飲食店のホームページの作成方法、集客方法を解説!おしゃれなデザイン事例も

飲食店のホームページは、お店の存在や魅力を広く伝え、直接的に集客&売上を増やすことのできる重要なメディアです。

現在では多くの人がインターネットで「居酒屋」「レストラン」などを検索し、行きたい店を決めています。

また、スマホの普及により、外出先で近くの飲食店を探すケースも増えており、
飲食店がホームページを持つ重要性はますます高まってきたと言えるでしょう。

本記事では、まず飲食店のホームページを作成する際に役立つデザイン事例を紹介し、
ホームページを作成するメリット、掲載する項目とポイント、実際の作成方法についても解説していきます。

おしゃれなデザインにする方法や集客方法、費用相場についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

  • ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。

目次

監修者
サンツォ(吉岡 智将)

ブログ歴10年、マーケティング歴20年の副業ブロガー、SNSインフルエンサー。ブログやアフィリエイト、WordPressのノウハウを教えるWebサイト『マクサン』の運営者。ブログ収入の累計は億を超え、月100万円以上の収益を継続的に稼ぎ続ける。現在はブログのオンラインサロン『マクサン』の共同オーナーを務め、延べ800以上のブログ相談や初心者へのコンサルティングをおこなっている。そのほか12万人以上のフォロワーを抱えるInstagram『ベランダ飯』やブログ『ベランダ飯』など、複数のブログやSNSの運営に携わる。

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飲食店ホームページで参考にしたいデザイン事例

飲食店のホームページのデザインは、お店のコンセプトやターゲット層によって大きく異なります。

ここでは、デザインで人気の飲食店ホームページの事例をいくつか紹介しましょう。

鰻の成瀬

鰻の成瀬は、画期的なオペレーションシステムと、美味しいうなぎをお手頃な価格で提供することで、驚異的に店舗数を増やしているうなぎ専門店。

ホームページは、印象的なメインビジュアルの直下に、各店舗の電話番号がスクロールしており、タップするとすぐに電話がかけられるようになっています。

その下には、新店舗情報やキャンペーン情報、魅力がすぐに伝わるCM動画の埋め込み、3つのコンセプトなどの順でコンテンツを配置。

優先度の高い要素が、必用最低限な情報量シンプルかつ実用的に構成されており、店舗オペレーションシステムと同様に“合理的”に考え抜かれたホームページになっています。

参考にすべきポイント
  • お客様が必要としている要素を、必要最低限な情報量で合理的に配置
  • 分かりやすく迷わない、シンプルで実用的な操作性
  • スマホで見やすい文字の大きさ、画像のサイズ

俺のイタリアン

俺のイタリアンは、高級イタリアンの味を抜群のコストパフォーマンスで提供するレストラン。

運営する俺の株式会社では、この他にも「俺のフレンチ」「俺の焼肉」「俺のそば」など、カテゴリー毎に飲食店を展開し人気を博しています。

ホームページはシンプルでミニマム

控えめなメインビジュアルの下に、店舗を代表する人気メニューの画像(スマホではスクロール)を配置し、さらにその下には店舗一覧が続きます。

店舗一覧は魅力的なサムネイル(小さな画像)とともに、お客様にとって必要な情報だけをミニマムに記載し、

スマホ版では、ワンタップで電話がかけられたり、地図アプリが一発で開いたりなど、ユーザビリティ(使いやすさ)が考慮されたデザインと機能になっています。

参考にすべきポイント
  • 必要最低限な情報を、シンプルでミニマムなデザインで配置
  • 奇をてらわず、見やすさ・使いやすさを重視
  • スマホで見やすく分かりやすいデザイン構成

100本のスプーン

100本のスプーンは、東京・神奈川などに複数店舗を構える新感覚のファミリーレストラン。

コンセプトを大切にしており、本格的な料理やおしゃれなインテリアも楽しめます。

画面いっぱいに広がるビジュアル(動画)が印象的で、100本のスプーンが大切にする家族で食事を楽しむ様子や、和やかな雰囲気が伝わってきます。

縦に複数配置された大サイズの動画は各店舗へのリンクとなっており、クリックするとそれぞれの店舗専用ページへ移動。

各店舗の専用ぺージもビジュアル要素が豊富で、料理メニューや店内の様子がわかりやすく伝わってきます。

参考にすべきポイント
  • 印象的な大サイズ動画を多用し、イメージを重視
  • 料理メニューや店内の様子がわかりやすい

まんだら

まんだらは、愛知県名古屋市にある伝統的な味を受け継ぐ日本料理店です。

ホームページは柔らかく優しい印象の手書きイラストが特徴的で、お弁当の食材で表現した名古屋城をイメージしているとのこと。

店舗を象徴するビジュアルをファーストビュー(Webサイトを開いて最初の画面)に配置することで、店舗の最大の“売り”である伝統料理の魅力を演出しています。

やや操作性が犠牲になっているものの、訪問者へ与えるインパクトは大きく、記憶に残るホームページです。

参考にすべきポイント
  • お店の特徴を伝える印象的なビジュアルを効果的に使用
  • 訪問者へ大きなインパクトを与え、記憶に残る

Jose Luis

Jose Luis(ホセ・ルイス)は、渋谷や軽井沢などに店舗を構えるスペイン料理店。

スペインはマドリードで60年以上愛されてきた、歴史あるレストランです。

スタイリッシュなデザインと鮮やかな写真で構成されており、店舗の雰囲気や料理のおいしさがストレートに伝わってきます。

動きのある写真やテキストを効果的に使いながら、視覚的な演出に重点をおいたホームページになっています。

参考にすべきポイント
  • スタイリッシュなデザインと鮮やかな写真で高級感を演出
  • 動きのある写真やテキストで視覚的にアピール

ドラマチックカリー ゴールデン中崎

ドラマチックカリー ゴールデン中崎は、大阪市北区中崎に店舗を構えるスパイスカレーの専門店です。

スマホ用に作成された縦長のレイアウトが特徴で、

PCで見ると両サイドが固定され(右サイドの写真はスライド)、中央のエリアだけがスクロールするユニークなデザインになっています。

フォント・色彩・各種エフェクトや、レトロ感のあるフィルターなども一風変わった雰囲気を醸し出し、他店との差別化に寄与しています。

操作性は決して良いとは言えませんが、ユニークで個性的なデザインがインパクト大です。

参考にすべきポイント
  • 他のホームページには見られないユニークなデザイン
  • 風変わりな雰囲気を醸し出し、他店と差別化

一蘭

一蘭(いちらん)は、国内はもちろん海外にも進出している人気のとんこつラーメン専門店。

トップページは1~2スクロールほどの縦に短いレイアウトですが、豊富な情報量を“お品書き”をイメージしたイラストで配置し、クリックすることでそれぞれのページへ移動できます。

お品書きの上にマウスをおくと(スマホの場合はタップ)、お品書きの札が揺れる視覚的効果が独特で面白いですね。

お店のコンセプトやこだわりなど、伝えたいこと(情報量)が多い場合は、このようにトップページからのナビゲーションを工夫することで、冗長な印象を防ぐことができるでしょう。

参考にすべきポイント
  • お品書きをイメージしたユニークなトップページ
  • 豊富な情報量をうまく整理したナビゲーション

飲食店にホームページは必要?作成する4つのメリット

飲食店の情報はグルメサイト(食べログ、ぐるなび、ホワイトペッパーグルメなど)にも多数掲載されています。

そのため、ホームページを持たなくてもネット経由の集客は可能です。

また、SNSを活用した情報発信により、ブランディングや売上アップに成功しているケースも多いでしょう。

しかし、飲食店にとってホームページは、グルメサイトやSNSが普及している現代においても、重要な役割を果たします。

以下に、飲食店がホームページを作成するメリットを説明します。

集客・売上が増える

ホームページを持つことで、GoogleやYahoo!などの検索エンジンから直接店舗を見つけられるようになります。

また、オンライン予約システムの導入や、オリジナル商品のネット通販などが可能となり、ビジネスチャンスも大きく広がります。

グルメサイトやSNSでも集客は可能ですが、集客窓口が多くて困ることはないので、新規来店や予約につながる導線は1つでも多く持っておきましょう。

ただし、検索エンジンから集客するにはSEO(検索エンジン最適化)MEO(マップ検索エンジン最適化)をおこない、検索結果で上位表示することが必要です。

たとえば、「最寄りの駅名、飲食店のジャンル」などで検索した際に上位表示されれば、多くのお客様の目に留まり、一気に集客&売上アップが見込めます。

最新で正確な情報を伝えられる

ホームページがあれば、最新情報をリアルタイムで伝えることができます。

たとえば、突発的な休業や営業時間の変更、メニューや料金の改訂、人気メニューの終売、セールやイベント開催の告知など。

SNSでも最新情報の発信は可能ですが、SNSの投稿はタイムライン上で流れていってしまうので、重要な情報が見逃される可能性があります。

また、グルメサイトでは掲載できる情報に限りがあり、間違った情報や古い情報が掲載される可能性があるため、正確な情報提供をおこなうにはホームページが最適です。

他店との差別化ができる

グルメサイトはフォーマットが決まっているため、他店との差別化は難しいですよね。

一方、ホームページはデザインや掲載情報を自由に決められるため、伝えたいことを文字数や画像枚数の制限なく発信できます。

動画やアニメーションを多用して、視覚的に印象深いホームページにするのも良いでしょう。

どうしても伝えたいコンセプトや想い、スタッフや経営者からのメッセージ、他店にはないユニークな料理やサービス、店舗の雰囲気などを十分にアピール可能です。

つまり、自由度が高く、他店との差別化にも大きく役立つということですね。

ブランドイメージや信頼感につながる

ホームページはお店の公式情報を発信する場所です。

お客様はホームページを通じて、お店のコンセプト・サービス内容・雰囲気などを知ることで、信頼感を抱きやすくなりブランドイメージの向上につながります。

逆に、ホームページを見たくて検索したのに、SNSやグルメサイトの情報しか存在しなかったら、がっかりするかも知れませんね。

また、ホームページを運営することで、グルメサイトなどの不当な書き込み対策にもなります。

飲食店のホームページに掲載する情報

飲食店のホームページに掲載すべき情報と、それぞれがなぜ必要なのかの理由や、具体的に何を記載すべきか説明します。

写真

飲食店のホームページでは、ビジュアル要素(写真や動画)がとても大切です。

外観や店内の写真はお店の雰囲気を伝えることができ、おいしそうな料理の写真は飲食店にとってなによりのアピールになるでしょう。

写真は自分で撮影することも可能ですが、より魅力的な写真にするためには、プロのカメラマンに依頼するのがおすすめです。

具体的な掲載内容
  • 店の外観(周囲の様子を含めると来店時に店を見つけやすい)
  • 店内の様子(テーブル配置、照明、インテリアなど)
  • 代表的な料理(料理の美しさや美味しさをアピール)

料理メニュー

飲食店にとって、もっとも重要な要素は "料理" です。

ほとんどのお客様は「どのような料理があるのか」「料金はいくらくらいか」を知りたいはずですよね。

店を選ぶ際のポイントになるため、自慢の料理やドリンクの品々を積極的にアピールしましょう。

なお、料理メニューには料理名・料金だけでなく、魅力的な写真と簡単な説明を加えるのがおすすめです。

具体的な掲載内容
  • 料理名と料金(税込料金を明記)
  • 鮮明な写真
  • 簡単な説明(使っている食材や調理法、こだわりのポイントなど)
  • おすすめ品(おすすめアイコンなどを付ける)

営業日・時間

お店の料理や雰囲気を気に入っても、営業日や営業時間がわからないと予約・来店につながりません。

飲食店のホームページには、必ず営業日・時間・定休日などの正確な情報を記載してください。

具体的な掲載内容
  • 営業日(または定休日)
  • 営業時間(営業開始~営業終了)※ラストオーダーの時間があれば明記
  • 祝日や年末年始の営業日・営業時間
  • ランチ・ディナータイムなどの区分
  • 臨時休業や特別な営業時間の変更

なお、臨時休業や急遽営業時間を変更するなどの場合は、ホームページ上も適宜更新する必要があります。

運営を外注していて自分で更新できない場合は、SNSで発信し、ホームページからはSNSに誘導しておくのもよいでしょう。

地図・行き方

アクセス情報(お店の地図や経路)は、飲食店のホームページにおいてとても重要な要素です。

住所はもちろんのこと、最寄り駅はどこか、最寄り駅からどのように行くのか、駐車場はあるのか、何台駐車できるのかなど、アクセスに関係する情報は必ず記載しましょう。

特に重要なのは、わかりやすい地図と経路です。

地図がない、または地図があってもわかりにくくて店が見つけられないと、せっかく来店しようとしてくれたお客様を逃してしまいます。

地図や経路は自作してもいいですが、Googleマップを埋め込むのが簡単で効果的です。

具体的な掲載内容
  • 住所
  • 地図や道順(Googleマップがおすすめ)
  • 車でのアクセス方法(駐車場の有無と駐車可能台数)

空席情報・予約機能

予約可能な店舗なら、オンライン予約システムを導入しましょう。

オンライン予約システムなら、リアルタイムの空席情報の確認と予約対応が自動化され、24時間365日受付可能です。

お店にとってはもちろん、お客様にとって非常に便利な機能なので、来店数の増加が見込めます。

また、予約を増やすにはホームページ内の目立つ位置に設置する必要があります。

具体的な掲載内容
  • リアルタイムの空席情報(カレンダー形式)
  • 予約フォーム(予約日、時間、人数、料理コースなど)
  • キャンセルポリシー(キャンセル可能日時、キャンセル料金など)

コンセプト・スタッフ紹介

飲食店のコンセプトとは「どのような料理やサービスを提供するか」「どのような体験を届けたいか」などの想いを明確に示すものです。

また、スタッフ紹介はお客様に親近感や信頼感を与えるのに役立ちます。

ホームページにお店のコンセプトやスタッフ紹介を掲載することで、雰囲気やイメージが伝わりやすくなり、ブランディングや他店との差別化がしやすくなります。

具体的な掲載内容
  • お店のこだわり(料理への思い、地元食材の使用、サービスのポリシーなど)
  • お店の歴史やストーリー(ブランド力が高まる)
  • シェフやスタッフの紹介(経歴、専門分野、料理に対する情熱など)

お知らせ

飲食店のホームページには、新着情報を発信するページを設けましょう。

新メニューや季節限定メニューのお知らせ、イベント・キャンペーンの日程、営業時間や休業の変更など、重要な情報をいち早く提供できるようになります。

また、ホームページの訪問者がすぐに気づけるように、トップページの上部に表示されるようにしておくとベスト。

SNSと連携するのもおすすめです。

具体的な掲載内容
  • 臨時休業や営業時間変更の告知
  • 新メニューや季節限定メニューのお知らせ
  • クーポンやキャンペーン情報

飲食店のホームページを作成する方法

飲食店のホームページを作成するには、大きく分けて3つの方法があります。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、くわしく解説します。

ホームページを作成する方法 コスト 難易度 デザイン性 カスタマイズ性
WordPressで自作する 中~高(*1)
ホームページ作成サービスを利用する
制作会社や個人に外注する 中~高(*2)
  • (*1) WordPressテーマの選択やカスタマイズによる
  • (*2) 依頼先のスキル・センスに左右される

ホームページ作成にかかる費用については、下記記事を参考にしてください。

ホームページ作成の費用はいくら?相場や内訳、外注・自作のメリットデメリットを解説

  • WordPressの始め方

WordPressで自作する

WordPress(ワードプレス) は、世界でNo.1シェアを誇るCMS(コンテンツ管理システム)。

ホームページはもちろん、ブログやオンラインショップなど、あらゆるWebサイトの制作・運営に利用されています。

専門知識がない初心者でも、簡単にホームページを作成でき、デザイン性・カスタマイズ性・拡張性に優れ、SEO(検索集客)にも強い点が魅力です。

しかも、WordPressのソフトウェア自体は無料で利用できます(別途サーバー代やドメイン代など年間1万円くらいが必要)。

飲食店のホームページを作成するのに、もっともおすすめの方法です。

WordPressのメリット・デメリット

メリット
  • コストが安い
  • デザイン性とカスタマイズ性に優れている(豊富なテーマと高い自由度)
  • 欲しい機能を簡単に実装できる(豊富なプラグイン)
  • 検索からの集客に有利(SEOに強い)
デメリット
  • 最低限のWeb知識が必要
  • レンタルサーバーやドメインの契約が必要

WordPressは、後述するホームページ作成サービスよりもやや難易度が高いですが、それでも比較的簡単にホームページを作成できるおすすめのツールです。

自由度(カスタマイズ性)も高く、WordPressテーマ(デザインや機能のテンプレート)は無料のものだけでも12,000種類以上も存在します。

プログラミング知識がまったくない人でも、プラグインを使って欲しい機能をいつでも簡単に実装できます。

しかもプラグインは無料のものだけでも59,000種類以上もあります。

WordPressを利用するには、レンタルサーバーを契約してインストールする必要がありますが、自動インストール機能を使えば初心者でも最短10分でホームページを開設できます。

WordPressの始め方は、下記の記事でわかりやすく丁寧に解説しています。

【WordPressの始め方】初心者でも最短10分でできる!簡単で失敗しない開設方法

  • WordPressの始め方

ホームページ作成サービスを利用する

ホームページ作成サービスとは、アカウントを登録するだけで簡単にホームページを作成できるサービスです(無料プラン/有料プランあり)。

専門知識がなくても、用意されたテンプレートやツールを使って、気軽に飲食店のホームページを開設できます。

WordPressがより自由度が高く、デザイン性や機能性に優れたホームページ制作に向いているのに対し、

ホームページ作成サービスは、より簡単に、より安く、簡易的なホームページを作成するのに向いています。

ホームページ作成サービスのメリット・デメリット

メリット
  • アカウントを登録するだけで利用できる(無料プランの場合)
  • 直感的な操作でホームページを作成できる
  • 短時間でホームページが完成する
  • セキュリティ対策は不要(サービス側が実施)
デメリット
  • デザインの自由度やカスタマイズ性が低い(WordPressに比べ)
  • サービス側の広告が表示される場合がある
  • ストレージ容量が少ない
  • 独自ドメインが利用できない、SEO対策がしにくい
  • サービスが終了するリスクがある

ホームページ作成サービスは、簡単に短時間でホームページを作成できる点がメリットですが、ビジネスで利用するにはデメリットが多いです。

有料プランにすれば、デメリットが解消できるケースもありますが、どうせ費用をかけるなら、はじめからWordPressを選んだほうが自由度が高く、集客にも有利です。

ただし「PC操作に自信がない」「ネット全般の知識・スキルがまったくない」場合は、WordPressよりホームページ作成サービスのほうがおすすめです。

代表的なホームページ作成サービスは以下の通りです。

ホームページ作成サービス 説明 料金
Wix(ウィックス) Wix社が運営する世界中で人気の高いホームページ作成サービス。豊富なテンプレートでさまざまなビジネスに対応 無料~月額12,000円
Jimdo(ジンドゥー) KDDIウェブコミュニケーションズ社が運営する世界中で利用されているサービス。シンプルな操作で初心者でも使いやすい 無料~月額1,590円
Google Sites(グーグルサイト) Google社が運営するホームページ作成サービス。Googleアカウントを持っていれば利用できる 無料
Ameba Ownd(アメーバオウンド) アメーバブログを運営するサイバーエージェント社が運営するサービス。SNSとの連携やブログ機能が充実 無料~月額960円
STUDIO(スタジオ) STUDIO社が運営するホームページ作成サービス。クリック操作だけでホームページのデザインが完成 無料~月額4,980円
Crayon(クレヨン) ハンズ社が運営するホームページ作成サービス。スマホで簡単にホームページを作れる 無料~月額3,190円
ペライチ ペライチ社が運営するLP(ランディングページ)の作成に適したサービス 無料~月額6,910円
CLOUD LINE(クラウド ライン) アントアント社が運営するSEO対策・アクセス解析ができるホームページ作成サービス 無料
Strikingly(ストライキングリー) Strikingly社が運営するWebサイト作成サービス。Eコマース機能を搭載し、PayPal、Stripe決済に対応 無料~月額59ドル
Weebly(ウィーブリー) Square社が運営するホームページ作成サービス。Eコマースに対応し、在庫管理・注文追跡・税務処理機能を持つ 無料~月額26ドル

制作会社や個人に外注する

Web制作会社個人(フリーランス)に、ホームページ制作を外注するという方法もあります。

Web制作のプロに依頼すれば、手間をかけずに高品質で思い通りの機能を実装したホームページを作成できます。

また、専門的なアドバイスやサポートも受けられます。

自作する時間やスタッフが確保できない場合や、自作では難しい機能やデザインを取り入れたいケースに向いています。

制作会社や個人に外注するメリット・デメリット

メリット
  • 高機能・高品質なホームページが作れる
  • 専門的なアドバイスやサポートが受けられる
  • 自分(自社)の時間を節約できる
デメリット
  • 費用が高い
  • 月々の保守費用が発生する
  • 更新に時間がかかる

ただし、費用が高い点が大きなデメリットです。

制作会社に依頼した場合は、デザインや機能を変更する場合はもちろん、細かな更新も制作会社に依頼することになるため、月々の保守管理費用も発生します。

飲食店のホームページをWordPressで簡単に作成する方法

飲食店のホームページをWordPressで簡単に作成するには、ConoHa WINGの「WordPressかんたんセットアップ機能」を利用するのがおすすめです。

WordPressかんたんセットアップ機能とは、通常は手間や時間がかかるWordPress開設を、ほぼ一括で自動的に、最短10分で完了できる機能です。

かんたんセットアップ内に含まれるのは下記の要素です。

  • 独自ドメインの取得&設定
  • SSLの設定(通信を暗号化してセキュリティを強化)
  • WordPressのインストール
  • WordPressテーマのインストール

これらを一括で完了できるため、初心者でも簡単にホームページを作ることができるのです。

しかも、ConoHa WINGのWINGパック(長期契約プラン)を契約すると、独自ドメインが2つまで永久無料で使えるというお得な特典もあります。

以下に飲食店ホームページを作る基本的な流れを説明します。

WordPressかんたんセットアップのやり方

WordPressかんたんセットアップは下記の手順で進めます。

途中で独自ドメイン(◯◯◯.comなど)とホームページ名(サイト名)の入力が必要になるので、あらかじめ決めておくと作業がスムーズに進みます。

ドメイン名の決め方については下記の記事にくわしく解説しています。

ドメイン名の決め方や注意点を紹介! SEOへの影響はある?

  • WordPress運営のコツ

ホームページ名については後から変更も可能なので、取り急ぎ「店名」で設定しておいても構いません。

1)レンタルサーバーを申し込む

  • ConoHa WING公式サイトにアクセスし、アカウント登録をおこなう
  • アカウント登録にはメールアドレスとパスワードの入力が必要

2)プランを選択する

  • 料金タイプで「WINGパック」を選択する
  • 契約期間(3カ月/6カ月/12カ月/24カ月/36カ月)を選択する
  • プラン(ベーシック/スタンダード/プレミアム)を選択する

3)WordPressかんたんセットアップをおこなう

  • WordPressかんたんセットアップを利用するを選択
  • セットアップ方法として「新規インストール」を選択
  • 独自ドメイン名を設定(飲食店名に関連した英字が一般的)
  • ホームページ名を入力(後から変更可)
  • WordPressのユーザー名を入力(WordPress管理画面にログインするユーザー名)
  • WordPressパスワード名(WordPress管理画面にログインするパスワード)
  • インストールするWordPressテーマを選択(省略可)

4)お客様情報を登録し、本人確認をおこなう

  • 氏名、生年月日、住所、電話番号などを登録
  • SMS認証(ショートメッセージ)または、電話認証で本人確認をおこなう

5)料金を支払う

  • クレジットカード等で料金を支払う

くわしくはWordPressの始め方の記事に、すべての手順を画像付きで解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【WordPressの始め方】初心者でも最短10分でできる!簡単で失敗しない開設方法

  • WordPressの始め方

WordPressの初期設定をおこなう

WordPressのインストールが済んだら、WordPress管理画面にログインし、初期設定をおこないます。

確認しておきたい項目は下記のとおりです。

設定ページ 項目 説明
設定/一般設定 サイトのタイトル ホームページ名を確認・変更(WordPressかんたんセットアップで設定済み)
キャッチフレーズ キャッチフレーズ(お店のコンセプトなど)を設定(省略可)
サイトアドレス(URL) 想定通りのURLになっているかを確認。サイトアドレスの先頭文字列は下記のとおり
・SSL設定なし:http://
・SSL設定済み:https://
  • ※WordPressかんたんセットアップを利用すれば、SSLは自動的に設定される
管理者メールアドレス WordPressからの通知を受信するメールアドレスを設定
設定/パーマリンク パーマリンク構造 記事のURL構造を指定。後から変更すると記事のURLが変わってしまうので、最初に指定しておくのがベター。おすすめは「投稿名」
ユーザー/プロフィール ニックネーム 管理者のニックネームを設定(省略可)
ブログ上の表示名 デフォルトで管理者のユーザー名になっているので、ニックネームに変更(省略可)

飲食店ホームページに必要なページを作成する

WordPressのインストールと初期設定が済んだら、以下の手順で飲食店のホームページに必要なページ(コンテンツ)を作成します。

トップページの作成

まず、ホームページの顔となるトップページを作成しましょう。

WordPressで作成できるページは、投稿と固定ページの2種類ありますが、トップページは固定ページで作成します(投稿は時系列に表示されるブログ記事などに使う)。

WordPressでは、テキスト用ブロック・画像用ブロック・箇条書き用ブロックなどたくさんのブロックが用意されているので必要なブロックを組み合わせてページを作っていきましょう。

トップページの表示設定

トップページが作成できたら、サイトアドレス(URL)へアクセスしたときにトップページが表示されるように、「設定/表示設定」画面で下記の表示設定をおこないます。

  • 固定ページを選択する
  • ホームページ欄で、先ほど作成したトップページを選択する
  • ブログ機能を利用する場合は、投稿一覧用の固定ページを作成し(中身は空でOK)、投稿ページ欄で選択する。ブログ機能を利用しない場合は未選択

各種ページの作成

トップページの作成と表示設定が済んだら、飲食店のホームページに必要な各種ページを固定ページで作成します。

飲食店のホームページに必要な各種ページ(例)
  • 料理メニュー
  • 店舗案内(住所、連絡先、営業日、営業時間、地図など)
  • お知らせページ
  • コンセプトやこだわりのポイント
  • シェフやスタッフの紹介
  • …など

ヘッダーメニューの設定

各種ページが作成できたら、ヘッダーメニュー(グローバルメニューとも呼ぶ)を設定します。

WordPressのメニュー機能で簡単に作成できるので、各種ページへのリンクを設定しておきましょう。

飲食店のホームページをおしゃれなデザインにする方法

飲食店のホームページをおしゃれなデザインにするには、飲食店向けのWordPressテーマを使うのがおすすめです。

WordPressのテーマ(テンプレート)を使う

WordPressテーマとは、デザインと機能を一つにまとめたひな形のようなものです。

テーマを変えることで、ホームページの外観やレイアウトを簡単に変更でき、見た目だけでなく機能や操作性も変えられます。

デザイン性の高いWordPressテーマを利用すれば、初心者でも簡単におしゃれなホームページに仕上がります。

WordPressテーマによる主な違い
  • デザイン(ブログ向け、ホームページ向け、シンプル、女性向けなど)
  • 機能(目次、SEO対策、表示高速化、アクセス集計など)
  • カスタマイズ性(配色、各種パーツのスタイル、カラム配置など)
  • ブロックエディタで使えるパーツと使いやすさ
  • ウィジェット(*1)の種類と配置できる場所(ウィジェットエリア)
  • (*1) 検索ボックス、カテゴリー、新着記事など小さなコンテンツブロック

WordPressテーマには無料のものと有料のものがあります。

無料でも高機能で人気のテーマもありますが、おしゃれなデザインや使いやすさを優先するなら、有料テーマを選んだほうが良いでしょう。

飲食店向けのWordPressテーマの例

ここでは、飲食店向けのおしゃれなWordPressテーマを5つ紹介します。

テーマ 特徴 価格(税込)
Tree トップぺージにストーリーテリング風のコンテンツを配置可能。お店の魅力を最大限に伝えられるようなデザイン 28,380円
Minimal Cafe シンプルでおしゃれなワンカラムデザイン。集客・売上アップにつながる機能もしっかり搭載 9,999円
TOKI インバウンド向けにマルチ言語サイトの運用に対応。海外に向けて日本文化や飲食店の魅力を伝えられるようなデザイン 36,080円
SWELL 高機能で人気の汎用的なテーマ。デザイン性・カスタマイズ性・SEO対策・表示速度・使いやすさを高次元で実現 17,600円
JIN:R 美しいデザインのホームページが簡単に作成できる。おしゃれなカフェやレストランのイメージにピッタリ 19,800円

Tree

Tree(ツリー)は、WordPressテーマの専門サイト「TCD」が販売する飲食店向けの有料テーマです。

トップぺージにお店のルーツや創業物語などストーリーテリング風のコンテンツを配置可能で、お店の魅力を最大限に伝えられるようにデザインされています。

特徴
  • トップぺージにストーリーテリング風のコンテンツを配置可能
  • 多くの情報を掲載できるグローバルメニューでお客様をスムーズに案内
  • 読みやすく心地よいデザインで集客に貢献
価格 28,380円(税込)

Treeを導入すると下記のようなホームページが作成できます。

トップぺージ例

ABOUT(店舗紹介)例

MENU(料理メニュー)例

Minimal Cafe

Minimal Cafe(ミニマルカフェ)は、シンプルでおしゃれなWordPressテーマの専門サイト「Minimal WP」が販売する、飲食店向けの有料テーマです。

初心者でもおしゃれなホームページを簡単に作成できるように、複雑な機能や面倒な設定はできるかぎり排除されています。

その一方、集客・売上アップにつながる機能はしっかり搭載しています(ブランディングに効果的なイメージヘッダー、レスポンシブデザイン、内部SEO対策済みなど)。

特徴
  • LP(ランディングページ)として使いやすいワンカラムデザイン
  • 自動で「集客・売上アップ」に繋がる機能を搭載
  • ロゴとトップ画像を用意するだけで、一瞬でホームページが完成
価格 9,999円(税込)

Treeを導入すれば、以下のようなホームページが作成できます。

トップページ例

SHOP INFO(店舗情報)例

NEWS(お知らせ)例

TOKI

TOKI(トキ)は、WordPressテーマの専門サイト「TCD」が販売する、インバウンド向けの有料テーマです。

マルチ言語サイト(*1)の運用に対応し、海外から訪れる観光客に向けて日本文化や飲食店の魅力を伝えられるようなデザインになっています。

  • (*1) 複数の言語(日本語・英語・中国語・韓国語など)でコンテンツが提供され、訪問者が表示言語を選択できるように設計されているWebサイト。
特徴
  • インバウンド向けにマルチ言語サイトの運用が可能
  • ヘッダー背景に動画やスライドを表示できるヒーローヘッダー搭載
  • トップページに一発で目的の記事にたどり着ける絞り込み検索機能を配置
  • カスタム投稿タイプ「お店」「知る」「学ぶ」を実装
価格 36,080円(税込)

TOKIを導入すると、下記のようなホームページを作成できます。

トップページ例

お店紹介例

特集ページ例

SWELL

SWELL(スウェル)は、LOOS社が販売する汎用的な人気の有料テーマです。

デザイン性・カスタマイズ性・SEO対策・表示速度・使いやすさなど、あらゆる要素を高次元で追求しており、飲食店のホームページ作成にも適しています。

特徴
  • ユーザーにとってもサイト運営者にとっても使いやすい、機能的で美しいデザイン
  • カスタマイザー(*1)だけで柔軟なカスタマイズが可能
  • SEO対策や高速化機能も搭載
  • SWELL独自ブロックで高度なコンテンツ(*2)も簡単作成
価格 17,600円(税込)
  • (*1) ホームページの外観やデザインを簡単に変更できる機能
  • (*2) テキストや表だけでは実現できない複雑なデザインや動的な要素を持ったコンテンツ

SWELLを導入すると、下記のようなデザインのホームページが作成できます。

また、下記のようなオリジナルブロックが豊富に用意されているため、プロが作成したような高度なコンテンツ(*2)が簡単に作成できます。

JIN:R

JIN:R(ジン・アール)は、CROOVER社が販売する汎用的な有料テーマです。

美しいデザインのホームぺージが簡単に作成できるように設計されており、おしゃれなカフェやレストランのイメージにもピッタリです。

特徴
  • 磨き上げられたおしゃれで美しいデザイン
  • デモページのデザインを1クリックで反映可能
  • ブロックエディタの機能も充実
  • 有料コンテンツの販売が可能
価格 19,800円(税込)

JIN:Rを導入すれば、以下のようなホームページが作成できます。

トップページ例

お店の特徴例

店舗情報(フッター)例

飲食店ホームページの集客方法

ただホームページを作成しただけでは、集客が劇的に増えることはないでしょう。

飲食店のホームページに集客するには、下記に挙げる3つの方法があります。

SEO(検索エンジン最適化)

SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示をおこなうための施策全般のこと。

例えば「渋谷 スープカレー」というキーワードで検索された際に自分の店舗が上位表示されれば、大幅な集客増が見込めますよね。

せっかくホームページを作っても、誰も見てくれなければ意味はありません。

飲食店のホームページ制作とSEO対策は、セットで実施する必要があります。

SEOに影響する要素は数百存在すると言われていますが、飲食店のホームページでやっておくべき主なSEO対策は以下のとおりです。

SEO対策 説明
ローカルキーワードの最適化 飲食店は地域に関連したキーワードで検索されることが多いため、地域名を含んだキーワードをページ内(タイトルや本文)に盛り込む
スマホに最適化 飲食店はスマホで検索されることが多いため、スマホで見やすく操作しやすいように画面レイアウトや文字サイズを調整する
画像の圧縮(表示速度の高速化) サイズ・容量の大きい画像を多用すると表示速度が遅くなり、お客様が離脱しやすくなるため、画質はなるべく維持しつつ画像を圧縮し、表示速度を高速化
画像にalt属性を設定 検索エンジンが画像の内容を把握できるように、画像には必ずalt属性(代替えテキスト)を設定する
オリジナルコンテンツを提供 料理・素材・食生活に関連したコラム記事など、事業に関連するオリジナルコンテンツ(ブログやオウンドメディアなど)を定期的に発信する
定期的に情報を更新 定期的に情報をメンテナンスし最新情報を維持する

検索エンジンで上位表示される方法については、下記の記事をご覧ください。

検索エンジンで上位表示させるには?SEO対策の基本を解説

  • WordPress運営のコツ

MEO(マップ検索エンジン最適化)

MEO(Map Engine Optimization)とは、Googleマップなどの地図検索で上位に表示させるための施策です。

MEOで上位表示できれば、SEOと同じように多くの人の目に留まるため、集客効果が高まります。

むしろ、MEOのほうが店舗の近くにいる顧客を、直接来店につなげる効果が期待できます。

MEO対策をおこなうには、まずGoogleビジネスプロフィールへの登録が必要です。

Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップに表示されるビジネスや店舗の情報を登録するサービスです。

登録しておくとGoogleマップの検索結果に表示されやすくなります。

登録後は下記の作業をおこないます。

主なMEO対策 説明
詳細なデータを入力する 住所、電話番号、カテゴリ、属性などのビジネス情報を充実させ、最新の状態を保つ
ビジネスのオーナー確認をおこなう ビジネスのオーナー確認をおこなうと、検索結果にビジネス情報が表示される可能性が高まる
営業時間の情報を正確に保つ 開店時間や閉店時間、祝祭日などの特別など、正確な営業時間を登録する
クチコミの管理と返信をおこなう お客様が投稿したクチコミに返信することで、クチコミの投稿が活発になり、顧客が店舗を訪れる可能性が高まる
写真を追加する 訴求力のある写真を掲載することで、顧客が求めている商品やサービスがあることをアピールできる

SNSを活用する

SEO・MEOと併用して実施すべきなのが、SNSを活用した集客です。

SEO・MEOともに表示順位はGoogle(検索エンジン)が決定するため、アルゴリズムのアップデートなどで、表示順位が大きく変動する可能性があります。

その点、SNSは検索に依存せずに集客できる点が大きなメリットです。

また、素早く気軽に情報発信できる拡散力が高いなど、SNSの特徴を生かした集客が可能です。

集客に利用できるSNS 特徴
Instagram
  • 写真や動画をメインに投稿できるSNS
  • ビジュアル要素が重要なジャンルとの親和性が高い
X(旧Twitter)
  • 短いテキストの投稿がメインのSNS(画像や動画の添付も可能)
  • 手軽に投稿できるためリアルタイムな情報発信に最適
  • 拡散力が非常に高い反面、炎上リスクも高い
Facebook
  • 実名登録が原則のSNS(画像+テキストの投稿が可能)
  • 他のSNSより情報の信頼性が高く、地元コミュニティの活動が活発
YouTube
  • 動画共有サービス
  • 長い動画からスマホ向けのショート動画までさまざまな動画を投稿可能
TikTok
  • スマホ向けのショート動画を投稿できるSNS
  • 流行りのBGM付きで個性的な動画を作成できる

飲食店のホームページに集客するには、ビジュアル要素がメインで飲食店と親和性が高いInstagramが特におすすめです。

YouTubeやTikTokでショート動画を発信したり、X(旧Twitter)で営業時間や限定メニューに関する情報を発信したり、Facebookで地元コミュニティと連携したりといった使い方もできます。

具体的な集客方法は、各SNSの投稿やプロフィールページにリンクを設置して、ホームページへ誘導する方法が一般的です。

飲食店のホームページ作成にかかる費用の相場は?

飲食店のホームページ作成にかかる費用は、作成方法やデザイン・機能の複雑さによって異なりますが、費用相場は下記のとおりです。

作成方法 費用相場
WordPressで自作 制作費用:1万~3万円(有料テーマ代)
運営費用(*1):年額1万~
ホームページ作成サービスを利用 無料~月額1万円程度
制作会社や個人に外注 制作費用:数十万~数百万円
運営費用(*1):年額1万円~
保守費用(*2):月額数千円~数万円
  • (*1) レンタルサーバーの契約、独自ドメインの取得にかかる費用
  • (*2) ホームページの更新にかかる費用

WordPressで自作する場合、無料のレンタルサーバーを利用して、無料ドメイン・無料テーマを使えば費用をゼロに抑えることも可能です。

ただし、無料サービスはデメリットが多いため、集客目的でホームページを運営する場合はおすすめできません。

飲食店のホームページを作成しよう

飲食店のホームページは、集客力向上やブランディングに欠かせないツールです。

本記事では、印象的なデザイン事例や作成方法、集客方法など、飲食店ホームページ作成・運営の基本を解説しました。

飲食店におすすめのホームページ作成方法は、WordPress(ワードプレス)を活用すること。

WordPressであれば、初心者でも比較的簡単におしゃれで高機能なホームページを作成できます。

また、SEO・MEO・SNSなどに取り組むことで、より多くのお客様に店舗を知ってもらうことができます。

飲食店の魅力を最大限に引き出すホームページを作成し、競合他店との差別化を図りましょう。

なお、WordPressの始め方につては、下記の記事をご覧ください。

【WordPressの始め方】初心者でも最短10分でできる!簡単で失敗しない開設方法

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