Googleにインデックスされない原因は?対策やインデックス促進の方法も解説

ブログやWebサイトの記事(Webページ)がGoogleの検索結果に表示されるには、Googleのインデックスに登録されている必要があります。

Googleインデックスへの登録は、検索エンジンが自動でおこなっているため、通常は何もする必要はありません。

しかし、何らかの原因でインデックスに登録されないケースがあり、検索エンジンからの集客を図る上では重大問題です。

そこで、本記事ではインデックスに登録されない原因と対策及び、インデックスされやすくする(促進する)方法について解説します。

インデックスに関するQ&Aも掲載しているので、ぜひ最後までご覧ください。

  • ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。

目次

監修者
サンツォ(吉岡 智将)

ブログ歴10年、マーケティング歴20年の副業ブロガー、SNSインフルエンサー。ブログやアフィリエイト、WordPressのノウハウを教えるWebサイト『マクサン』の運営者。ブログ収入の累計は億を超え、月100万円以上の収益を継続的に稼ぎ続ける。現在はブログのオンラインサロン『マクサン』の共同オーナーを務め、延べ800以上のブログ相談や初心者へのコンサルティングをおこなっている。そのほか12万人以上のフォロワーを抱えるInstagram『ベランダ飯』やブログ『ベランダ飯』など、複数のブログやSNSの運営に携わる。

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そもそもインデックスとは

データベース用語でインデックスとは、データを高速に処理するために作成された索引のことです。

Googleが検索結果を表示するために使用する大規模なデータベースのことをGoogleインデックスと呼び、世界中のWebページの情報を収集・分析してインデックスに格納します。

Googleで検索すると一瞬で関連性の高いWebページが表示されるのは、Googleが定期的にインターネット上のあらゆるWebサイトを巡回(クロール)し、Webページをインデックス登録してあるからです。

逆に言うと、インデックスに登録されていないWebページは検索結果には表示されません。

以下に検索エンジンがインターネット上のWebページを検出する工程(クロール)とインデックス登録について説明します。

クロールとは

クロールとは検索エンジンのクローラー(自動巡回プログラム、ボット)が、

インターネット上に公開されているありとあらゆるWebページをくまなく巡回して、新しいページや更新されたページを検出する工程です。

逆にいうと、クローラーが自分のWebサイトを巡回しないとGoogleインデックスには登録されません。

つまり、インデックスに登録されるための第一歩が「クロール」なのですね。

なお、クロールは検索エンジンが自動的におこなう作業なので、通常はWebサイト側でおこなう作業はありません。

ただし、基本的にクローラーはリンクを辿りつつWebサイトを巡回していくため、まだどこからもリンクの繋がっていない開設したばかりのWebサイトなどは、クロールされるまでに時間がかかる傾向があります。

クロールを促進する方法(インデックスされやすくする方法)については後述します。

インデックスとは

クロールによって検出されたWebページは、さまざまな要素(*1)が分析され、何千台ものコンピュータで構成される大規模なデータベースに格納されます。

  • (*1) HTMLタグや属性・テキスト・画像・動画など。

この工程がインデックス登録です(単にインデックスと表現するケースも多い)。

Webページはインデックスに登録されてはじめて、検索結果に表示されるようになるのです。

ただし、クロールされたWebページがすべてインデックスに登録されるわけではありません

インデックスに登録されるかどうかは、Webページの品質やWebサイト側の設定(noindex、canonicalなど)によっても左右されます。

また、内容が薄いWebページがインデックスに登録されると、検索エンジンからの評価が下がる可能性があるため、意図的にタグ設定でインデックスから除外することも可能です。

インデックスに登録されない主な原因と対策方法については後述します。

インデックスされているか確認する方法

自分のWebページがGoogleの検索結果に表示されない場合は、まずインデックスに登録されているのか、登録されていないのかを確認しましょう。

インデックスを確認する方法は、主に以下の2つです。

Googleサーチコンソールで確認する

1つ目は、Googleサーチコンソールで確認する方法です。

GoogleサーチコンソールはGoogle公式のSEO対策ツール(無料)です。

WordPressをGoogleサーチコンソールに登録する方法については、下記の記事を参考にしてください。

【最新版】WordPressをGoogleサーチコンソールに登録・設定する方法!

  • WordPressの使い方/操作方法

特定のWebページがインデックスに登録されているかどうかを確認するには、URL検査機能を利用します。

操作手順は以下のとおりです。

1)Googleサーチコンソールにログインする。

2)画面上部の検索ボックスに、確認したいWebページのURL(*1)を入力し、「Enter」キーを押下する。

  • (*1) 自サイト内のURLのみ検査可能。

3)「URLはGoogleに登録されています」という検査結果が表示される場合は、インデックスされている。

4)「URLがGoogleに登録されていません」という検査結果が表示される場合は、インデックスされていない。

site: で検索して確認する

2つ目は、「site:」で検索する方法です。

1)Google検索で上記のように「site:検査したいWebページのURL」を入力する。

2)Googleにインデックスされている場合は、上記のように該当ページが表示される。

3)Googleにインデックスされていない場合は、「一致する情報は見つかりませんでした」というメッセージが表示される。

インデックスされない主な原因と対策方法

WebページがGoogleにインデックスされていない場合は、原因を調査して対策を実施しましょう。

インデックスされない主な原因は以下の7つです。

ドメインを新規取得して間もない

新規ドメインを取得したばかりのWebサイトは、検索エンジンに認知されていません。

Googleのクローラーはリンクを辿りながら世界中のWebページを巡回しますが、開設したばかりのWebサイトはリンクがない(または少ない)場合がほとんど。

そのため、クローラーが巡回してインデックスに登録されるまでに時間がかかるのです(数週間~数ヶ月かかるケースもある)。

この場合は、検索エンジンのインデックス登録を促進する下記2つの方法が有効です。

対策/インデックスを促進する方法
  • XMLサイトマップを送信する
  • インデックス登録をリクエストする

他にもSNSやnoteなどを活用して認知を高めたり、リンクを増やしたりする方法もあります。

robots.txtでクロールのアクセスを拒否している

robots.txtとは、クローラーのアクセスを制御するファイルです。

特定のURLへのアクセスを拒否(Disallow)、または許可(Allow)することができます。

クロールが必要ないWebページへのアクセスを拒否することで、他のWebページを効率よく巡回してもらえる効果があります。

robots.txtの記述例

User-agent: *
Disallow: /wp-admin/
  • ※上記の例では「/wp-admin」下のディレクトリがすべてアクセス拒否に設定されている。

ただし、アクセス拒否の指定が間違っていると、インデックスに登録したいWebページのアクセスを拒否してしまい、インデックスに登録されない可能性があります。

対策方法は下記のとおり、robotx.txtの記述を確認して、問題がある場合は修正しましょう。

対策/対処方法
  1. robotx.txtの記述を確認(場所はWebサイトのホームディレクトリ)
  2. インデックスしたいWebページのURLが「Disallow」に設定されていないかを確認
  3. Disallowに設定されている場合は修正する

なお、WordPress(ワードプレス)を利用している場合は、仮想robots.txt(ファイル実体がなく、アクセスされると自動生成される)が自動的に作成されます。

仮想robots.txtの内容を確認するには、ブラウザで「WebサイトのURL/robots.txt」へアクセスすると内容が表示されます。

noindexの設定をしている

noindexとは、特定のWebページをインデックスに登録しないようにするHTMLタグです。

具体的にはWebページの <head>~</head> 内に下記の形式で指定します。

<meta name="robots" content="noindex">

通常は内容が薄いページ(低品質なページとみなされ評価が下がるのを避けるため)や、検索結果に表示させたくないページをインデックス登録から除外するための設定です。

しかし、検索結果に表示させたいWebページに誤ってnoindexを設定していると、インデックスに登録されず、検索結果にも表示されません。

対策方法は下記のとおり、検索結果に表示されないWebページを確認し、noindexが設定されている場合は削除しましょう。

対策/対処方法
  1. 検索結果に表示されないWebページにnoindexが設定されていないかを確認
  2. noindexが指定されている場合は削除する
  3. インデックス登録をリクエストする

canonicalタグを用いた正規化の指定に間違いがある

canonicalタグとは、URLを正規化(正規ページのURLを指定)するHTMLタグです。

検索エンジンはWebサイト内の類似したWebページを重複ページとみなし、評価が下がってしまう要因になるため、それを避ける目的で利用します。

具体的には、Webページの <head>~</head> 内に、下記の形式で正規ページのURLを指定します。

<link rel="canonical" href="正規ページのURL">

ただし、canonicalタグの指定が間違っていると、正規のページが正しくインデックスされずに、検索結果に表示されない可能性があります。

対策は下記のとおり、canonicalタグを設定したWebページを確認し、指定が間違っている場合は修正しましょう。

対策/対処方法
  1. canonicalタグを設定したWebページを確認
  2. canonicalタグの指定が間違っている場合は修正
  3. インデックス登録をリクエストする

サーバーでエラーが起きている

サーバーエラー(5xxエラー)は、Webサイトのサーバーにアクセスできなかったり、タイムアウトが発生したりした場合に起こるエラーです。

主にサーバーの過負荷で発生しますが、長時間サーバーエラー状態が続くと、結果的にWebページの情報を取得できないため、インデックスにも登録されませせん。

サーバーエラーが発生しているかどうかは、Googleサーチコンソールの「インデックス作成/ページ」画面で確認できます。

(「ページがインデックスに登録されなかった理由」の一覧に「サーバーエラー(5xx)」が表示される)

サーバーエラーが発生している場合は、下記の対策を実施しましょう。

サーバーエラーの対策
  • サーバーの負荷を減らす
  • サーバーの容量・性能などを見直す(必要があればアップグレード)

なお、性能が低いサーバーを利用していると、アクセスが集中したときにサーバーエラーが発生しやすくなります。

頻繁にサーバーエラーが発生するようなら、高性能なレンタルサーバーに乗り換えることを検討したほうが良いでしょう。

高性能でコスパの高いレンタルサーバーなら、ConoHa WINGがおすすめです。

詳細はConoHa WING公式サイトをご覧ください。

Googleのガイドライン違反でペナルティを受けている

Googleのガイドラインとは、Google検索の基本事項がまとめられたドキュメントで、検索結果に表示させるために満たすべき要件が記載されています。

(詳細はGoogle 検索の基本事項(旧ウェブマスター向けガイドライン)を参照のこと)。

WebサイトがGoogleのガイドラインに違反していると、ペナルティを受けてインデックスに登録されない、またはインデックスから削除される可能性があります。

Googleのペナルティは下記の2種類です。

手動ペナルティ
  • Google担当者が確認して違反と判断した場合のペナルティ
  • インデックスから削除されるなど、厳しい罰則が課せられるケースがある
自動ペナルティ
  • 検索エンジンが自動で違反を検出した場合のペナルティ
  • 掲載順位が下がるなど手動ペナルティに比較すると軽微なケースが多い

手動ペナルティを受けているかどうかは、Googleサーチコンソールで確認できるので、下記の手順でペナルティを確認し、必要であれば対処しましょう。

手動ペナルティの確認/対処方法
  1. Googleサーチコンソールにログイン
  2. 「セキュリティと手動による対策」→「手動による対策」へと進む
  3. 問題が検出されている場合は内容を確認・修正する
  4. 問題を修正したら、再審査のリクエストをおこなう
  5. 問題が解決できていれば、ペナルティは解除される

自動ペナルティを受けているかどうかを明確に確認する方法はありません。

Googleのガイドラインをよく確認し、ガイドライン違反になりそうな部分があれば、修正しておきましょう。

コンテンツの質や専門性が低いと判断されている

Google検索エンジンは、検出したWebページをすべてインデックスするとは限りません。

下記のようなWebページは、検索エンジンにコンテンツの品質や専門性が低いと判断され、インデックスに登録されない可能性があります。

品質が低いWebページとは
  • 内容が薄い
  • オリジナルな情報が少ない
  • E-E-A-Tが著しく低い

対策方法はE-E-A-Tを意識して、ユーザーの検索意図を満たすオリジナリティの高い良質な記事を作成し続けることです。

Webサイト内が特定のジャンルやテーマのコンテンツで統一されていると、Webサイトの専門性も高まり、インデックスされやすくなります。

E-E-A-Tとは?

E-E-A-T経験・専門性・権威性・信頼性)は、Googleがコンテンツを評価する上で重要視している指標です。

従来のE-A-T(専門性・権威性・信頼性)に加えて、新しく経験(Experience)の「E」が追加されました。

E(経験)は該当トピックに関する経験が評価されます。

E-E-A-Tについては、下記の記事でくわしく説明しています。

【最重要】E-A-TがSEOに与える影響と、E-A-Tを高める方法を徹底解説!

  • WordPress運営のコツ

検索意図とは?

検索意図とはユーザーが検索した目的(表面的な目的だけでなく、キーワードの背後にあるユーザーのニーズ)のことです。

Googleは検索ユーザーにもっとも適したWebページを検索上位に表示しようとするため、検索意図を正しく把握し、検索意図に沿った内容で記事を書くことが重要です。

検索意図については、下記の記事でくわしく解説しています。

検索意図はSEOにおいて重要度No.1! その理由や調査方法も紹介

  • WordPress運営のコツ

インデックスされやすくする方法

インデックスに登録されやすくする(インデックスを促進する)には以下2つの方法があります。

どちらもGoogleサーチコンソールを使用するため、まだ導入していない場合はWordPressをGoogleサーチコンソールに登録する方法の記事を参考にして導入を済ませておきましょう。

【最新版】WordPressをGoogleサーチコンソールに登録・設定する方法!

  • WordPressの使い方/操作方法

XMLサイトマップを送信する

XMLサイトマップとは、Webサイトのページ構成をXML形式で記述したファイルです。

検索エンジンにXMLサイトマップを送信すると、検索エンジンのクロールを促す効果があり、インデックスに登録されやすくなります。

XMLサイトマップは手作業で作成することも可能ですが、WordPress(ワードプレス)を利用している場合は、XMLサイトマップ作成用のプラグインを利用するのが便利です。

以下にプラグイン「XML Sitemap Generator for Google(旧:XML Sitemaps)」の導入方法とXMLサイトマップを送信する方法を紹介します。

なお、WordPressでサイトマップを作る方法については下記の記事でもくわしく説明しています。

WordPressでサイトマップを作る方法&設定!初心者向けに図で解説

  • WordPressの使い方/操作方法

プラグイン「XML Sitemap Generator for Google」の導入と初期設定

まず、WordPress管理画面より下記の手順でプラグイン「XML Sitemap Generator for Google」をインストール&有効化します。

  1. WordPress管理画面のメニューから「プラグイン」→「新規プラグインを追加」を選択
  2. プラグインの検索ボックスに「XML Sitemap Generator for Google」と入力
  3. プラグインの検索結果に「XML Sitemap Generator for Google」が表示されるので、「今すぐインストール」ボタンを押下
  4. インストールが終了すると「有効化」ボタンが表示されるので押下

プラグインのインストール&有効化が済んだら、引き続き下記の手順で初期設定をおこないましょう。

  1. WordPress管理画面のメニューから「設定」→「XML-Sitemap」を選択
  2. XML Sitemap Generator for Googleの「基本的な設定」の欄にある「HTML形式でのサイトマップを含める」のチェックをはずす(*1)
  3. その他の設定はデフォルトのままでOK(必要に応じて設定を変更)
  4. 設定を変更したら、設定画面の下部にある「設定を更新」ボタンを押下して変更内容を保存
  • (*1) HTML形式のサイトマップには、noindexタグが設定される仕様になっており、Googleサーチコンソールでエラーが検出されるため。

以上でプラグイン「XML Sitemap Generator for Google」の導入と初期設定は完了です。

このプラグインを導入するだけで、新規記事を作成・更新するたびに自動でXMLサイトマップを作成・更新してくれます。

GoogleサーチコンソールでXMLサイトマップを送信する

XMLサイトマップを送信するには、Googleサーチコンソールを使用します。

操作方法は以下のとおりです。

1)Googleサーチコンソールにログインする。

2)Googleサーチコンソールのメニューから「サイトマップ」を選択する。

3)新しいサイトマップの追加欄に、XMLサイトマップのファイル名(通常はsitemap.xml)を入力する。

4)「送信」ボタンを押下する。

5)XMLサイトマップの送信に成功すると、送信されたサイトマップ欄にXMLサイトマップ名とステータス「成功しました」が表示される。

以上で、XMLサイトマップの送信は完了です。

送信したXMLサイトマップは、検索エンジンが定期的に最新情報を読み込んでくれるので、1度送信すればOKです。

URL検査ツールでインデックス登録リクエストをする

GoogleサーチコンソールのURL検査ツールで、インデックス登録をリクエストすることができます。

操作手順は下記のとおりです。

1)Googleサーチコンソールにログインする。

2)上部の検索ボックスにインデックス登録したいWebページのURLを入力し、「Enter」キーを押下する。

3)該当ページがインデックスに登録されていない場合は「URLがGoogleに登録されていません」というメッセージが表示される。

  • ※インデックスに登録済みURLでも、再登録のリクエストが可能。

4)右下の「インデックス登録をリクエスト」を押下する。

以上で、インデックス登録のリクエストは完了です。

Googleインデックスに関するよくある質問

Googleにインデックスされないことに関するよくある質問と回答を紹介します。

Googleにインデックスされないとどうなる?

Googleインデックスに登録されていなければ、Googleの検索結果に表示されません

Googleは世界中のWebページの情報をインデックスという大規模なデータベースに収集し、その中から検索ユーザーに最適なページを選んで提供しています。

つまり、Google検索からの集客をおこなうには、インデックスに登録されることが最低条件ということです。

インデックスされるまでにかかる時間は?

一般的には1日~数週間かかると言われていますが、Webサイトの状況によっても異なります。

更新頻度が低いWebサイトはクローラーが巡回する頻度も低くなり、インデックスされるまでにかかる時間は長くなる傾向があります。

また、開設したばかりのWebサイトはリンクがどこからも繋がっていないため、インデックスされるまでに時間がかかります。

インデックスされる時間を短縮するには、インデックス登録を促進するとともに、Webサイトの更新頻度を高める必要があります。

Googleにインデックスされないようにする方法は?

Googleにインデックスされないようにするには、下記2つの方法があります。

インデックスさせない方法 説明
①noindexタグを使用する インデックスに登録したくないWebページにnoindexタグを設定する
②robots.txtでクロールを制御する robots.txtで特定のURL(またはホームディレクトリ下)のクロールを禁止する

WordPressを利用している場合は下記の設定で、Webサイト全体をインデックスされないように設定できます。

WordPressでWebサイト全体をインデックスさせない設定

  1. WordPress管理画面から「設定」→「表示設定」を選択
  2. 「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックボックスをON
  3. 画面下部の「変更を保存」ボタンを押下

クロール済みなのにインデックスされないのはなぜ?

Googleインデックスに登録されるには、検索エンジンにクロールしてもらうことが第一歩です。

しかし、クロールされたからといって、必ずインデックスに登録されるわけではありません。

内容の薄い低品質なページオリジナリティがないページ(他のWebページと内容に差がないページ)は、ユーザーの役に立たないためインデックスに登録されない可能性があります。

なお、クロール済みなのにインデックスされない原因は、Googleサーチコンソールの「インデックス作成」→「ページ」画面で確認できます。

主な理由と対策を下記に記載します。

理由 説明 対策
サーバーエラー(5xx) サーバーの障害やタイムアウトでWebページの情報が取得できない サーバーの過負荷を改善する
ページにリダイレクトがあります 該当ページにリダイレクトが設定されているためインデックスから除外された 意図する設定なら問題なし。意図していない場合は、リダイレクト設定を外す
noindexタグによって除外されました 該当ページにnoindexタグが設定されているため、インデックスから除外された 意図する設定なら問題なし。意図していない場合は、noindex設定を外す
代替えページ(適切なcanonicalタグあり) 該当ページにcanonicalタグが設定されているため、インデックスから除外された 意図する設定なら問題なし。意図していない場合は、canonical設定を外す
重複しています Webサイト内に重複ページが検出された canonicalタグで正規ページを指定するか、該当ページをインデックしないように設定する
見つかりませんでした(404) 該当ページが見つからない 該当URLを適切なページへリダイレクトする(インデックス不要なURLなら問題なし)
クロール済み - インデックス未登録 クロールされたがインデックスに登録されていない状態(インデックスする価値がないと判断された) 該当ページをインデックスに登録しないように設定するか、該当ページのコンテンツを改善する

インデックスに登録されなかった理由の詳細は、ページ インデックス登録レポート|Search Console ヘルプを参照してください。

ブログ記事がインデックスされない場合どうすればいい?

ブログ記事がインデックスされない場合は下記のような原因が考えられます。

それぞれの原因がないかを確認し、あてはまる場合は一つずつ対策を実施しましょう。

原因 対策
①ドメインを新規取得して間もない 良質なコンテンツを増やし、XMLサイトマップを送信するなどしてインデックスを促進する
②robots.txtでクロールのアクセスを拒否している クローラーがWebページにアクセスできるように、robots.txtの内容を修正する
③noindexの設定をしている Webページを確認して、noindexが設定されている場合は削除する
④canonicalタグを用いた正規化の指定に間違いがある canonicalタグの設定を確認して、指定に間違いがあれば修正する
⑤サーバーでエラーが起きている サーバーの過負荷を改善する。または高性能なサーバーに乗り換える
⑥Googleのガイドライン違反でペナルティを受けている Googleガイドラインをよく確認し、ガイドラインに違反している箇所を洗い出して修正する
⑦コンテンツの質や専門性が低いと判断されている ユーザーの検索意図を把握して、ユーザーに役立つオリジナル性の高いコンテンツを提供する

Googleの検索結果に表示されない原因は他にもある?

Googleインデックスに登録済でも、検索順位が低すぎて検索結果に表示されないケースがあります。

とくに検索数が多いキーワードは、ライバルが多いため検索結果に表示されにくいです。

検索順位を上げるには、コンテンツの内容を充実させ、ライバルよりも良質なコンテンツを提供することが重要です。

また、より検索ボリュームの少ないロングテールキーワードを狙う(キーワードをより簡単なものに変える)という手もあるでしょう。

インデックスされない原因に合わせて対策しよう

Googleインデクックスに登録されない原因はさまざまですが、主な原因は以下の7つです。

内容が薄いWebページやコピーコンテンツは、ユーザーの役に立たないコンテンツと判断され、インデックスに登録されないことがあります。

また、Webサイトの設定やWebページのタグ設定(noindex、canonical)の指定ミスで、インデックス登録から除外されているケースもあります。

Googleサーチコンソールでインデックスされない原因を確認し、それぞれの原因に合わせて対処しましょう。

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