【CS2】Counter-Strike2(CS2)ゲームの紹介とサーバーの立て方
Counter-Strike2(以下、CS2)は世界的に有名なFPS「CS:Grobal Offensive」のアップデート版です。
今回は、タクティカルFPSの元祖であるCSの基本的な情報や、硬派なCS2ならではの魅力を紹介していきます。
また、CS2は対人戦のFPSのため、当然マルチプレイにも対応しています。記事内では、フレンドとプレイできるマルチプレイ専用サーバーの立て方についても解説していきますので参考にしてみてください。
目次
CS2ってどんなゲーム?
歴史の長い硬派なタクティカルFPS
CS2は、2023年に前作「CS:GO」をベースに改良された新たなタクティカルFPSのゲームです。デスマッチなどの一部のゲームモードを除き、基本的にはテロリスト(攻撃)・カウンターテロリスト(防衛)側に分かれ、目標のために5vs5で戦う形式となります。
前作であるCS:GOは2012年にリリースされた歴史のある作品で、10年以上続いていながらも圧倒的なプレイ人口を誇っています。今作も非常に海外人気が高く、大規模な大会も複数開かれるなど国内外問わず著名なゲームと言えます。
マネタイズ可能なレアな武器スキンが最大の特徴
他のFPSと大きく違うところは、ゲーム内アイテムのスキンとリアルマネーに互換性があるということです。スキンとリアルマネーの取引は公認のため、他のゲームで禁止されているRMTに関する不正行為として処罰されることもありません。公認の取引ですので安心してご利用できます。
ゲーム内でスキンを入手するには
スキンを入手するには下記の方法があります。
- プライムに加入して毎週1つ入手する
- マッチ終了後に低確率で入手する
- マッチ終了後にドロップする箱を開けて入手する(鍵が必要)
CS2は基本プレイ無料ですが、「プライム」に加入するという課金要素があります。
このプライムの報酬として、毎週武器スキンや武器に貼るステッカーを得ることができます。
また、プレミアモードでの参加時、コミュニティーサーバーへのアクセス権が与えられるというメリットもあります。通常のマッチでも、プライムを利用しているユーザー限定のマッチング機能が使えるようになりますので、チーターや悪質プレイヤーとのマッチングを回避しやすくなるのもメリットです。
スキンを購入・販売するには
Steamのコミュニティ欄に存在する「コミュニティマーケット」へ行きましょう。
ここではプレイヤーが出品したスキンが売られており、Steamウォレットに入金しているお金を使ってスキンを購入できます。
また、「マネタイズ可能」と紹介した通り、これらのスキンを出品して買い手がつけばリアルマネーを入手することもできます。
スキンの中には、日本円にして1000万円を超える超高額スキンも...!夢があるシステムですよね。
ゲームの進め方・流れ
最もメジャーなルール「爆破」を例に、ゲームの進め方や流れを紹介します。
ゲームに勝つには
試合に勝つには、相手チームより先に13ラウンドを取得する必要があります。
テロリスト(攻撃)・カウンターテロリスト(防衛)はランダムで決まり、12ラウンドが経過するとサイドが交代します。どちら側になってもうまく立ち回れるように練習しておきましょう。
基本的には、名前の通りテロリスト側はカウンターテロリストが守っている地点を目指して攻めていき、カウンターテロリストはそれを食い止めるという形の戦闘になります。
ラウンドの流れ
ラウンドの基本的な流れについて紹介します。
両陣営の勝利条件
まずは、自分がいる陣営の勝利条件を把握しておきましょう。
テロリストの勝利条件
- カウンターテロリストの殲滅
- 爆弾を設置し、爆破に成功する
攻撃側であるテロリスト側が勝ちとなる条件は上記の2つです。相手がいる地点を攻める必要があるのですが、爆弾を設置してからは解除されないように地点を防衛することになります。
カウンターテロリストの勝利条件
- テロリストの殲滅
- 制限時間内に爆弾を設置されない
- 爆弾が設置された場合、爆破される前に解除する
逆に、防衛側であるカウンターテロリスト側が勝ちとなる条件は上記の3つです。なるべく目標エリアを取られないように防衛することが肝要です。
また、カウンターテロリスト側のショップには「解除キット」というアイテムがあり、これを持っているプレイヤーは設置された爆弾の解除に必要な時間を短縮できます。チームのうち1人は必ず買っておきましょう。
ゲームの基礎
CS2の基本的な知識について解説しています。
ラウンド毎にもらえるマネーで武器を買う
ゲームが始まったらマネーで武器を購入するのですが、テロリスト側、カウンターテロリスト側で売られている武器が異なります。
基本的には1stラウンドではアーマーを買い、撃ち合いで倒されないようにしましょう。
1stラウンドに勝った場合、2ラウンド目は武器とアーマーを買います。倒されると武器を失ってしまうので、なるべく安全第一で立ち回りましょう。
1stラウンドで負けた場合、入手できるマネーが少なくなるので「エコラウンド」になります。3ラウンド目で武器とアーマーを買えるように調整して武器を買う「調整バイ」か、一切何も買わず初期装備のみで挑む「フルエコ」のどちらかを選びましょう。
またラウンドを連続で落とすと、連敗ボーナスとして受け取るマネーが増えていきます。連続して負けてしまった場合は、余分にもらったお金を上手く調整しつつ逆転の時を待ちましょう。
倒されるとどうなる?
倒されたプレイヤーはラウンドが終わるまで復活できません。倒されると持っている武器はその場に落ちますが、落ちた武器は相手プレイヤーも獲得できます。有利な展開から一気に大逆転されるということもあるので、なるべく倒されないように立ち回りましょう。
味方にも攻撃は当たってしまう
このゲームは他のほとんどのFPSタイトルと異なり、味方を撃ってしまった場合その味方にダメージが入ってしまいます。
ゲームの展開上、意図せず味方に攻撃が当たってしまうこともありますが、味方をわざと倒したりすると迷惑行為として通報されたり、複数回味方を倒してしまうとゲームから退場させられペナルティを負うこともあります。妨害行為は控えましょう。
マルチプレイで遊ぶには
CS2は、他のプレイヤーと戦うマルチプレイが主流のゲームです。通常のマルチプレイでも、友人同士でパーティを組んで戦闘に参加することもできます。
マップやルールも多様なものがあり覚えるべきことも多いので、マップ探索や練習に使えるサーバーを立ててみるのが良いでしょう。
マルチプレイのサーバーについて
CS2のサーバーを立てる方法は下記の2つです。
- 自分のパソコンをサーバーとして使う
- レンタルサーバーを用意する
それぞれのメリット・デメリットについて解説しています。レンタルサーバーを利用する方法が最も便利でおすすめです。
マルチプレイの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
自分のパソコン |
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レンタルサーバー |
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ConoHaでサーバーを建てる方法
「ConoHA for GAME」のサービスを利用して、CS2のサーバーを立ててみましょう。サーバーを立てるには、下記の手順を行います。
- ConoHa アカウントを作成する
- 「CS2」のイメージタイプのサーバーを申し込む
- 料金タイプとプランを選ぶ
- パスワード・ネームタグを設定する
- 個人情報の登録・本人確認の認証を行う
- 支払方法を登録する
ConoHa アカウントを作成する
「ConoHa for GAME」のサイトの「お申し込み」をクリックして申し込みます。「初めてご利用の方」の部分に、メールアドレスとパスワードを入力して「次へ」を押してください。ここで登録するパスワードは、「ConoHaアカウントのパスワード」になります。
「次へ」を押すと、通知メールが入力したメールアドレスに届きます。このメールが届きましたら、ConoHaアカウントの作成は完了です。
CS2のイメージタイプのサーバーを申し込む
Conoha for GAME のサイトにログインし、イメージタイプに「CS2」を選択してください。
料金タイプとプランを選ぶ
料金タイプは下記の2つです。プレイ方法に応じてお好きな方を選択しましょう。
-
▶ 時間課金:
- 時間単位で課金されるため、試しにサーバーを立てる場合や短期間のご利用に最適です。
-
▶ 長期割引パス:
- 1ヶ月以上利用する場合、料金が割引になるこちらの方がお得です。事前支払いになります。
次にプランの選択を行います。CS2のゲームテンプレートは 1GBのプランから利用可能です。CS2は比較的軽いゲームですが、サーバーの参加人数が多くなるとサーバースペックが足りなくなり、重くなったりレイテンシ(遅延)が伸びたりすることが予想されます。
10人以上で快適に遊ぶには 8GB 以上のプランでの利用をおすすめします。
パスワード・ネームタグを設定する
次は、rootパスワードとネームタグを設定します。
rootパスワードは、サーバーに入る時のパスワードとなります。パスワードには、英語大文字、小文字、数字、記号をそれぞれ含めて、9文字以上の文字を指定してください。
ネームタグはサーバーの名前を表しています。デフォルトでは登録時の時間などが記されています。念のためわかりやすいものに変えておくことをおすすめします。
個人情報の登録・本人確認の認証を行う
ConoHa for GAMEの利用には、本人確認が必要です。正しい個人情報と電話番号を登録しましょう。
本人確認では「SMS認証」と「電話認証」の2種類が選べます。好きな方の認証を選んでクリックしてください。
-
▶ SMS認証:
- スマホでSMS(ショートメッセージサービス)が利用できる場合はこちらをご利用ください。SMSで認証コードが届きます。
-
▶ 電話認証:
- スマホを持っていない場合は、家の電話番号等を入力して電話認証を選んでください。電話がかかってきて自動音声のアナウンスが流れます。申し込み画面に表示された認証コードを、電話側で入力して認証を行います。
支払方法を登録する
支払方法は「クレジットカード」「ConoHaチャージ」「ConoHaカード」の3種類があります。利用したい支払方法を選んで入力してください。
ConoHaカードの購入はこちらから行えます。
入力後「お申し込み内容」を確認し、内容に問題がなければ「お申し込み」ボタンを押してください。サービスの申し込みが完了します。
サーバーの情報を確認する
申し込みを行うと、上記のサーバーリストが表示されます。
一度ログアウトした場合はConoHaの管理画面にログインすると、作成したサーバーが表示されます。サーバーにアクセスする際に使うので、「IPアドレス」をメモしておきましょう。
※IPアドレスは、0~255 の数字が “.”(ドット) をはさんで4つ並んだ形で表されます。
立てたサーバーにアクセスする
IPアドレスの確認後、下記の手順を実行してください。
-
CS2を起動し、「プレイ」を選択する
CS2のメニュー画面上部に表示されている「プレイ」ボタンを押しましょう。
-
プレイ画面上部にある地球儀のアイコンを選択
プレイ画面が表示されたら、上部にある地球儀のアイコンを選択します。
- Steamのゲームサーバー画面からサーバーに入る
コミュニティサーバーに関するポップアップが出てきたら「OK」を押しましょう。Steamが開き、上の画像が表示されます。
下部にある「+」ボタンを押すと、サーバーのIPアドレスを入力する画面へ遷移します。
ここでは、先ほど確認したサーバーのIPアドレスを入力します。
サーバー一覧に作成したサーバーが表示されましたら、+ボタンの横にある「接続」をクリックしてサーバーに入りましょう。
立ててすぐのサーバーは失敗と表示され、接続できない場合があります。このエラーが出た場合は、少し時間を置いてから接続を試みてください。
マルチプレイにはConoHa for Gameがおすすめ
サーバーを立てる際にレンタルVPSタイプがおすすめと紹介しましたが、「ConoHa for GAME」が特におすすめなのは以下の理由があります。
- CS2のイメージテンプレートが用意されているため、サーバーの構築が簡単ですぐに始められる!
- VPSタイプなので、サーバーを1台借りている時のように自由に設定をカスタマイズすることができ、かつレンタル料金は低価格!
- 24時間稼働可能。ホストがログアウトしてもサーバーは稼働しているので、いつでも他のユーザーがアクセスして遊ぶことができる!
- マルチプレイゲーム専用のサービスのため、マルチプレイに十分なスペックのサーバーが用意されている。
レンタルサーバーを提供しているサービスは他にもありますが、Webサイトのサーバーやメールサーバーを想定しているサービスの場合、ゲームのマルチプレイにはスペックが不足してしまうことがあります。
その点『ConoHa for GAME』はオンラインゲームのマルチプレイに特化したサービスのため、オンラインゲームの導入実績も多く、対応しているイメージテンプレートも順次増えており、サポートも手厚く対応してもらえます。
初期費用もなく、時間単位で課金されるところも十分に魅力的です。初めて専用サーバーの構築を検討している方にはぜひ気軽に試していただきたい、おすすめのサービスになります。
まとめ
今回は、かなりの規模と歴史を持つタクティカルFPS「CS2」について紹介しました。硬派な爆破系のFPSとしては最高峰ですので、CS2を始めてみよう!という新規プレイヤーの方も、前作「CS:GO」をプレイしていて久しぶりにプレイしたくなった方も、この機会に是非とも遊んでみてはいかがでしょうか。
そして自分専用のマルチプレイ用サーバーがあれば、好みの設定にカスタマイズしたり、知人だけでプレイしたりすることができます。やり方さえ覚えれば、カスタムマップを設定したり、有志の人が作成したMODと呼ばれる拡張機能を導入したりすることだって可能です。色々と設定や環境を変えながら心置きなく練習することができるようになります。
自分専用のカスタマイズサーバーに興味がある方は、ぜひ本記事を参考にサーバーを立てることにチャレンジしてみてください。
執筆:攻略大百科