質0円になります。 有料テーマを利用しても買い切りで1万~2万円程度です。 とくに、複数のホームページを作成する場合は、大幅に費用を節約できますね。 第2のメリットは「好きなタイミングで更新できる」ことです。 制作会社に依頼すると、記事の追加やちょっとした修正にも時間がかかります。 その点、自分で作成したホームページなら、いつでも自由な時(都合の良い日、都合の良い時間)にすぐに更新できます。 WordPressで自作すれば、ちょっとしたアイデアをすぐにホームページに反映できるので、思い通りのホームページ運営が可能です。 第3のメリットは「自由にカスタマイズできる」ことです。 制作会社に依頼した場合、デザインの変更や機能追加には別途費用と時間がかかります。 WordPressで自作すれば、デザインの変更はWordPressテーマを変更したり、カスタマイズしたりすることで簡単に実行できます。 また、プラグインの導入で機能の追加も簡単です。 プラグインはWordPressにいつでも自由に機能を後付けできる仕組みで、プログラミングの知識がまったくない初心者でも、簡単に複雑な機能を実装することができます。 第4のメリットは「スキルアップにも繋がる」ことです。 一度ホームページを自作してノウハウを身に付ければ、別のホームページも簡単につくれるようになります。 つまり、将来的に低価格でホームページを作成・運営するスキルが習得できるということです。 また、集客できるホームページに育てていく中で、SEO対策やWebライティングのスキルも身に付きます。 これらのスキルは、集客アップ・収益アップにつながる大切な資産になっていきます。 自分でホームページを作成する際に、注意すべきデメリットは以下の2つです。 WordPressを利用すれば、比較的簡単にホームページが作れます。 デザインの変更やカスタマイズ、プラグインを利用した機能追加も簡単です。 しかし、一歩踏み込んで独自のデザインにカスタマイズしたり、オリジナル性の高いホームページに仕上げるには、プログラミング言語(HTML、CSS、PHP)の知識が必要です。 また、ホームページの集客効果をアップするには、SEO対策のスキルも重要です。 基本的なことは知識のない初心者でもできますが、自由に使いこなすためには知識とスキルが必要だということですね。 WordPressのメリットの一つに「デザインのカスタマイズ性の高さ」があげられます。 しかし、最初からデザイン性が高いホームページを作るのは難しく、どちらかというと素人っぽい見た目になりがちです。 そこで、おすすめなのが有料テーマを利用すること。 有料テーマには始めからデザイン性が高いテンプレートが用意されているので、初心者でもプロ並みのホームページが作れます。 有料テーマには他にも、記事作成や収益化に便利な機能が搭載されています。 購入費用(買い切り1万~2万円が相場)はかかりますが、その価値は十分ありますので、初心者ほど積極的に利用しましょう。 ここまで、ホームページの作成方法や、それぞれにかかる費用(目安)とメリット・デメリットを説明してきましたが、結局どの方法を選べば良いのでしょうか? それは、目的や予算によって変わってきますので、以下の2つのケースに分けて説明しましょう。 制作会社に依頼するメリット・デメリットをまとめたのが下記表です。 制作会社に依頼するメリット・デメリット 制作会社に依頼する一番のメリットが、クオリティの高いホームページを作れることですね。 しかし、その反面、費用はかなり高額になってしまいます。 また、定期的に記事を追加/修正する場合は、制作費の他にメンテナンス費もかかります。 したがって、制作会社に依頼するのが向いているのは、以下のケースです。 「制作会社に依頼したいが予算が少ない」というケースなら、個人(フリーランス)へ依頼することを検討しましょう。 フリーランスに依頼するメリット・デメリットは以下のとおりです。 個人に依頼するメリット・デメリット 個人で作業するため、大規模なホームページ制作には向きませんが、依頼先によっては制作会社レベルの高いクオリティのホームページを低価格で作れます。 ただし、フリーランスに依頼するデメリットを考慮し、スキルを見極める必要があります。 ホームページを自作するメリット・デメリットをまとめたのが下記の表です(WordPress利用が前提)。 ホームページを自作するメリット・デメリット WordPressで自作するメリットは、低価格で本格的なホームページが作成・運営できることと、自由に更新&カスタマイズできることです。 デメリットもありますが、知識やスキルは徐々に学んでいけばOKです。 デザインの問題は有料テーマを利用することで解消できます。 したがって、ホームページの自作が向いているのは以下のケースです。 個人や小規模店舗のホームページなら、やはり自作することをおすすめします。 ある程度の知識は必要ですが、最初は下記のレベルで十分です。 これ以上は、ホームページを制作・運営していく中で、徐々に身に付けていけば問題ありません。 簡単なホームページなら、初心者でも数日~1週間程度で作成可能です。 制作会社やフリーランスに依頼しても、ある程度の期間はかかりますし、自由に情報発信するには自作したほうが有利です。 ぜひ、ホームページの自作にチャレンジしてください。 本記事では、WordPressでホームページを自作する方法を推奨していますが、「本当に初心者でもできるのか?」と疑問に思っている人も多いでしょう。 そのような疑問を解消するために、ここではWordPressを利用してホームページを自作する手順を紹介します。 なお、WordPressの始め方hについては、下記記事で紹介しているので参考にしてください。 【WordPressの始め方】初心者でも最短10分でできる!簡単で失敗しない開設方法 WordPressでホームページを作成する手順を説明します。 利用するレンタルサーバーによって、多少異なる場合もありますが、基本的な流れは下記のとおりです。 (*1) 手作業でのインストールは初心者には無理。必ずWordPressの自動インストール機能を備えたレンタルサーバーを選ぶこと。 (*2) ブログではなくホームページを制作する場合は、ホームページ向けに設計されたテーマ(Lightningなど)を選んだほうが効率的。 一見すると作業手順が多いので、初心者には難しいと感じるかもしれませんね。 しかし、実はもっと簡単な方法があるのです。 それは、次に説明するConoHa WINGの「WordPressかんたんセットアップ」を利用する方法です。 なお、WordPressでホームページを作る方法は、下記記事でも紹介しているので参考にしてください。 【初心者向け】WordPressでホームページを作る方法 WordPressでホームページを作成する一般的な手順は、前述した通りですが、 ConoHa WINGの「WordPressかんたんセットアップ」を利用すると、以下のようにとても簡単にホームページが完成します。 (*1) 必要であれば、ConoHa WING提携テーマのインストールが可能。 (*2) ブログではなくホームページ制作する場合は、ホームページ向けに設計されたテーマ(Lightningなど)を選んだほうが効率的。 上記のように(STEP1)、面倒な作業はすべてレンタルサーバー側で自動的に一括で実行してくれるので、あとは必要なプラグインのインストールと、必要なコンテンツを作成するだけです。 ホームページを自作する自信がない人でも、これなら挑戦できるのではないでしょうか。 なお、WordPessかんたんセットアップの詳細は、下記の公式ページをご覧ください。 費用をかけずにクオリティの高いホームページを自分で作るコツと、ホームページ作成におすすめのレンタルサーバーを紹介します。 第1のコツは「コスパが高いレンタルサーバーを選ぶ」こと。 WordPressで自作する場合の費用は、レンタルサーバー代が大きな割合を占めています。 したがって、レンタルサーバー代を低く抑えることが低コストにつながります。 ただし、安価なサーバーは性能(表示速度・安定性)が低い傾向が強く、おすすめできません。 レンタルサーバーはWebサイトの土台となるものなので、妥協せずに高性能なサーバーを選びましょう。 おすすめの価格帯は月額1,000~2,000円程度です。 ただし、長期割引などの特典やキャンペーンなどを上手に利用し、かつ中小規模のホームページを作成する場合であれば、月額600~800円程度まで下げることができます。 この価格帯のプランは需要が多く、レンタルサーバー各社も力を入れているため、コストパフォーマンスが高い傾向があります。 その中から、高速性・安定性・サポート体制などの評判が良いサーバーを選びましょう。 第2のコツは「独自ドメインが無料になるレンタルサーバーを選ぶ」こと。 独自ドメインを取得するには、次の2つの方法(有料/無料)があります。 (1)の方法は、以前からある一般的な方法です。 (2)の方法は、レンタルサーバー会社が実施しているサービス、またはキャンペーンです。 レンタルサーバーによって、取得できる独自ドメインの種類(.com、.jpなど)に制限があるものの、契約中は永久無料で利用できるので、大きなコストカットになります。 これからレンタルサーバーを契約するなら、迷わず(2)の方法を選びましょう。 第3のコツは、デザイン性の高い「有料テーマを使う」こと。 有料テーマは始めからデザイン性に優れているものが多く、クオリティの高いホームページが簡単に作れるように設計されています。 有料テーマを導入するには費用(1万~2万円程度)がかかりますが、制作会社に依頼するよりは格安です。 無料テーマの中にもデザインや機能が優れているものがありますが、WordPressのバージョンアップ対応や、サポート体制にはやや不安が残ります。 初心者が安心してホームページを制作・運営するためには、有料テーマの導入を検討しましょう。 おすすめの有料テーマは、下記の記事でくわしく紹介しています。 【これが正解】WordPressの有料テーマ!絶対に外せないおすすめ10選 ホームページの運営にはレンタルサーバー選びが重要です。 性能が低いサーバーを選んでしまうと、表示速度が遅かったり、動作が不安定だったりして、せっかくアクセスしてくれたユーザーを逃してしまいます。 コスパが高く高性能なレンタルサーバーならConoHa WING(サービスTOPへリンク)(コノハウイング)をおすすめします。 主なおすすめ理由は以下の3つです。 ConoHa WINGは、サーバー処理速度の速さが特徴のレンタルサーバーです。 国内最速No.1の表示速度を誇り、2位以下に2倍の差がついたという結果も出ています(2023年1月自社調べ)。 最新の技術をふんだんに盛り込み、表示速度だけではなく稼働の安定性にも優れています。 ConoHa WINGは高機能・高性能のレンタルサーバーなので、「料金が高いのでは?」と思われがちですが、高いコストパフォーマンスにも定評があります。 長期割引サービスの「WINGパック」であれば、最安で月額643円から利用が可能。※2023年4月執筆時点 初期費用が無料で、さらに独自ドメインが2本まで永久無料になります。 ConoHa WINGでは、人気の有料テーマをお得な割引価格で購入することができます。 有料テーマを使えば、簡単な操作と設定だけで、初心者でもプロ並みのデザイン性の高いホームページを作ることができます。 ユーザーサポートやフォーラムも充実しているため、トラブルや分からないことが発生した際にも、簡単に問題解決を行うことができます。 その他ConoHa WINGの詳細は公式ページでご確認ください。 ホームページ制作会社に依頼すれば、クオリティの高いホームページが作成できますが、費用は高額になり、メンテナンス費用もかかります。 フリーランスに発注すれば費用を抑えることもできますが、発注先の見極めが必要なため、慣れていない人にとってはリスクの高い方法とも言えます。 もし、個人サイトや小規模店舗のホームページであれば、多少手間がかかっても、コストがほとんどかからず自由度も高い、WordPressで自作する方法がベストでしょう。 WordPressは初心者でもプロ並みのホームページを作ることができるツールです。 スキルが身に付けば、将来的に運営コストが抑えられ、自由に情報発信していくことが可能になるというメリットもあります。 WordPressの始め方は下記の記事でくわしく解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください。 【WordPressの始め方】初心者でも最短10分でできる!簡単で失敗しない開設方法 「コストは抑えたいけど安定性が高く、セキュリティが万全なサーバーを使いたい!」 「忙しいからホームページ開設には時間をかけたくない!」 そんなあなたには、高性能・高速でお得なレンタルサーバー「ConoHa WINGビジネスプラン」をおすすめします。 - リソース保証で高い安定性を実現! 稼働率99.99%※2以上の超安定を保証 忙しい経営者でもたった10分でサイト開設できる「ConoHa WING ビジネスプラン」 コスパも最強なので今すぐ始めちゃいましょう! また下記の記事では、ConoHa WINGを使ってWordPressを開設する方法を、画像付きでくわしく解説しています。 【WordPressの始め方】初心者でも最短10分でできる!簡単で失敗しない開設方法 他社のレンタルサーバーをご利用中で、ConoHa WINGにお乗り換えを検討されている方も安心です! 煩雑なレンタルサーバーの移行もかんたんにお乗換えいただけるよう、いくつかのサポートを用意しています。 他社サーバーでお使いのWordPressを、ご自身でかんたんにConoHa WINGへ移行ができる無料のツールをご用意しています。 移行にかかる作業はすべて専門のプロが代行するので、待っているだけでWordPressを移行できます。 レンタルサーバーの移行作業は複雑ですが、ConoHa WINGでは移行作業の流れをわかりやすくご紹介しています。自分でホームページを制作する場合の費用
ホームページを自作する方法
費用の目安
無料のホームページ作成サービスを利用する
0円(無料)
WordPressで作成する
1万~2万円(有料テーマ代、任意)
無料のホームページ作成サービスを利用する方法
WordPressで作成する方法
ホームページを制作会社に依頼するメリット・デメリット
ホームページ制作会社に依頼するメリット
クオリティの高いホームページを作れる
ポイント
手間や時間をかけずに済む
ポイント
ホームページ制作会社に依頼するデメリット
費用が高額
制作会社の費用が高額な理由
気軽に更新ができない
気軽に更新できない理由
完成までに時間がかかる
完成までに一定期間がかかる理由
SEO対策が苦手な制作会社もある
SEO(検索エンジン最適化)対策とは
ポイント
ホームページ制作を個人へ外注するメリット・デメリット
ホームページ制作を個人に依頼するメリット
制作会社より費用が安い
制作会社に依頼した場合
20万~50万円
フリーランスに発注した場合
10万~30万円
費用が安い理由
コミュニケーションを取りやすい
コミュニケーション(意思疎通)が取りやすいメリット
ホームページ制作を個人に依頼するデメリット
スキルを見極める必要がある
フリーランスの経歴
ホームページ制作スキル
ホームページ制作会社やソフトウエア開発会社で経験を積んだ人
制作会社と同等のスキルを有している可能性が高い(プロレベル)。
講座や独学でホームページ制作を学んだ人
ホームページ制作は一通りできるが、知識や技術が不足している可能性がある(アマチュアに近いレベル)。
納期遅延や廃業のリスクがある
納期遅延や廃業リスクの理由
自分でホームページを作成するメリット・デメリット
自分でホームページを作成するメリット
低価格で作成できる
ポイント
好きなタイミングで更新できる
ポイント
自由にカスタマイズできる
ポイント
スキルアップにも繋がる
ポイント
自分でホームページを作成するデメリット
ある程度の知識・スキルが必要
ある程度の知識・スキルが必要な理由
素人っぽいデザインになりやすい
有料テーマの主なメリット
ホームページの作成方法はどっちが良い?
制作会社に依頼するのが向いている人
メリット
デメリット
制作会社に依頼するのが向いているケース
予算が少ない場合は個人へ依頼
メリット
デメリット
自分で制作するのが向いている人
メリット
デメリット
自制作するのが向いているケース
自作する自信がない場合は?
WordPressでホームページを自作するために必要な知識
自作する時間がない場合は?
ホームページを自作する流れ
基本的なホームページ制作の流れ
WordPress自動インストール機能を使う場合の流れ
低コストでクオリティの高いホームページを自分で作るコツ
コスパが高いレンタルサーバーを選ぶ
コスパが高いレンタルサーバーを選ぶポイント
独自ドメインが無料になるレンタルサーバーを選ぶ
独自ドメインを取得する方法
デザイン性の高いテーマを使う
有料テーマを導入するメリット
ホームページ作成におすすめのレンタルサーバー
表示速度が速い
コストパフォーマンスが高い
有料テーマが割引価格で購入できる
個人向けホームページなら自分で作成しよう
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