WordPressのキャッチフレーズについて解説します。
WordPressを開設した際に設定する「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」。
どんなキャッチフレーズにするべきか?そもそもキャッチフレーズが何の役に立つのか?気になりますよね。
本記事ではWordPressのキャッチフレーズに関する基礎知識と、キャッチフレーズを表示・設定・変更する方法について初心者向けに説明します。
- ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。
目次
キャッチフレーズとは?
WordPressにおけるキャッチフレーズとは、あなたのサイトの内容・目的・うたい文句を端的に表わした文章です。
通常はサイトタイトル(サイトの名前)のすぐ近くに表示され、あなたのサイトがどんな内容なのか?どんな話題について取り扱っているのか?をユーザーに説明するために使います。
良いキャッチフレーズを作ることができれば、ユーザーはあなたのサイトに魅力を感じて滞在時間が増えたり、ファンになって再来訪(リピート)が増えたり、安心・信頼を感じてくれることでしょう。
つまりWordPressのキャッチフレーズは、あなたのサイトの集客や収益に影響するとも言えます。
WordPressにキャッチフレーズを設定する方法
WordPressにキャッチフレーズを表示・設定する方法について、初心者にも分かりやすいよう画像を使って解説します。
キャッチフレーズの表示位置
キャッチフレーズがWordPressのどの位置に表示されるかは、ご利用中のテーマやその設定によって違います。
多くの場合はページ上部のサイトタイトルの周辺に表示されているはずです。
たとえばWordPressのデフォルトテーマ(最新のTwenty Twenty-one)では、上記のようにタイトルの直下にキャッチフレーズが表示されています。
初期設定では「Just another WordPress site」と表示されているはずです。
たとえば無料テーマ「Cocoon」であれば、上記のようにサイトタイトルのすぐ上にキャッチフレーズが表示されています。
キャッチフレーズの設定方法
WordPressのキャッチフレーズを表示させる方法です。
デフォルトで設定されている「Just another WordPress site」というキャッチフレーズを、自分で考えたものに設定してみましょう。
WordPressのダッシュボード(管理画面)を開き、「設定」→「一般」へと進みます。
上から2つ目の「キャッチフレーズ」の部分に、任意のキャッチフレーズを入力してください。
※どのようなキャッチフレーズにすべきかについては、後述する「良いキャッチフレーズを作る4つのコツ」にくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
最後に画面の最下部にある「変更を保存」を押下します。
これでキャッチフレーズが設定できました。
キャッチフレーズを変更する方法
キャッチフレーズは後からでも変更することができます。
キャッチフレーズの変更方法としては前項で説明した方法と同じです。
WordPressのダッシュボード(管理画面)を開き、「設定」→「一般」へと進み、「キャッチフレーズ」の部分に変更したいキャッチフレーズを入力します。
画面の最下部にある「変更を保存」を押下すれば完了です。
キャッチフレーズを非表示にする方法
キャッチフレーズを非表示(削除)にすることも可能です。
これまでと同様にWordPressのダッシュボード(管理画面)を開き、「設定」→「一般」へと進みます。
「キャッチフレーズ」の部分を空欄にし、画面の最下部にある「変更を保存」を押下します。
これでキャッチフレーズが非表示(削除)になります。
良いキャッチフレーズを作る4つのコツ
前述のとおり、キャッチフレーズはあなたのWordPressサイトの印象や集客にも影響する要素です。
では良いキャッチフレーズ、魅力的なキャッチフレーズを作るコツとはどんなものでしょうか?
- そのサイトの内容がわかるものに
- 10~20文字のシンプルで短いものに
- 記憶に残る個性的なものに
- タイトルとのバランスを考える
- 重要なキーワードを入れる
そのサイトの内容がわかるものに
もっとも基本的なコツとしては、そのサイトの内容を表すものにすることです。
そのサイトがどんな話題を発信しているのか? 誰に何を伝えようとしているのか? 目的な何なのか? を表現しましょう。
訪問したものの、そのサイトが何のサイトなのか分からない… ということでは、せっかく訪れたユーザーが不安になってしまいますし、記憶にも残りません。
10~20文字のシンプルで短いものに
キャッチフレーズは10~20文字くらいに抑えましょう。
欲張りすぎて長文にしてしまうと、ゴチャゴチャして伝わりにくくなってしまいます。
長い文章は読むのもストレスですし、記憶にも残りません。
なるべくシンプルで短いキャッチフレーズにし、端的にサイトの内容をまとめましょう。
記憶に残る個性的なものに
サイトタイトルやキャッチフレーズが記憶に残るものであれば、ユーザーが再訪問してくれる確率が上がります。
ありきたりでキレイな文章よりも、他とは違う個性的でインパクトの強い文言を使うことができれば理想的ですね。
タイトルとのバランスを考える
基本的にキャッチフレーズは、サイトタイトル(サイト名)を補完するものです。
サイトタイトルは通常とても短いフレーズを使いますし、サイトタイトルだけでそのサイトの内容を十分に説明することは難しいでしょう。
キャッチフレーズはサイトタイトルとのバランスを考え、内容を補完したりちぐはぐにならないものにする必要があります。
重要なキーワードを入れる
キャッチフレーズには重要な検索キーワードを入れることをおすすめします。
たとえばWordPressの情報を発信するサイトであれば「WordPress」というキワードを。
マーケティングの情報を発信するサイトであれば「マーケティング」というキーワードを入れるということですね。
キーワードを入れることで、GoogleやYahoo!などで検索された際に、検索にヒットすることを期待できます。
ただし欲張ってキーワードを詰め込むと逆効果になることもあるので、関連性の高いキーワードを1~3個ほどにしぼって利用しましょう。
キャッチフレーズはSEOに影響するか?
WordPressのキャッチフレーズはSEOに影響するでしょうか?つまり検索順位への影響はあるでしょうか?
結論としては、多少なりとも影響はあると思います。
SEOに影響する理由としては「直接的」なものと「間接的」なものの2種類があります。
キャッチフレーズは直接的にSEOに影響する
WordPressのキャッチフレーズはSEOに直接的に影響する場合があります。
なぜなら、キャッチフレーズはサイト内の重要なHTMLタグ内に表記されることが多いからです。
重要なHTMLタグとは下記のようなものがあります。
- titleタグ(<title></title>)
- h1タグ(<h1></h1>)
- h2タグ(<h2></h2>)
- meta description(<meta name=”description”>)
あなたのサイト内において、キャッチフレーズがHTML上でどのように記載されるかは一度調べておいたほうがいいでしょう。
キャッチフレーズのHTML記載については、使っている「テーマ」によって異なります。
トップページ・固定ページ・記事ページによっても違います。
調べ方としては下記のとおりです。(※Windows/Google chromeの場合)
まずはサイトのキャッチフレーズの文字列をコピーしておきます。
次に調べたいページを表示し、右クリックで「ページのソースを表示」を選択します。
ソースが表示されますので、検索機能で先ほどコピーしたキャッチフレーズをペーストし検索します。
文字列がハイライト表示されるので、どのタグ内に記載されているのかを確認してください。
おもに下記のタグ内に記載されているはずです。
- titleタグ(<title></title>)
- h1タグ(<h1></h1>)
- h2タグ(<h2></h2>)
- meta description(<meta name=”description”>)
上記の例では、titleタグ内にキャッチフレーズが記載されていることが分かると思います。
※OGPやTwitterカードなどにもキャッチフレーズが記載されている場合もありますが、このへんは無視していただいて結構です。
キャッチフレーズは間接的にSEOに影響する
キャッチフレーズはサイトタイトルとともにページの最上部に表示されることが多く、よってユーザーが頻繁に目にする重要な要素と言えます。
キャッチフレーズの良し悪しによって、ユーザーの離脱率や滞在時間などが変わる可能性もあるでしょう。
最近の検索エンジンはこのようなユーザー動向を順位付けの要素に組み入れている可能性もありますので、
キャッチフレーズの出来は間接的にSEOに影響するといっても過言ではありません。
キャッチフレーズは空白にすべきか?
たまに「WordPressのキャッチフレーズは空白でも良い」という意見を見かけることがあります。
果たしてこれは本当でしょうか?
結論としてはケース・バイ・ケースです。
前述のとおり、WordPressのキャッチフレーズはSEOに多少なりとも影響します。
これは良い影響をあたえる場合もあれば、悪い影響をあたえる場合もあります。
たとえば、サイトの「TOPページ」の重要タグ(title、h1、meta descriptionなど)内にキャッチフレーズが記載される場合は問題ありません。
しかし「記事ページ」の重要タグ内にキャッチフレーズが記載されている場合は、SEO的な悪影響が発生する場合があります。
その記事ページで狙いたいキーワードが別途あるのに、キャッチフレーズ内のキーワードが重要タグ内に存在していると、邪魔になってしまうからです。
キーワードが重複してしまったり、評価が割れてしまったり、関連性がなかったりすることで、本来その記事で狙いたいキーワードでの評価が下がってしまう可能性があるからですね。
もしあなたが使っているテーマが、「記事ページ」の重要タグ内にキャッチフレーズが記載されてしまうパターンの場合は、キャッチフレーズを空白にすることも検討しましょう。
記載箇所を調べる方法については、前述の「キャッチフレーズは直接的にSEOに影響する」の項目にて紹介しています。
WordPressのキャッチフレーズ まとめ
本記事では、WordPressのキャッチフレーズについて解説しました。
キャッチフレーズはあなたのサイトの内容・目的を端的に説明する重要な要素です。
今回ご紹介した内容を参考に、最適なキャッチフレーズを作ってください。
また、WordPressのキャッチフレーズはSEOにも影響する要素です。
自分のサイトにどのようにキャッチフレーズが記載されるかを調査し、
検索エンジンからの評価に邪魔になるような設定になっている場合は、キャッチフレーズを空白にする(削除する)ことを検討してもよいでしょう。
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