【WordPressの料金】サイト開設や制作にかかる費用や料金相場を解説

世界中でもっとも利用されているCMSであるWordPress(ワードプレス)。

ブログやホームページをWordPressで制作しようか考えている人の中には「どれくらいの費用がかかるのか?」と不安な方も多いはず。

WordPressの費用や料金相場について正しく理解しておかないと損をしてしまうことも。

そこで本記事ではWordPressの料金について徹底的に解説します。

WordPressを始めることを検討している方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

【WordPressの始め方】初心者でも最短10分でできる!簡単で失敗しない開設方法

  • WordPressの始め方
  • ※本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合がございます。また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。

目次

監修者
サンツォ

ブログ歴9年、マーケティング歴19年の副業ブロガー。ブログやアフィリエイト、WordPressのノウハウを教えるブログ『マクサン』の運営者。ブログ収入の累計は億を超え、月100万円以上の収益を継続的に稼ぎ続ける。現在はブログのオンラインサロン『マクサン』の共同オーナーを務め、延べ800以上のブログ相談や初心者へのコンサルティングをおこなっている。そのほか10万人以上のフォロワーを抱える『ベランダ飯』など、複数のブログやSNSの運営に携わる。

そもそもWordPressとは

WordPressでどのようにWebサイトが作られ、何に費用がかかるのかを知るためにも、この章ではWordPressについて簡単におさらいしておきましょう。

WordPressは、世界トップのシェア率を誇るCMS(コンテンツ マネジメント システム)です。

本来Webサイトを作るためには、ある程度の専門知識が必要となります。

しかしWordPressであれば、誰でも簡単に短期間かつ低コストで、ブログやホームページなどのWebサイトを作成・管理できるのです。

WordPressは基本無料で利用できるほか、情報量の多さや拡張性の高さなどのメリットがあります。

WordPressの制作方法によって料金は大きく異なる

WordPressでWebサイトを作るには以下の2つの方法があります。

  • 自力でWordPressサイトを作る
  • 外注でWordPressサイトを作る

それぞれの制作方法によって料金が大きく違ってくるので、それぞれにどのような違いがあるのかを理解しておきましょう。

自力でWordPressサイトを作る場合

自力でWordPressサイトを作る場合、時間や手間がかかるものの、制作費を安く抑えることができます。

後ほどくわしい料金は解説しますが、最低限必要なのは下記の費用だけです。

  • レンタルサーバー
  • 独自ドメイン
  • WordPressテーマ

初心者が初めてWordPressを開設する場合であっても、近年ではインターネット上にくわしい手順がたくさん公開されているため、あまり苦労することはありません。

しかし、大幅にカスタマイズしたい場合は外注するか、自分で勉強して知識を身につけるしかありません。

外注でWordPressサイトを作る場合

外注の場合、自分で手を動かす必要がなくなる一方で、自力で作るよりもはるかに大きな費用がかかります

メリットとしては、Web制作を熟知した専門家に依頼することもできるので、自力では難しいデザインや機能を実現できます。

外注を選ぶべきかどうかは、かけられる時間や予算などから総合的に判断することをおすすめします。

また外部に依頼する場合は、正しい見積もりを出すためにも制作する内容を明確に決めておき、料金相場を事前に把握しておきましょう。

自力でWordPressサイトを作る場合の料金

ここからは、実際にWordPressにかかる費用について解説します。

WordPressサイトを自力で作る場合にかかる料金には以下のようなものがあります。

  • レンタルサーバーの料金(必須)
  • 独自ドメインの料金(必須)
  • SSLの料金(任意、無料SSLでも可)
  • テーマの料金(任意)
  • プラグインの料金(任意)

それぞれの料金についてくわしく見ていきましょう。

レンタルサーバーの料金(必須)

WordPressサイトの運営には、必ずサーバーが必要となります。

サーバーを簡単に説明すると、「他の人がWebページを見られるように、記事(テキストや画像など)を入れておく保管庫」のようなもの。

レンタルサーバーとは、文字どおりサーバーを借りることができるサービスです。

レンタルサーバーを提供しているサービスは複数あります。

サーバー会社やプランによって料金が変わりますが、年間5,000円~2万円くらいが相場です。

例えばConoHa WINGの場合、WINGパックで12カ月契約をすると下記の料金体系になっています。

プラン ベーシック スタンダード プレミアム
月額 1,089円 2,360円 4,719円
SSD 300GB 400GB 500GB
転送量目安 無制限 無制限 無制限
ドメイン 無制限 無制限 無制限
データベース 無制限 無制限 無制限
初期費用 無料 無料 無料
  • ※上記は通常料金です。実際にはキャンペーンの適用でさらに安くなることが多いです。

また、レンタルサーバー会社では初期費用がかかることが多いですが、ConoHa WINGは初期費用が無料です。

さらに、表示速度やデータ容量などの性能面でも国内トップクラスのスペックを誇っています。

独自ドメインの料金(必須)

次に必要となるのは独自ドメインです。

ドメインとはWebサイトがどこに存在するのかを判断するための情報、簡単にいうとインターネット上の「住所」のこと。

独自ドメインとは、自分が独自で名前を決めたドメインのことです。

ConoHa WINGの独自ドメイン

当サイトでは赤枠の「https://conoha.jp/」が独自ドメインにあたります。

独自ドメインを取得する場合、下記のようなドメイン登録サービスをとおして契約するのが一般的です。

料金は、取得するドメイン名やドメイン登録サービスのキャンペーンなどにより異なりますが、年間数百円~1,000円くらいが相場です。

また、レンタルサーバーを契約する際に独自ドメインを無料でもらえることもあります。

例えばConoHa WINGでは、WINGパックを契約すると、独自ドメインの契約料・更新料が永久無料になります。

SSLの料金(無料SSLでも可)

またWordPressのSSL化にも料金がかかる場合があります。

ConoHa WINGのSSL

SSLとは、データの通信を暗号化する仕組みのことで、個人情報(メールアドレス・クレジットカードなど)の情報を第三者から守る役割があります。

ConoHa WINGの鍵マーク

そのサイトがSSL化されているかどうかは、URLがhttps://~となっているか、もしくはURLに鍵マークがついているかで判別できます。

SSLには無料SSLと有料SSLが存在しますが、データ通信を暗号化する点ではどちらも同じなので、個人メディアであれば、無料SSLでも構わないでしょう。

無料と有料の違いとしては、運営元の実在に関する証明があるか否かです。

企業が運営するサイトやネットショップなど、信頼性を特に重視する場合は有料SSLにすることをおすすめします。

テーマの料金(任意)

有料のWordPressテーマを利用する場合も、料金がかかります。

テーマとはWordPressのデザインテンプレートのことで、簡単にレイアウトやスタイルの設定・変更が可能です。

世界中の開発者から数多くのテーマが公開されており、有料・無料あわせて数百種類以上のテーマが存在します。

料金も高いものから安いものまでさまざまですが、有料テーマでは1~2万円くらいが相場です。

また、無料のテーマでも有料に劣らないようなサイトを作ることは可能ですので、予算に応じて検討してください。

プラグインの料金(任意)

WordPressにさまざまな機能を追加するプラグイン。

ほとんどのプラグインは無料で利用することができますが、なかには有料のものも存在します。

料金はプラグインによってさまざまです。買い切りのものもあれば、月額課金制のものもあります。

外注でWordPressサイトを作る場合の料金

ここからは、外注でWordPressサイトを作る場合の料金について解説します。

外注には大きく分けて以下の2つパターンがあります。

  • 専門のWeb制作会社に依頼する場合
  • フリーランスなど個人の制作者に依頼する場合

専門のWeb制作会社に依頼する場合

まずは、専門のWeb制作会社などに制作を依頼する場合です。

料金は制作会社や依頼内容によって異なりますが、一般的に30~100万円くらいが相場となります。

制作会社に依頼する場合は、テーマを一から作成したりサーバーを構築するなどさまざまなニーズに対応できるだけに、料金もピンキリと言えます。

制作会社には専門知識をもったエンジニアも多く、これまでの実績やノウハウがあるため、幅広い要望に応えられることがメリットです。

一方で、デザイナー・プログラマー・営業・ディレクターなど複数の担当がプロジェクトに加わるため、

一人ですべてを担当する個人に依頼する場合よりも、料金が高くなる傾向にあります。

制作会社に依頼する方法

Web制作会社に依頼する方法としては、以下の2つの方法があります。

  • Web制作会社に直接連絡する
  • マッチングサイトを使う

直接連絡する場合は、ネットなどで検索して問い合わせをおこなうことになります。

自分が納得いくまで探すことができるのがメリットですが、手間も時間もかかります。

一方マッチングサイトでは、依頼内容を公開しておけば対応可能な制作会社から応募があるため、その中から選んで決めることができます。

マッチングサイトには、例えば「アイミツ」などのサービスがあります。

選択肢は限られますが、複数の制作会社を手軽に比較できるのがメリットです。

制作会社の選ぶ際のポイント

制作会社に依頼する場合は、下記のような判断基準を持っておくとよいでしょう。

  • その制作会社の強みは何か
  • 連絡やサポートのレスポンスはどうか
  • 制作費用の内訳は明朗か

WordPressによるサイト制作は、どの会社も作業内容に大きな違いはないはずです。

なのでその制作会社の強みや得意としている領域が何なのかを、必ずチェックしておきましょう。

同じ事業領域での制作実績の有無や、サポート体制や連絡のレスポンスの速さ、納品スピードなども判断のポイントとなります。

フリーランスなど個人の制作者に依頼する場合

フリーランスのWebデザイナーなどに制作を依頼することもできます。

個人に依頼する場合は、良くも悪くもその人が持っているスキルに依存するので、仕上がりに関しても個人差が出ます。

Web制作会社ほどのクオリティは期待できませんが、料金は安い場合が多いです。

何を依頼するかによりますが、WordPressサイトの立ち上げだけであれば5万円からが相場です。

ページ制作やデザインのカスタムなどを含む場合は30万円ほどが相場となります。

個人の制作者に依頼する方法

フリーランスなど個人の制作者へ依頼するには、下記のような方法があります。

  • クラウドソーシング
  • マッチングサイト
  • スキルシェアサービス

クラウドソーシングマッチングサイトでは、制作ページ数や予算(報酬)などの依頼内容をあらかじめ提示し、応募があった中から選択する流れになります。

スキルシェアサービスは、受注者側が何をできるかを公開しているため、候補の中から発注先を選ぶことが可能です。

個人の制作者を選ぶ際のポイント

フリーランスなどの個人の制作者に依頼する場合は、その人のスキルによって個人差が大きく、また人数も多いので候補の選出が大変です。

そこで、下記のような判断基準で選ぶことをおすすめします。

  • 今までの制作実績
  • レスポンスの速さ・丁寧さ
  • 提案があるか(自主的・協力的か)

制作実績を事前に確認できれば、求めているクオリティとの乖離を防ぐことができますよね。

納期が遅れたり、サポートもなく音信不通になるリスクもあるので、メッセージ上のやり取りがスムーズで丁寧かどうかも重要な判断基準になります。

また相手側から「こうしたほうがいい」などの自主的な提案がある場合は、実績や経験のある方の可能性が高いため、安心材料になりますね。

WordPressの制作にかかる費用 まとめ

本記事ではWordPressの料金について解説しました。

WordPressでサイトを作るには、下記の2つの方法があります。

  • 自力でWordPressサイトを作る
  • 外注でWordPressサイトを作ってもらう

自力でWordPressサイトを作る場合は、下記のように必要最低限の料金しかかかりません。

  • レンタルサーバーの料金(必須)
  • 独自ドメインの料金(必須)
  • SSLの料金(無料SSLでも可)
  • テーマの料金(任意)
  • プラグインの料金(任意)

最近はレンタルサーバー費用もそれほど高くなく、ドメインも無料でプレゼントされることも多いため、年間5,000円~1万円ほどでWordPressを運営することができます。

有料テーマを購入するのであれば、初年度のみ+1万円~2万円ほどの料金となります。

一方で、外注でWordPressサイトの制作を依頼する場合は、以下の2つの選択肢があります。

  • 制作会社に外注
  • フリーランスなど個人の制作者に外注

依頼内容にもよりますが、おおよそ下記が料金相場となります。

  • 制作会社:30~100万円
  • 個人の制作者:5~30万円

かけられる予算やリソース、目的にあわせて検討するようにしましょう。

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