検索順位を上げるには?必ずやるべきSEO対策の5大要素

seoで検索順位を上げる

Webサイトを立ち上げたのになかなか検索順位が上がらないと悩んでいる方は多いはず。

やみくもにコンテンツ(記事)を量産しても、検索順位が上がることはありません。

検索順位を上げるには検索順位が決まる仕組みを理解し、適切なSEO対策を行うことが重要です。

本記事では検索順位を上げる5つの要素や、具体的なSEO対策を解説します。

根本的な考え方からすぐに実践できる施策までをくわしく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

  • ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。

目次

監修者
サンツォ(吉岡 智将)

ブログ歴10年、マーケティング歴20年の副業ブロガー、SNSインフルエンサー。ブログやアフィリエイト、WordPressのノウハウを教えるWebサイト『マクサン』の運営者。ブログ収入の累計は億を超え、月100万円以上の収益を継続的に稼ぎ続ける。現在はブログのオンラインサロン『マクサン』の共同オーナーを務め、延べ800以上のブログ相談や初心者へのコンサルティングをおこなっている。そのほか12万人以上のフォロワーを抱えるInstagram『ベランダ飯』やブログ『ベランダ飯』など、複数のブログやSNSの運営に携わる。

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SEOにおける検索順位とは

検索順位とはGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索を行った際に、検索結果ページにWebページが掲載される順番のことです。

検索順位を上げるための施策をSEO(検索エンジンの最適化)といいます。

本章では検索順位が決まる仕組みと上がる理由について解説します。

検索順位が決まる仕組み

検索順位が決まる仕組みは、以下の流れです。

  1. クローラーが巡回する
  2. インデックスされる
  3. 検索順位を決定する

クローラーとは、検索エンジンがインターネット上を巡回するためのbot(ボット)のことで、世界中のWebサイトをくまなく訪問し情報収集を行ってます。

クローラーが収集した情報は、整理されたうえでデータベースに索引されますが、これをインデックスといいます。

Webサイトが検索結果に表示されるには検索エンジンにインデックスされる必要がありますが、クローラーが巡回しても必ずしもインデックスされるわけではありません。

たとえば以下のようなケースではインデックスされない可能性があります。

  • noindexタグを使用している
  • Googleのガイドラインを違反している
  • 低品質なコンテンツと判断された

クローラーとインデックスの仕組みについては「Google検索における情報の整理方法」も確認しておくといいでしょう。

インデックスされたWebサイトは、検索されたキーワード(質問)に対して最適なコンテンツ(答え)が上位表示されるように、検索アルゴリズムと呼ばれる計算式(処理手順)によってランキング(順位づけ)されます。

詳細は公表されていませんが、Googleのアルゴリズムの評価要素は200以上あるといわれており、その内容も日々アップデートされています。

Googleが公表している「結果を自動的に生成する仕組み」の中で検索アルゴリズムの仕組みについて解説されているので、こちらも参考にしてみてください。

検索順位が上がる理由

検索順位は日々変動しています。

検索順位が上がったとき、以下のような理由が考えられます。

  • 検索意図を満たす記事だと評価された
  • ユーザビリティが高いと評価された
  • 上位表示されていた競合ページの順位が落ちた

SEO対策を施し、ユーザーの検索意図を満たした高品質なコンテンツであると評価されると検索順位が上がります。

くわしくは検索順位を上げるためのSEO対策で解説しています。

また上位表示されていた競合ページが何らかの理由で順位が落ち、相対的に順位が上がるケースもあります。

とくに検索アルゴリズムに大きなアップデート(コアアルゴリズムアップデート)があった後は順位変動が起きやすいです。

検索順位を上げるためのSEO対策

検索順位を上げるためのSEO対策を紹介します。

また、ブログのSEO対策については下記の記事でもくわしく解説しています。

ブログのSEO対策!初心者でも実践できる効果的な方法を紹介

  • WordPress運営のコツ

キーワードを意識してコンテンツを作る

検索は「キーワード」を起点に行われます。

どれだけ読みやすく内容の充実したコンテンツでも、キーワード選定やキーワード配置が適切でなければ上位表示はできません。

記事1キーワード(1検索意図)

ひとつの記事に設定するキーワードはひとつであることが基本です(1記事1キーワード)。

正しくは、検索意図が同じキーワードであれば、ひとつの記事に複数のキーワードを設定してもOKです(1記事1検索意図)。

たとえば「熱帯魚 飼い方」と「熱帯魚 飼育方法」はどちらも「熱帯魚を飼育する方法を知りたい」という1つの検索意図ですよね。

一方「ダイエット おすすめ」と「ダイエット レシピ」では検索意図が異なるでしょう。

前者は食事・運動を含めたおすすめのダイエット手法全般の情報を求めているのに対し、後者はダイエット向けの食事のレシピに限定されます。

ひとつのコンテンツに複数の検索意図が混在すると、SEOでマイナスの評価を受ける、ユーザーの混乱を招く、といったマイナスの影響を受ける可能性があります。

十分なキーワード調査

キーワード調査を行うと、そのキーワードがどのような目的で検索され、検索した人がどのような情報を求めているか、つまり「検索意図」を把握できます。

検索意図の把握は質の良いコンテンツを作るためのもっとも重要な要素であるため、検索順位を上げるためには十分なキーワード調査が必須といえるでしょう。

キーワードの検索意図を把握するためには、下記についての調査をおこなうと、より深いユーザーのニーズまで読み取れます。

  • サジェストキーワード
  • 関連キーワード
  • 再検索キーワード
  • 検索ボリューム
  • 既に検索上位にある競合ページ

キーワードの調べ方については、下記の記事にくわしく解説しています。

【検索キーワード】の調べ方・選定方法・効果的な活用のしかたを徹底解説

  • WordPressの使い方/操作方法

適切なキーワード配置

キーワードをコンテンツ内に適切に含めるようにすると、検索順位が上がりやすくなります。

特にタイトル見出し序文(書き出しの部分)などの重要部分に含めるようにしましょう。

ただし過剰にキーワードを詰め込んだり、コンテンツの内容と関係なく無理矢理キーワードを入れても効果はありません。

文章が不自然になって読みにくくなったり、検索エンジンにスパム判定されるリスクもあり、逆効果となる可能性すらあります。

検索意図をしっかりと調査し、検索意図に沿った内容にした結果、必要な箇所に自然な形でキーワードが含まれている状態が理想です。

コンテンツの質を高める

コンテンツの質を上げることは最も重要なSEO対策です。

他のSEO対策がどれだけ優れていてもコンテンツの質が悪ければ順位が上がりません。

コンテンツの質を高めるためのポイントを解説します。

Googleが重要視するのは「Needs Met」

Needs Met」とはGoogleがWebサイトを評価する際に用いられる概念のひとつで、そのコンテンツがユーザーのニーズを満たしているかを判断する基準です。

Googleの「検索品質評価ガイドライン」にはNeeds Metという言葉が119回も登場し、重要視されていることが分かります。

Needs Metは下記の5段階があります。

評価 評価の基準
Fully Meets ほぼ全てのユーザーのニーズを満たす
Highly Meets ほとんどのユーザーのニーズを満たす
Moderately Meets 一部のユーザーのニーズを満たす
Slightly Meets 少数のユーザーのニーズを満たす
Fails to Meet ユーザーがいない、またはごく少数のユーザーのニーズを満たす

Needs Metは検索順位に直接的な影響はあたえない(必ず上位表示されるわけではない)ですが、逆にNeeds Metができていないと上位表示されることはありません。

Needs Metが実現されているということは、ユーザーの検索意図を満たしているということであり、結果的にSEOの評価は高くなるでしょう。

検索意図に沿ったコンテンツを作る

良質なコンテンツとは、ユーザーが求める情報が最適な形で提供され、検索した目的が達成されるものを指します。

コンテンツの質を高め検索順位を上げるためには、検索意図をしっかり把握し、検索意図を満たすことが重要です。

検索意図に沿ったコンテンツとは以下のようなものを指します。

  • 検索した目的(問題・疑問・欲求)が解決されている
  • キーワードとコンテンツの内容が合っている
  • 必要な情報が漏れなく盛り込まれている
  • 逆に、ムダな情報が含まれていない

検索意図を満たしたコンテンツは、ユーザーが抱える問題・疑問・欲求をしっかりと解決し、ユーザーに満足してもらうことができます。

Googleが重要視する「Needs Met」を適えることになり、結果的に検索順位が上がることにつながるでしょう。

情報のフレッシュネス(新鮮さ)も大切

ユーザーは常に最新の情報を求めています。

常に最新情報にアンテナを張り、情報のフレッシュネス(新鮮さ)に気を配るようにしましょう。

コンテンツ作成の際には最新の情報を参考にし、既存のコンテンツに古い情報が含まれてないかを定期的に確認することが大切です。

古い情報は最新のものに書き換え、常に情報のアップデート(リライト)を行うことを心がけましょう。

ユーザビリティを高める

ユーザビリティとはユーザーの利便性のこと。

読者にとって見やすく、操作性が良く、必要な情報に素早く辿り着ける状態にすることです。

ユーザビリティを高めるための具体的な方法を紹介します。

表示速度を改善する

2018年にGoogleは公式ブログにてスピードアップデートを行い、モバイルでの表示速度が検索順位の要素に含まれることを公表しました。

表示速度が遅いWebサイトはSEOに悪影響をあたえるだけでなく、ユーザーの離脱を招くため、改善が必要です。

表示速度が遅い場合、以下のような原因が考えられます。

  • 画像の容量が大きい
  • HTML・CSS・Javascriptなどが重い
  • 動画やアニメーションを挿入している
  • サーバーの処理速度が遅い
  • プラグインが悪影響を及ぼしている ……など

原因に応じて、画像の圧縮やプラグインの削除、レンタルサーバーの見直しなどで対応するようにしましょう。

表示速度が遅いときの対策は下記の記事でくわしく解説しています。

サイトが重い!? WordPressの表示速度が遅いときの原因と対策

  • WordPress運営のコツ

モバイルフレンドリーに対応する

モバイルフレンドリーとは、スマホなどのモバイル端末におけるWebサイトの見え方や操作性を最適化することです。

Webサイトをモバイルで閲覧するユーザーは年々増加傾向にあり、PC閲覧を大きく上回っています。

そのため、Googleではモバイルユーザーを重要視しており、モバイルに最適化されているかどうかを検索順位の決定要因のひとつにしているのです。

モバイル端末で見たときの画像・テキストサイズや表示速度が適切であるか、モバイル端末でも快適に操作できるかどうかを意識しましょう。

WordPressであれば、モバイルフレンドリーに対応したテーマを使うことも対策の1つです。

モバイルフレンドリーであるかは、Googleが提供するモバイルフレンドリーテストで確認できます。

ユーザー利便性の高い内部リンクにする

内部リンクとは、同一サイト内の別ページへのリンクのことです。

内部リンクのポイントは「ユーザーの利便性を考える」こと。

関連性のないページや、SEO対策だけを意識した過剰な内部リンクは、ユーザビリティを損ね逆効果になることもあるため避けましょう。

内部リンクを最適化すると、ユーザーは必要な情報にアクセスしやすくなり、利便性が向上します。

また、他ページへ遷移しやすくなりユーザーのサイト滞在時間が長くなるというメリットもあります。

WordPressにおけるリンクの設定方法については、下記の記事にくわしく解説しています。

【WordPressにリンクを設定】基本から応用までを徹底解説!

  • WordPressの使い方/操作方法

読みやすく理解しやすいコンテンツを作る

書いてある内容がいくら素晴らしくても、読みづらいコンテンツはユーザビリティが高いとはいえません。

以下の点に注意して読みやすく理解しやすいコンテンツを目指しましょう。

  • 図や表で視覚的な工夫をする
  • 専門用語は避けるか注釈をつける
  • 一文が長すぎないようにする(50文字前後まで)
  • 漢字の割合を20~30%以内にとどめる
  • 文章が続く場合は、話題が変わるタイミングで空白を入れる
  • 無駄な言葉や言い回しは避ける
  • 適切な文字色・文字の大きさにする

記事の書き方のコツについては、下記の記事でくわしく解説しています。

記事の書き方を手順ごとに徹底解説!読みやすい文章の書き方と文字装飾のコツ

  • WordPress運営のコツ

クローラビリティを高める

クローラーの巡回のしやすさのことをクローラビリティといいます。

クローラーがWebサイトに訪問しインデックスしなければ、検索結果に表示されることはありません。

本章ではクローラビリティを高めて巡回を促すための施策を紹介します。

XMLサイトマップを送信する

サイトマップとはWebサイトの全体像を示したコンテンツ一覧で、HTMLサイトマップXMLサイトマップの2種類があります。

  • HTMLサイトマップ:ユーザーが必要な情報にアクセスしやすくするもの
  • XMLサイトマップ:検索エンジンのクローラーがサイト構造を把握しやすくするもの

両者には誰を対象としているかに違いがあり、検索エンジンのクローラビリティを高めてインデックスを促すにはXMLサイトマップを作成して検索エンジンに送信します。

XMLサイトマップは「XML Sitemap & Google News」などのプラグインを使って作成可能です。

作成したXMLサイトマップはGoogle Search Consoleに送信しましょう。

サイトマップの作り方や送信方法は以下の記事でくわしく解説しています。

WordPressでサイトマップを作る方法&設定!初心者向けに図で解説

  • WordPressの使い方/操作方法

内部リンクを最適化する

内部リンクの最適化はクローラビリティの向上にも役立ちます。

関連するコンテンツ同士を内部リンクでつなぐことで、クローラーがWebサイト内を巡回しやすくなります。

またWebサイトの構造が整理され、インデックスを促すことも期待できます。

構造化データのマークアップ

構造化データとはコンテンツの内容を検索エンジンに分かりやすく伝えるためのもので、構造化データをHTMLでコンテンツ内に記載することを構造化データのマークアップといいます。

構造化データを使わなくも検索エンジンに認識してもらうことはできますが、構造化データを使うとより正確に理解してもらえるということですね。

たとえばQ&A(FAQ)をコンテンツ内に記載する場合、ただテキストで質問と回答を書いただけでは、検索エンジンはただの文字列としてでしか認識できません。

そこでQ&A(QAPage)の構造化データを仕様することで、それがQ&Aであることを検索エンジンに理解してもらうのです。

構造化データの種類には、このほかにも下記のようなものがあります。

  • パンくずリスト
  • 書籍
  • イベント
  • ハウツー
  • プロダクト
  • レシピ
  • 口コミ
  • よくある質問
  • 動画 ……など

構造化データの実装は専門知識が必要となるため、初心者にはハードルが高いでしょう。

Googleが提供する「構造化データマークアップ支援ツール」を使うとコード不要で簡単にマークアップの実装ができます。

ドメイン(URL)を正規化する

一般的なWebページは、たとえ同一のページであっても「www」「index.html」の有無などで複数のURLが存在します。

ここで問題となるのが、同一ページであるのにかかわらず、検索エンジンが別のページと認識し評価が分散されてしまうこと。

これに対する対策として、評価が分散しないよう複数のURLをひとつのページとして認識させる施策をドメイン(URL)の正規化と呼びます。

具体的な方法には、以下のようなものがあります。

  • 301リダイレクトで正しいURLに飛ばす
  • cannonicalタグで評価を1つのURLに集約する

E-E-A-Tを高める

E-E-A-Tとは経験・専門性・権威性・信頼性の頭文字を取った言葉で、検索エンジンから評価される上で重要な要素です。

Experience(経験)

Experience(経験)は、サイトテーマやコンテンツ内容と関連性の高い、自分自身の体験・経験です。

仕事・プライベートにおける経験や、商品・サービスを実際に使ってみた感想など、実際の経験を一次情報として盛り込みましょう。

他の要素と違い、Experience(経験)は自分自身で積極的に発信し証明できます。

コンテンツ(記事)内はもちろん、プロフィールなどでも自分の実績・経歴・経験をアピールしましょう。

Expertise(専門性)

Expertise(専門性)はサイトテーマやコンテンツ内容に関する専門的な知識やスキルをもっているかどうかです。

他者から専門性を認められているかどうかが指標となります。

Authoritativeness(権威性)

Authoritativeness(権威性)は、その分野について信頼できる存在として認知・信頼されているかの指標です。

メディアで取り上げられている、信頼できる情報源として他サイトから引用・言及されている、などで評価が高まります。

Trust(信頼性)

Trust(信頼性)はE-E-A-Tで最も重要な要素で、ここまでに解説した経験・専門性・権威性を高めることで信頼性を高めることができます。

情報が最新で正確だと信頼されるコンテンツは高い評価を得られるでしょう。

外部リンク(被リンク)を獲得する

外部リンク(被リンク)とは他サイトからあなたのWebサイトに向けてリンクが貼られ、引用や参照に使われることです。

外部リンクを得ることで、情報源として信用できるE-E-A-Tの高いWebサイトであることの証明になります。

外部リンクを獲得するには、信頼できる質の高いコンテンツを積み重ねることが重要。

リンクは伴わずにWebサイト名やサービス名を使って言及される「サイテーション」もSEOに有効だといわれています。

検索順位の調べ方

検索順位を調べる具体的な方法を紹介します。

Googleサーチコンソール(無料)

GoogleSearchConsole(サーチコンソール)は、Google公式のSEO管理ツール

Webサイトの検索順位やCTR(クリック率)を調べたり、インデックスの状況確認、XMLサイトマップの送信などができるツールです。

検索に関するさまざまな情報が無料で調べられるため、Webサイトを運営する際はぜひ導入しましょう。

検索順位は「検索パフォーマンス」から調べられます。

期間の選択や、キーワードごとの平均掲載順位を調べることも可能です。

Googleの公式ツールのためもっとも正確な情報ですが、定点観測したいキーワードだけを一覧表示したり、決まった時間に自動計測するなどの機能はないため、

以降で紹介する順位計測専用ツールにくらべ、使い勝手は悪いといえるでしょう。

Googleサーチコンソールの使い方は、以下の記事でくわしく紹介しています。

【最新版】WordPressをGoogleサーチコンソールに登録・設定する方法!

  • WordPressの使い方/操作方法

検索順位チェックツールGRC(有料)

GRCリーズナブルに検索順位の調査ができる有料ツールです。

昔からたくさんのユーザーに利用されている、もっともメジャーな順位計測ツールでしょう。

指定したキーワードごとの順位変動はもちろん、競合サイトの順位変動もチェックでき、時間を指定して毎日自動でチェックすることも可能です。

注意点は、Macで使用する場合はアプリや仮想ソフトの導入が必要で、手間がかかること。

月額利用料は495円で年払いだと2ヶ月分安くなるため、Windowsユーザーにはもっともおすすめのツールです。

ランクトラッカー(有料)

Rank Tracker(ランクトラッカー)はAmazonやMicrosoftなど世界の有名企業も導入している順位計測ツールです。

検索順位チェック機能のほかにキーワード調査などにも役立ち、大企業から個人ブロガーまで世界中に多くの愛用者がいます。

料金は1年で149ドル、日本円にすると約20,860円(2023年5月執筆時点)で、月額換算すると約1,700円なのでGRCよりも3倍近い価格になっています。

割高に感じるかもしれませんが、その分機能が充実し順位チェックにかかる手間を削減できるため、本気でブログ運営をがんばりたい人やMacユーザーにおすすめです。

検索順位チェッカー(無料)

検索順位チェッカーは利用料や登録が不要で使える、無料の検索順位チェックツールです。

調べたいページのURLとキーワード(1回に5個まで)を入力するだけで簡単に検索順位の確認ができます。

手軽に順位計測できる便利なツールですが、環境によっては結果の取得がしにくい(エラーが多い)点や、やや実際の順位と差異がある点がデメリットです。

実際に検索してみる

最もシンプルな方法は、実際に検索エンジンで検索結果を確認すること。

記事数が少ないWebサイト運営初期などはこの方法でも問題ないですが、記事が増えてくるとひとつずつ入力して調べるのはかなり手間がかかります。

また、この方法を利用する際にはシークレットモードを利用し、自分の過去の検索履歴などが反映されない状態で調査することをおすすめします。

検索順位に関するよくある質問

検索順位についてよくある質問をまとめてみました。

検索順位はどれくらいの期間で上がる?

検索順位が上がるまで期間は、ジャンルや狙うキーワード、実施する施策の種類によって大きく異なります。

個人的な体感値としては、SEO対策をしてから効果が出るまでには最短で3ヵ月、平均的には半年かかるケースが多いです。

もちろん、中には数日で効果を発揮するSEO対策もあります。

なかなか効果が出ないと焦るかもしれませんが、結果が出るまでには時間がかかるのが一般的なので、気長に継続することが大切です。

検索順位で1位を取る方法は?

検索順位で1位を取るには、良質なコンテンツをコツコツと積み重ねることがもっとも大切です。

検索エンジンから評価を得るには、物理的な時間が必要です。

また、低品質なコンテンツを量産しても意味はなく、ユーザーの問題を解決し、満足度の高い「検索意図」に沿ったコンテンツを、一つひとつ丁寧に作りこむことがもっとも重要。

残念ながら、すぐに検索順位で1位を取れる裏技はないので、正しい努力を長期的に継続するのが1番の近道といえるでしょう。

検索上位に上げるのに費用はかかる?

結果からいうと、費用(お金)をかけずに検索上位になることは可能です。

もちろん簡単ではありませんが、高額なSEOコンサルティングなどを利用しなくても、方向性を間違えずに努力を続ければ、検索順位を上げることは十分にできるでしょう。

ただし効率的に検索上位を狙うには、便利なツールやSEO対策が施された有料テーマを使用するのがおすすめです。

有料で検索順位を上げる方法はある?

有料で検索順位を上げるには、実績のある会社からSEOコンサルティングを受けたり、表示速度の高速化などのSEO対策そのものを外注する方法があります。

ただし、どのような方法も確実に検索順位を上げられる保証はなく、期待した結果が得られない可能性もあることは理解しておくべきです。

また検索エンジンからの評価を上げるための被リンクを販売する業者もありますが、お金やその他メリットと引き換えに被リンクを得る方法は「ペイドリンク」と呼ばれ、Googleはこれを明確に非推奨にしています。

被リンクの購入はペナルティの対象となり、マイナス評価をされ逆に検索順位を大きく下落させる原因となるので、絶対にやめましょう。

SEOで検索順位を上げる方法まとめ

検索順位を上げるためには、以下の5つの要素が重要です。

5つの要素を意識し、ユーザーや検索エンジンに評価される良質なコンテンツを作り続けることが、検索順位を上げるもっとも効果的な方法です。

SEO対策を行ってから結果が出始めるまでには時間がかかりますが、正しい手法を継続していれば必ず結果が出るので、諦めずにコツコツと続けましょう。

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