WordPressのパーマリンクとは?種類とおすすめの設定方法について徹底解説!

2020.11.17

  • WordPressの使い方/カスタム

WordPressの重要な設定項目の一つに、「パーマリンク設定」があります。

Webサイト運営において、パーマリンクはとても重要な設定であるため、基本から理解しておきたいですよね。

しかしWordPressの初心者にとって、パーマリンクという用語は普段あまり耳にすることがなく、なじみの薄いものかもしれません。

この記事ではブログ運営、サイト運営初心者向けに、

  • そもそもパーマリンクとは何なのか
  • どのように設定をするのが正しいのか
  • パーマリンクを途中で設定変更する場合の注意点

についてわかりやすくまとめます。

目次

パーマリンクとは?

パーマリンクとはWebページそれぞれに設定したURLの一部を指します。

たとえば「conoha.jp/wing/」のページの場合、「/wing/」の部分がパーマリンクです。

ちなみに「conoha.jp」はドメインと呼び、「conoha.jp/wing/」全体をURLと呼びます。

※下画像赤枠の部分がパーマリンク

パーマリンクは英語で「Permalink」と表記し、直訳すると「持続的なリンク」「永久的なリンク」です。

その名の通りパーマリンクを設定することで、持続的にページのURLが固定されます。

WordPressのパーマリンク設定方法

WordPressではダッシュボードの左サイドバーにある「設定」を選択すると「パーマリンク設定」が出てくるので、そちらから設定を行うことができます。


パーマリンクの設定は複数から選ぶことができますが、後から変更しづらい設定のため、この機会にしっかり理解しておきましょう。

WordPressで設定できるパーマリンクの種類

上画像の通り、WordPressで設定できるパーマリンクは6種類あります。

基本(初期設定)

WordPressが自動的に割り当てる数字がそのままパーマリンクとなります。

大きなデメリットはありませんが、URLだけ見てもどういった記事なのかわからず、自分でも管理がしづらいため、あまり推奨できない設定です。

初期設定はこのパーマリンクになっていますが、後述する「投稿名」などに変更することをおすすめします。

日付と投稿名

パーマリンクに「公開した日」と「投稿名」が入る設定です。

パーマリンクに公開した日付が入っている場合、公開日を後から変更するとURLが変わってしまうため、特に公開日を変更することが多いサイト、ブログには向いていない設定です。

月と投稿名

パーマリンクに「公開した月」と「投稿名」が入る設定です。

こちらも公開月が変わるとURLが変わってしまうため、あまりおすすめしません。

数字ベース

記事を作成するとドメインの後ろに「archives/数字(ID)」が設定されるパーマリンク設定です。

IDは自動的に割り当てられるWordPress内部のページIDのことです。管理画面で確認ができます。

投稿名

ドメインの後ろに「投稿名(記事タイトル)」が入る設定です。

投稿名でパーマリンク設定をした場合、記事タイトルが自動的にパーマリンク設定されますが、記事の作成画面で任意の文字列に変更することができます。

そのためユーザーにわかりやすい文字列に変更することが可能で、かつ自分で管理もしやすいため、メリットの多い設定であると考えます。

カスタム構造

パーマリンク設定をカスタムすることができる設定です。

設定項目は以下の通りです。

%year% 年(例:2020)
%monthnum% 月(例:01)
%day% 日(例:30)
%hour% 時刻の時間(例:03)
%minute% 時刻の分(例:30)
%second% 時刻の秒(例:35)
%postname% 投稿名(記事タイトル)
%post_id% ページごとに割り当てられたID
%category% カテゴリページのパーマリンク
%author% 著者名

例えばカスタム構造で「/%category%/%postname%/%year%/(カテゴリ/投稿名/年)」で設定すると、「カテゴリのパーマリンク/テスト(投稿名)/2020/」というパーマリンクになります。

自由度の高い設定方法ですが、細かいサイトの計画や設計がされていないうちは、あえて選ぶ必要はありません。

サイトの性質に合わせてパーマリンク設定を行う

では実際にパーマリンクを設定する際、どのような設定が良いのでしょうか。

Googleが正式に公開しているガイドラインでは、「シンプルなURL構造を維持する」ことを推奨しています。

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。例えば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。
http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。

引用:
シンプルな URL 構造を維持する - Search Console ヘルプ

IDのような数字ではなく、ブログに関する記事であれば「blog」、英語に関する記事であれば「english」のような、意味のわかるURLにすることをグーグルは推奨しています。

パーマリンクやURLが検索での上位表示にどれくらい影響するのか明確ではありませんが、Googleのガイドラインで「シンプルな URL 構造を維持する」が推奨されているため、これに沿ったパーマリンク設定をした方がよいと考えられます。

個人ブログにおすすめのパーマリンク設定

個人ブログの場合、管理のしやすさや、シンプルで意味のある文字列にしやすい「投稿名」に設定することをおすすめします。

上述した通りパーマリンク設定を「投稿名」にしておけば、記事編集画面でパーマリンクを任意の文字列に設定できます。

たとえば、英語に関する記事であれば「/english/」、学校に関する記事であれば「/school/」などのように設定しましょう。


上記のように、とても簡単に設定ができます。

パーマリンクは日本語に設定することもできますが、極力アルファベット表記にしましょう。

というのも、URLは日本語に対応しておらず、リンクの貼り付けなどを行うと日本語を自動的に英数字に変換して、「h%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b%e3%83%86%e3%82%b9%e3%83%88」のような長い文字列を作ってしまいます。

日本語のパーマリンクも可能ですが、SNSやメールなどで共有する際に意味が伝わらなかったり、長い文字列のURLになってしまいます。

そのため極力パーマリンクは英語表記・アルファベット表記にしましょう。

パーマリンクで使える記号

パーマリンクは英数字の他に「-(ハイフン)」と「_(アンダーバー)」を使うことができます。

記事数、ページ数がある程度多くなった際に、パーマリンクに2つ以上の意味を入れたい場合に使います。

例えば「/blog-site/」、「/blog_picture/」のようなイメージです。

それ以外の記号は原則利用することができません。

ニュースサイトには日付が入った設定をする

日付が重要な意味を持つニュースサイトなどはパーマリンクに日付が入る設定をするとユーザーにもわかりやすいので、おすすめです。

URLに日付が入っていることで、SNSでシェアされた時に「いつの記事か」がすぐにわかるというメリットがあります。

ITmediaJ-CASTニュースなどではパーマリンクに日付が入っていますよね。

ただし日付が入ったパーマリンクを使うと、後で公開日を変更した際にパーマリンクも同時に変わってしまうことになります。

パーマリンクが変わるとURLも変わるため、自分でも管理がしづらく、SEOにも悪影響が出てくる可能性があるため注意が必要です。

コーポレートサイトは投稿名で設定

会社のシンプルなコーポレートサイトなどは、投稿名で設定するのがおすすめです。

サービス内容のページであれば「/service/」、イベントページであれば「/event/」、よくある質問は「/faq/」などに設定すると、わかりやすいでしょう。

ECサイトや情報サイトはカテゴリ名を入れると管理がしやすい

ショッピングサイト・ECサイト・情報サイトの場合は、カスタム構造を使ってカテゴリ名を入れるとユーザーにもわかりやすく、運営者も管理がしやすいです。

AppleのiPhoneやWindowsのSurface、価格.comなどもカテゴリがパーマリンクに入っています。

ただしパーマリンクにカテゴリ名を入れる場合は、サイト設計段階で、ある程度カテゴリが固められている必要があります。

途中でカテゴリを変更するとURLも変わってしまいます。

上述した通り途中で変更が難しい設定なので、慎重に選びましょう。

パーマリンクを途中で変更する場合の注意点

新規サイトの場合、最初の設定で自分のサイトに適したパーマリンク設定を行うことができます。

しかし、すでに運営しているサイトのパーマリンクを途中で変更する際にはURLが変わってしまうので注意が必要です。

自動的にリダイレクトされない変更は301リダイレクト設定が必要

URLが途中で変更されると、例えば内部リンク(サイト内のリンク)や外部リンク(自分のサイト以外からのリンク)からのページの表示ができなくなってしまいます。

検索から流入があってもURLが変更されていると「ページを表示できません」といった画面が出てしまいます。

URLが変わっても表示されるように、変更前のURLから変更後のURLに自動的に移動するリダイレクト設定を行いましょう。

WordPressは構造が変わらないパーマリンクの変更(投稿名→別の投稿名など)であれば自動的にリダイレクトがされますが、構造が変わってしまうと自動的にリダイレクトがされなくなってしまいます。

例えば日付が入ったパーマリンクから投稿名に変更した場合はリダイレクト設定を行う必要があります。

プラグインを使ってリダイレクト設定をする

WordPressのリダイレクト設定はプラグインを使って簡単に行うことができます。

まずプラグインの新規追加から、「Redirection」を検索します。


「今すぐインストール」を押下し、さらに「有効化」します。

左サイドバーのツール→「Redirection」に進むとRedirectionの初期設定画面になります。

初期設定画面では、「セットアップを開始」を押下し、下記チェック項目2つにチェックを入れて「セットアップを続行」を押下しましょう。

以降は特に変更せず、初期設定を完了させます。

後は転送ルール設定(最初に開くと表示されている画面)で、転送元のURL(変更する前のURL)とターゲットURL(変更後のURL)を入力して、転送ルールを追加するだけでリダイレクト設定が可能です。

設定が完了したら、正しくリダイレクトされるかどうか、実際に変更前のURLを入力して確認してみましょう。

リダイレクト設定はパーマリンクの変更だけでなく、ドメインを移行してURLが変わった場合や、記事を1つにまとめて飛ばしたい場合にも必要な作業なので、その場合にも「Redirection」は活用できます。

WordPressのリダイレクトについては以下の記事でくわしく解説しています。

初めてでもできる!WordPressのリダイレクト設定手順をすべて解説

  • WordPressの使い方/カスタム

SEOに影響する可能性があるため注意しよう

パーマリンクの設定(URLの変更)がSEOに影響するかどうかは明確にはわかりません。

しっかりとリダイレクト設定をしておけば、ほとんど悪影響はないと考えられています。

しかしリダイレクトをおこなわず、ページが表示されない状態が長く続くとSEOに悪影響が出てくるでしょう。

WordPressのパーマリンクとは?まとめ

ここまでWordPressのパーマリンク設定と、途中変更する場合の注意点について解説してきました。

パーマリンクはSEOに大きな影響はないと考えられていますが、Googleのガイドラインにパーマリンクの記載があること、そしてユーザー目線で考えれば、なるべくシンプルでわかりやすいものにした方がよいと考えられます。

ただし後からパーマリンクを変更する場合は、デメリットがたくさんあるため慎重に判断しましょう。

パーマリンクの設定はWordPress開設時にやっておくか、やむを得ず後から変更する場合はしっかりと301リダイレクトを行ってください。